2021年7月15日(木)第9週「雨のち旅立ち」
あらすじ
百音はようやく気象予報士に合格したことをサヤカに告げることができました。そして百音はサヤカに謝罪しました。一方、百音の気持ちを理解していたサヤカは、百音が自分の思う道を進むよう百音の背中を押しました。
ほどなくして、百音は東京の気象予報会社で働くために退職することを森林組合の面々に告げました。突然のことに面々は深く落胆するものの、サヤカの言葉によって面々は百音の新しい旅立ちを応援すると決めました。
新しい旅立ちへの決意を固めた百音の姿を見た菅波もある決意を固め、先輩医師の中村のそのことを伝えました。菅波は、東京と登米の往復を続けつつ、登米での訪問診療に力を入れることにしたのです。
そんな中、サヤカは百音に告げました。気仙沼の実家に帰り、東京に行くことを家族に知らせよと。百音は実家に戻るものの、緊張のあまり本当のことを言い出せません。そして緊張を紛らそうとした百音は、家族を驚かす勢いで酒を飲み始めるのでした。
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予習レビュー
サヤカさんに本当のことを打ち明けることができたモネちゃんが、森林組合の退職を宣言します。
落胆する森林組合の面々に対して、モネちゃんの新たな旅立ちを応援するように言うのは他ならぬサヤカさん。
モネちゃんの旅立ちを一番寂しく思っているのはサヤカさんのはずです。
サヤカさんはモネちゃんと一緒に暮らし、そして後継者とまで考えていたからです。
そんなサヤカさんが率先してモネちゃんの旅立ちを応援。
サヤカさんの人物の大きさに泣かされる回になりそうです。
そしてモネちゃんは実家に戻り、家族にも自分の決意を打ち明けます。
亜哉子さんはモネちゃんの決意を素直に受け入れることが考えられますが、モネちゃんを溺愛する耕治さんは大変なことになるかもしれません。
県内での就職ですら耕治さんは難色を示したくらいですから。
感想
動き出したモネちゃん
モネちゃんがようやく未来に向かって動きはじめました。
しかも、そのモネちゃんが動き始めるように背中を押したのはサヤカさん。
モネちゃんが動き始めることに後ろめたさを感じていた原因となるその人でした。
さて、モネちゃんの突然の宣言に動揺を隠しきれない森林組合の面々に対して言ったサヤカさんの言葉が素敵です。
モネちゃんは山が嫌になったわけではない。
山のことを深く知ったから空のことを知りたくなったのだと。
海の近くで生まれ育ったモネちゃんが山で働き山のことを学ぶ中で、気持ちは空に向かいました。
これから空のことを深く知ることになるモネちゃんですが、空を知ったモネちゃんはその次にどこに向かうのか。
ドラマが一気に動きはじめた『おかえりモネ』第44回でした。
追伸:動き出したモネちゃんに高いハードルが
動き出したモネちゃんの高いハードルとは家族のことです。
しかし、この故郷を旅立つヒロインの前に立ちはだかる家族ハードルによって、ようやくいかにも朝ドラらしい安定の展開になってきました。
特に前作『おちょやん』の故郷の旅立ちはあまりにも希望がなさすぎたので、いつもの朝ドラが戻ってきたという感覚にワクワクします。
おかえりモネ|感想あらすじネタバレトップページ
モネが気象予報士試験に合格し上京して就職の道を歩むと決まりかけたときに、菅波先生の東京・登米往復生活継続は意外な返事でした。
でもよく考えたらタイトルが「おかえりモネ」ですから、モネはドラマの最後には東北に帰ってくるのでしょう。そのとき、大事な人がそこにいないとハッピーエンドになりませんもんね。
モネちゃんの飲みっぷりが「花子とアン」の花ちゃんに似てる!
モネちゃん、お酒は飲むものであってのまれるものじゃないからね(汗)
菅波先生が遺るのは意外な展開。いや、たまに会うから継続できるのかな。
家に帰ってもうじうじ。初めてお父さんとお酒を酌み交わすって、正月にも
帰ったのに。
森林組合を辞めることを
森林組合の皆様には宣言しちゃったけど、
ん?
次の就職先は決まってないよね?
大丈夫か?
ドラマの王道からして、
すんなり、西島さんの会社に採用されるのか?
あるいは、全く意外なことに、
西島さんのお眼鏡にかなわず、
東京で気象会社訪問をして、
連戦連敗、
なんてこともありうるのか?
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
サヤカさん、めっちゃカッコイイ(๑⃙⃘♥‿♥๑⃙⃘)
凛として、包容力があって、すごく素敵。
あんな歳の取り方したい!
菅波先生、モネちゃんが東京に行くなら絶対に東京勤務を希望すると思ってたのに、見事に裏切られました。
あ、もしかしたら、「おかえり、モネ」って迎えてあげるために?
そうならいいなぁ。
陰陽、舞、いきなり話が哲学的に。これ「草枕」だっけ違った?サヤカさん、年長者、.先達としての貫禄、モネの事などお見通し。登米の人達への感謝を忘れず。でもいつの日にかここに帰ってくるよね。菅波先生、中村先生の術中に見事にはまりましたね。今更だけど、このドラマはモネの成長の物語だと再確認しました。
菅波くん、まさかの東京登米往復生活継続!
てっきり東京に戻るのかと思ってましたが、そうではありませんでした。
モネが新しいことにチャレンジしていく姿勢に影響を受けていたんでしょうか。訪問診療にも打ち込んでいくようです。
恐らく今後は東京に旅立ったモネと東北を繋ぐ架け橋として機能していくかと。
そしてモネに対してはLIKEからLOVEへ感情が変わってきているようですね。
「たまにはなんも考えずに動いてみたら良いのに。」
この前のモネのセリフ、仕事だけでなくプライベートでも発揮してほしいものです(笑)
耕治「大丈夫か・・・・・・・?」
百音「大丈夫、大丈夫・・・・・・・。」
やっぱモネちゃんはウワバミ・・・・・・・・?
若者の決めたことは大人が気持ちよく受け入れる。
地元のドル箱として、アキとユイちゃんを縛りつけようとした「あまちゃん」とは対照的ですね。
嘘をつかれても、やんわり包み込んでくれるサヤカさんはやっぱり大きな人間です。
そして最後に家族に対して筋を通さないといけません。自分自身が島を離れたいと言ったんですから、島を離れて得たもの。そこからの新しい目標を伝えないとですね!
そうか、東京行きへは、もう一つ大きな難関があったんだ。耕治さん、子離れの覚悟する時ですよ。