2021年7月14日(水)第9週「雨のち旅立ち」
あらすじ
樹齢300年のヒバの木を伐採する作業が終わりました。サヤカをはじめ森林組合の面々は、これまで大切にしてきたヒバの木が倒れた姿を万感の思いを込めて見守りました。ほどなくして百音は、長い歴史の中で水害に遭っていない場所を見つけました。
百音が見つけた水害に遭っていない場所、それは神社です。百音はその神社でヒバの木を保管することを思いつき、森林組合の面々は神社の宮司に伐採したヒバの木の保管を懇願。宮司は面々の頼みを受け入れました。
保管場所を見つけた百音にサヤカは礼を述べました。続けてサヤカは言いました。遠慮せずに本当のことを言ってほしい。東京の気象予報会社で働きたいのなら、自分のことは気にせず自分の進みたい道を進んでほしいと。
サヤカに嘘を見抜かれ落ち込む百音に菅波は言いました。サヤカだったら、百音を喜んで東京に送り出してくれるに違いないと。菅波の言葉を受けて百音は言いました。自分が夢を追っている間に故郷で大切な人を失うことが怖いのだと。
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予習レビュー
モネちゃんのついたウソがサヤカさんにバレてしまいます。
ウソがバレるきっかけの詳細は今のところ不明ですが、ウソをつくことが決して得意には見えないモネちゃんです。
うっかり口を滑らすなどするのでしょう。
さて、ウソをつかれたサヤカさんは気を悪くします。
しかしその一方でサヤカさんは、モネちゃんがウソをついた理由をよ〜くわかっているかと思います。
サヤカさんを落胆させたくなかったのでしょう、モネちゃんは。
しかし菅波先生に説得されたモネちゃんはようやくサヤカさんと向き合うことに。
今回のうちにモネちゃんは本当のことを打ち明けることができるのでしょうか。
感想
モネちゃんがサヤカさんに対して本当のことを言い出せなかったのは、サヤカさんに対する遠慮とばかり思っていました。
モネちゃんが嘘を言った理由
いつだったかサヤカさんが骨折し、自由に身動きを取れなくなったサヤカさんを支えることをモネちゃんは気象予報士の試験勉強よりも優先することになりました。
そのことで、モネちゃんはサヤカさんと過ごす時間がそれまでよりもさらに増えました。
サヤカさんと公私にわたって一緒の時間を過ごすことになり、モネちゃんにとってサヤカはますます大切な存在に。
だから、サヤカさんを登米に残して一人で東京には行けない。
モネちゃんの嘘はそんな気持ちからによるものとばかり思い込んでいました。
サヤカさんも、そして菅波先生も同じような気持ちを抱いていたようです。
モネちゃんの心の闇
モネちゃんが嘘を言った理由の一部は、上に述べたところにありました。
しかし、モネちゃんの嘘が東日本大震災の際に故郷の島を離れていたことのトラウマにつながっていたとは意外でした。
モネちゃん、まだまだその時のことを引きずっていました。
しかし「故郷の島を離れていた」ことがトラウマになっているモネちゃんは、故郷から近いとは今も故郷の島を離れています。
そもそもモネちゃんは「故郷の島を離れたい」という気持ちから登米に来ました。
一見すると矛盾に満ちたモネちゃんの気持ち。
矛盾のその奥にもっと深い闇が潜んでいそうです。
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震災の時は、自分の為だけに島を離れ、自分の興味のためだけに変えるのが遅れた。
でも今は違う。人のために、今この地を離れなければならない。それはきっと、
この地に済む人々のためにはね返ってくる物なのだと。
で、菅波先生も東京に戻る決心をするのですかね。
今日は(今日も…ですが)菅波先生にやられました。
秘めた熱い思いが伝わりますね。
モネちゃんもサヤカさんもお互いを思いあって、家族のような関係になって、だからこそ巣立ちをしても大丈夫な基盤はあるんだから、明日はちゃんと向き合ってもらいたいな。
あれ、歌詞がもとに戻っている。ヒバの伐採を見るサヤカさんその目には涙が。ちゃんと木の保管場所をモネは探してたんだ。サヤカさん年の功。モネが思っている以上に彼女は遥かに聡明で、物の分かった女性です。思いっ切れないのはモネの方。他人の事まで全部しょい込めるはずもないのに。そのことに責任を感じている。だけどどこかで吹っ切らないと人生先に進まない。ささったとげを抜くのも自分自身。菅波先生またもナイスアシスト。
実際に、木を切り倒したのかなあ?
特撮かなあ?
すごい迫力でした。
姫も、課長も、でんでんさんも、モネも、
感極まってしました。
菅波先生にも立ち会って欲しかったですなあ。
モネ~
次の一歩に進めよ~
菅波先生もな~
そろそろ、次の一歩に進めよ~
色んな意味で。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
モネよ…。嘘をつくということはこういうことなんだぞ。
サヤカさんのこと思いやったつもりだったらそれは大間違いで傲慢な行為です。反省しましょう…。
モネの気持ちもよく分かります。
震災のトラウマはまだ完全に乗り越えていない様子。
しかし、震災の時との違いは既にモネは人を命を救う大事な資格を手にしているところです。
2週目に東京にいながらモネと圭輔くんを守った朝岡さんのように。
もうどこに行ったって大丈夫なんだよ!
そう伝えたいですね。
サヤカ「ありがとうございました・・・・・・・・・。」
ヒバの大木を切る場面のためにやはり大木を一本切っているのかなあ?
やっぱり、嘘は良くない。サヤカさんに対して全幅の信頼を置いているのなら、サヤカさんがどんな反応をしても受け止められるはずなのに、心のどこかに妙な配慮、逡巡、モネ自身の迷いが邪魔する。でもここはちゃんと本当の事
を言わなきゃいけない局面でした。まあ、人間生きているとこうゆう場面必ず、ぶつかるよね。