事業の将来を考える萬平 / まんぷく 第43話

2018年11月19日(月)第8週「新しい冒険!?」

あらすじ

昭和22年(1947年)春。福子は臨月を迎え、鈴は孫の誕生を心待ちにするその一方で、鈴の家事の負担は増え続けていました。その上、鈴の家事の手伝いをしていた赤津が骨折。鈴の不満は募るばかりです。

その一方で、萬平は迷い続けていました。大阪商工会の会長・三田村からの出資金3万円を、立花塩業のさらなる拡大に使うべきか、それとも、新しい事業に乗り出すことに使うべきなのか、決めかねていたのです。

思い悩む萬平に対して、福子は言いました。世の中の役に立つこと、萬平が心からやりたいと願う事業に使うべきだ。塩づくりは、たまたま鉄板があったら始めただけで、萬平が本当にやりたい仕事ではないのではないかと。

そんなある日の夕方、騒動が起こりました。鈴が突然、福子と萬平の前から姿を消してしまったのです。立花塩業の社員たちが騒然とする中、福子は、鈴が残した書き置きを見つけました。その書き置きには、家出をすると記されているのでした。

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予習レビュー

今週のサブタイトルは、当初「尋ね人 母」でした。鈴さんが家出をし、福ちゃんと萬平さんが姿を消した鈴さんを探しまわるエピソードをあらわすサブタイトルでした。

しかし、そのサブタイトルは「新しい冒険!?」に変更。

サブタイトルの「新しい冒険」とは、萬平さんが思い悩んでいる新しい事業。

サブタイトルの末尾に「?」がついているのは、その新しい事業に踏み出すべきか。それとも成長を続ける塩業を拡大すべきか。

二者択一の萬平さんの迷いをあらわしているのでしょう。

そんな迷いの中にいる萬平さんに対して、福ちゃんが歩むべき道を示すというのが、今週のお題のようです。

これまでも、先の見通しが立たない萬平さんに対して、進む方向のヒントを示してきた福ちゃんのことです。

今週、福ちゃんは萬平さんに対して、どのような気づきを与えるのでしょうか。

感想

鈴さんの悲劇

鈴さんがただただ気の毒な回でした。気の毒だけれど、でも笑ってしまいましたが・・・

福ちゃんの妊娠で、念願の孫の誕生!でも、鈴さんの喜びはまたたく間に、悲嘆に変わってしまいました。

福ちゃんが働けなくなった分、鈴さんの負担が増えるわけですから。

しかも、よりによって、そんなタイミングで、鈴さんの「忠実」な部下・赤津くんが、まさかの骨折。

立ったままの姿勢なら問題ないものの、動き回る仕事ができない。

赤津くん本人以上に、痛い思いをしているのではないでしょうか。鈴さんは。

すでに十分すぎるほど追い詰められている鈴さんが、イライラを募らせれば募らせるほど、鈴さんの言葉は萬平さんの耳には入らなくなる。

でも、萬平さんは、鈴さん以外の社員の言葉なら耳に入ってくるらしい。

鈴さん、本当にお気の毒。

鈴さんの悲劇はこれでは終わりませんでした。私は武士の娘がエスカレートして、先祖は源義経という、初登場の発言。

この言葉を萬平さんが笑ってしまったのはマズかった。傷口に塩を塗り込むようなものです。

文句を言いながらも、いつもさりげなくいい仕事をしていた鈴さん。ついに切れてしまいました。

最近、鈴さんが好きで好きでたまらなくなっていたので、そのタイミングでの鈴さんの悲劇。気の毒でなりませんでした。

気の毒ですが、でも笑える。鈴さん、本当にいいキャラしてます。

コメントへの返信 by 朝蔵

闇市の不正な色に染まらない純粋無垢な萬平さんの心の在り方を信じて支援する姿なのでしょう(Amoさん)
目先のお金よりも、萬平さんの大切にしている価値観を守り通す。でも、しっかりと取り返すものは取り返す。

そして、しっかりと取り返すものを取り返しながらも、決して世良さんを傷つけることはない。福ちゃん、さすがだなと思いました。

1回流すのに1分程度からになりますので、厳しいことに違いはありませんが、体力続けばなんとか回せるかもという計算。(ぱぽりんさん)
詳しい計算をありがとうございます。資金ショートぎりぎりの自転車操業。福ちゃんが金策に必死になる理由がよくわかりました。

そして、こんな際どい経営を支えてくれる福ちゃんというよきパートナーに恵まれた萬平さんは、本当に幸せ者ですね。

世良さんが一人で舐めてるの?(marmiteさん)
いつも文句を言いながらも娘夫婦の仕事を手伝い、肝心なところにしっかりと目が届いている鈴さん。

しかも、しっかりと笑わせてくれる。鈴さん、本当に最強です。

渋々だった鈴さんの国定忠治が一番ノリが良く大ウケだったのが最高でした(tonkoさん)
鈴さんは、いつも文句を言いながらも、実はさりげなく一番いい仕事をしているところがさすがです。さすがは武士の娘です(笑)。

事業家でありながら発明家の側面を持つ安藤百福氏を、立花満平と世良に二分した(ぱぽりんさん)
するどい洞察ですね!

安藤百福氏の生涯については、僕も昔、日本経済新聞の連載「私の履歴書」で読み、自分の中では実業家としてのイメージが強いです。

だから、商売音痴の萬平さんには、ギャップを感じていましたので、実業家の顔を世良さんに反映させたという洞察には、思わずひざを打ちました。

出産祝いに姉夫婦と共に訪ねて来て『あ!あの時の!』となるとか。(塩ラーメン派さん)
真一さんは、萬平さんの新事業を手伝うために、萬平さんの会社に入社することになるらしいので、その時にはすべてがはっきりするのかもしれませんね。

9x9枚分が丁度倉庫にあったという偶然?(marmiteさん)
僕もそこが気になっています。ドラマの都合に合わせた81枚なのか。それとも、実際に81枚という幸運に恵まれたのか。

本屋に行って調べたいところですが、そんな環境にいないのが残念です。

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コメント

  1. marmite より:

    度々こんにちは、いつも楽しくイギリスから拝見しています。

    今更ですが、たまたま鉄板が81枚だったのって、3x3の9枚一組、それが3x3で9組の鉄板、9x9枚分が丁度倉庫にあったという偶然?を、聞く度に思ってます。
    まあドラマですからね。でも1枚も無駄にせずにぴったりという処がなんとも。

    余談でした。