萬平のもとに若者集まる / まんぷく 第34話

2018年11月8日(木)第6週「お塩を作るんですか!?」

あらすじ

塩の大量生産をするために必要な人員を集めて来て欲しい。萬平から人集めを頼まれた神部は、14人もの若者を連れて帰って来ました。鈴は、働き手が多すぎることに異を唱えるものの、萬平の説得によって渋々皆を受け入れることにしました。

戦争で家族を失った若者ばかり14人。今の萬平には多すぎる人数でしたが、困難を覚悟の上で、萬平は、神部が大阪から連れ帰ってきた14人すべてを社員として受け入れ、彼らと塩の大量生産を目指すことになりました。

一方、14人もの若者の面倒を見ることになった福子と鈴は、多忙を極める日々がはじまりました。三度の食事と風呂、寝床、洗濯。忙しさに目のまわるような思いをしながらも、14人の若者たちを率いる萬平の生き生きとした姿を見て、福子は心からの満足感を感じます。

その翌日。14人も集まった若者たちを食べさせてゆくために、福子は再びハナの夫を訪問し、追加の借金をするために頭を下げました。一方、萬平と神部、そして14人の若者たちによる塩の量産がはじまるのでした。

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予習レビュー

製塩事業を本格的にはじめるため、製塩の量産を支えるための人員確保を、萬平さんは神部くんに委託。

なんと神部くんは、14人もの若者を連れて帰ってきました。

その14人は、戦争で身寄りをなくした若者ばかり。母親を空襲でなくし天涯孤独となった神部くんと同じ境遇の者ばかりです。

戦後の混乱期。満足に職業もないだろうその当時。ワラをもすがる思いで、その若者たちは神部くんについて来たのでしょう。

そして、神部くんも、もしかすると14人はいくらなんでも多すぎるとはわかっていても、連れて帰られずにはいられなかったのかもしれません。

神部くん、優しい男です。

しかし、この14人の存在が重く肩にのしかかってくるのは他でもない萬平さんです。そして、萬平さんも、14人の若者たちを受け入れる覚悟をかためました。

まだ塩が売れているわけではない。会社にお金が入る見通しが立たない段階から14人もの若者を引き受けることは、並大抵の覚悟ではできないことだと思います。

萬平さんの男前に心が震えます。

そして、そんな萬平さんを喜んで支える福ちゃんの心意気が涙腺を微妙に攻撃してきます。いよいよ内助の功の物語が本格的にはじまりました。

感想

今回はコメントをたくさんいただいたため、その返信でブログに当てた時間のほぼすべてを使い切ってしまいました。

コメントへの返信 by 朝蔵

仮に同じ行為を前作のヒロイン(鈴愛ちゃん)がやったならば非難囂々(ひるたまさん)
たしかに、鈴愛ちゃんが同じことをしたら大変なことになっていかもしれません。福ちゃんだから許される・・・鋭い指摘です。

また、相手が鈴さんなので、まあいいかとも思います(笑)

鉄板を利用する塩作りをいま実際にやっている製塩会社はありますか?(えびすこさん)
製塩業会の知見はまったくないので、こればかりはわかりません。

『まれ』で紹介された伝統的な製塩技法は、今もなお伝わっているというのは、何かの記事で読んだ覚えがあります。

鈴さんがだんだん普通の常識人に見えてきました(笑)(うみがめさん)
鈴さんを常識人として見る視点は僕にはありませんでした。とっても新鮮です。

発明家と画家。常識人の理解を超えた仕事観を持った人たちに、いつの間にか馴染んでしまっていました。

インスタントラーメン開発の頃にも鈴さんが存命(どんギツネ。さん)
とても興味深い情報をありがとうございます。

猪突猛進型の萬平さんと、その萬平さんを全面的に受け入れる天然の福ちゃん。これからもしばらくは、この二人に適度なブレーキがかかるんですね。

忠彦さんのモデルとなる人は 日本画家の有元一雄さん(Amoさん)
情報提供ありがとうございます。

画風が変わることでブレイクすることを期待していたのですが、史実に忠実に物語が再現された場合、それはなさそうですね。

資金繰りの苦労を描写したのは『朝が来た』以来(うこちえすさん)
おっしゃる通りですね。

前作『半分、青い。』でも、律くんの退職金の蓄えが枯渇する危機こそありましたが、完全に枯渇して借金するところまでは行きませんでしたからね。

最愛のご主人に対しても、全く同じように、来る日も来る日も苦言を吐き続けてきた(もんばびさん)
鈴さんと亡きご主人の会話。きっと面白かったでしょうね。夫婦漫才に限りなく近かったかもしれません。

スピンオフで二人の過去を描いて欲しいです。

とことん萬平さんを支えるとのフラグ(さぁ~さん)
お久しぶりです!

萬平さんのすべてを信じるという福ちゃんの決意、本当に凛々しいですね。見ていて惚れ惚れします。

以前から伝えられたこの物語、今新鮮な気持ちで毎回楽しみにしています(神戸市 和子さん)
地元で実際に、あたかも伝説のように語り継がれていたんですね。

「塩屋はいや!」「土下座はいや!」いろいろ言っている鈴さんですが(ひるたまさん)
言葉を聞いている限り、目の前の現実を決して受け入れているようには見えないけれど、行動が別のことを物語っていますね。

口先だけでちっとも動かない。そんなタイプと真逆ですね、鈴さん。

今作の方が吉本新喜劇を彷彿とさせるような演出(ひるたまさん)
たしかに、本作は笑いのツボがいつもしっかりと抑えられていますね。

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コメント

  1. あんど より:

    熱々の鉄板に海水を流すということなら、塩づくりは夏場にしかできませんよね。寒いと冷え冷えの鉄板ですから。
    いま5月ですからこれから夏ですが、その後の冬場はどうするのでしょうか? 百福氏のとおり忠実に、船を買って漁業をするのでしょうか?

  2. Amo より:

    三方よし という有名な言葉があり 近江商人が昔から大事にしてきた経営理念ですが
    売り手良し 買い手良し 世間良し で三方
    世間良しの意味は 人の為になるような商いをし社会に貢献すること 全く萬平さんの信念と同じですね
    だから その曇りのない信念に気付いた時 人々は萬平さんを後押しするんですね

    鈴母さんの観点は世間一般の人の凡その声と見ています
    使用人を沢山置いて あれやこれや の テンヤワンヤ状態ですが 本当に大変なのは これからです
    これもよく聞きますが 人を使うは苦を使う
    工場の切り盛り 使用人との擦り合わせ 等 福子さんの経営マネージメントの腕の見せ所に ⁉︎

  3. ひるたま より:

    訂正です。
    ‘岩さん’=岡大介さんが塩田の案内人役で出演されたのは月曜日ではなく火曜日(第32話)でした。(大変失礼致しました)

  4. ひるたま より:

    今日(正確には昨日の最後?)から泉大津の立花家には一気に人数が増えました。どう見ても全員がひと癖も二癖もありそうな男達…ひょっとしたらこれまた朝蔵さんの‘大好物’ではありませんか??(^^)
    これから何かが勃発しそうな空気感が漂い、個人的にはワクワクしています。(実際に自分の周囲で悶着があったら面倒&嫌ですが…ドラマですので^^;)
    自己紹介場面(最初の岡くんは結構喋っていましたが、「長い!」のひと言で終いには苗字だけの紹介に^^;)は、俳優さんそれぞれがアドリブで演じていたのかな?と思いながら見ていました。

    「塩屋はいや!」「土下座はいや!」いろいろ言っている鈴さんですが…何だかんだ言っても、貯め込んでいたヘソクリを提供したり(前々作の『わろてんか』でも主人公が数年間着物を新調せずにコツコツ貯金していましたね)、従業員達にラーメンを食べさせるきっかけを作りだしたりetc.…実はかなり‘良い仕事’しているのでは?
    「何とかします」現時点では行き当たりばったり感が強い娘に対して諸々の事を仕込まなければ!と、母親としても腹を括ったのかな?と私は思いながら見ています。姑⇒嫁のルートで‘仕込む’のはドラマではよくあるパターンですが、実母⇒娘というルートは…どうなのでしょうね。(私の勉強不足だけなのかもしれませんが)

    ところで他の方もコメントで触れられているのですが、月曜日の放送分で塩田の場面を見ながら「あ!?(怪力の)岩さんだ!」私も思わずTVの前で叫んじゃいました。(^^;)