おかえりモネ

百音とサヤカの別れの日 / おかえりモネ 第45回

2021年7月16日(金)第9週「雨のち旅立ち」

あらすじ

百音は自分の決意を家族に告げるために実家に帰省。しかし、自分の決意を言い出せない百音は緊張を紛らすために酒を飲み過ぎ酔いつぶれてしまいました。そして目を覚ました百音はようやく東京に行くことを打ち明けることができました。

続けて百音は、自分が島を離れたいと考えた理由を語りはじめました。東日本大震災の恐怖を故郷の人と共有していないことが後ろめたさになったこと。その苦しさから逃れたい一心で島を出たいと考えたのだと。

しかし東京に行こうと決意したのは逃れるためではない。自分にも出来ることが「気象」にあると気づいたからだ。そして、気象の仕事によって大切な人を守れるなら、その仕事に全力を注ぐ覚悟があることを。

家族の中に、百音の決意に対して異を唱える者はいませんでした。家族に東京に行くことを打ち明けた百音は、登米に戻りました。そして、登米の面々や医師の菅波に挨拶。森の中でサヤカと別れを告げるのでした。

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予習レビュー

今週のサブタイトル「雨のち旅立ち」にある「旅立ち」の日を迎えました。

東京で働くことを家族に打ち明けたモネちゃんは再び登米へ。

そして、サヤカさんと別れを告げます。

ところで本作のタイトルは『おかえりモネ』です。

「おかえり」という言葉の主語が誰なのかはわかりませんが、東京で働くことになったモネちゃんが再び宮城県に戻ってくる日を「おかえり」は暗示しているのでしょうか。

モネちゃんが「おかえり」という言葉で迎えられるとき。

モネちゃんは再び登米に戻って「おかえり」という言葉をかけられるのか。

それとも高校卒業時に「この島を離れたい」と言った故郷の島に戻って「おかえり」という言葉をかけられるのか。

どちらになるのか不明ですが、モネちゃんが「おかえり」と言われる日を迎えるまでのストーリーが始まりました。

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感想

主題歌とクレジットが最後に流れる、まるで最終回みたいな演出。

『おかえりモネ』の前半が終わりました。

モネちゃんが島を離れたいと考えた理由

東日本大震災のときに仙台にいたため、自分だけが恐怖を体験していない後ろめたさが島を離れたい理由だったとモネちゃんの口から始めて語られました。

これまで描かれたエピソードから、モネちゃんが島を離れたいと考えた理由は見えてはいました。

しかしモネちゃんの口から語られることで、やっとスッキリ。

そして、その時の後ろめたさは、すでにかなり癒されていることもモネちゃんの言葉を通してわかりました。

東京に行きたい動機は、後ろめたさから島を離れた時とは違うのだ。

そんな意味のことをモネちゃんは口にしてましたからね。

まだ完全には癒やされてはいないかもしれませんが、気象の仕事で誰かの役に立つ経験を積むことで、モネちゃんの心の傷が癒やされますように。

サヤカさんの未来

後継者候補のモネちゃんが旅立ってしまい、サヤカさんが気の毒でなりませんでした。

しかし、切り倒されたヒバの木の根本から新芽が。

サヤカさんの未来に希望があることが暗示されました。

本作のタイトル『おかえりモネ』の通り、モネちゃんが再び気仙沼または登米に戻り「おかえりモネ」と言われるころ。

ヒバの新芽が育っている姿。

そしてサヤカさんがより一層活躍する姿を見る日が訪れることを期待せずにはいられません。

2021年後期朝ドラ『カムカムエブリバディ』の新キャスト発表

『カムカムエブリバディ』の新キャストが発表されました。

この度発表された新キャストは二代目ヒロインの時代の大阪の人々。

大阪の舞台は『おちょやん』と同じ道頓堀です。

『カムカムエブリバディ』の新キャストはこちら>>/a>

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    まだ就職先決まってないとは言っても、朝岡さんとこへ行くのは決まってるし、
    朝岡さんが引っ張ったようなものだから、ほぼ確実に入れるはずですよね。
    そんなに無謀な上京じゃないし。

  2. 丹善人 より:

    オープニングなしでの第1部終了は、最近の定番ですね。
    思いをすべて家族に話して、すっきり。同じ場所にいたお父さんは一番気持ちが
    わかるけれど、お姉ちゃんの心に傷を付けてしまう結果になったみーちゃんは
    ちょっとやりきれない思いでしょう。

    10分後の未来がわかることに感激していたモネが10分後の未来を告げての
    旅立ち。

  3. オペラ座の怪人 より:

    8:15AⅯからのあさイチでも言っていたけど、
    モネ、まだ、就職、決まってないよね。大丈夫か?

    と言いつつ、来週からは東京編なんでせうなあ。
    まさか、菅波先生とは、東京では、再会しない、
    なんてこと、ないんでせうなあ。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  4. 秋桜おばさん より:

    いやぁ、ホントに最終回のような感動たっぷり回でした。
    (お酒の力を借りたとは言え)モネちゃんが心の内をさらけ出す所。
    家族が誰一人口を挟まず、最後の最後にお母さんの「わかりました」のひと言。心に刺さりました。

    サヤカさんとのお別れの場面は泣けました。
    未来に向かって良くも悪くも刺激的な日々が待っている若者と、2人で賑やかに過ごしていた家に一人ぼっちになる高齢者、別れることで訪れる毎日の違いは大きいですね。
    子どもたちが巣立った時の自分と重ねて、サヤカさんにめっちゃ感情移入してしまいました。

  5. 還暦のたつお より:

     モネの独白、モネの本音.長い間心に突き刺さっていたものを吐き出せた。モネ、誠実過ぎる。優し過ぎる。耕治さんわかっているつもりでもちょっとカッコつけ過ぎ。でもモネいつか登米と気仙沼には帰って来そうな気がします。

  6. 魁光3号 より:

    菅波くんよ…。この世の中にはLINEというとても便利なものがあってだな…。連絡先交換すれば人口1,300万人の人をかきわけることなく会うことが出来る優れものだぞ。

    えっ…連絡先交換しなかったの?あれれと思いました(笑)

    既に東京編でもモネ&菅波の関係が発展していくことがアナウンスされています。

    さてどうなることやら(笑)

  7. 魁光3号 より:

    「おかえりモネ」第一部終了!
    彩雲に始まり、彩雲に終わりましたね。

    自分の闇を腹を割って家族と話して過去の自分との訣別を済ませたモネ。
    空が晴れ渡り、彩雲が顔を見せた晴れやかな様子は自分自身の心の中を表現したかのようです。

    朝ドラでの清原さんはどちらかというと薄幸キャラがメインだっただけにみんなからここまで愛されて、送り出される展開にとても胸が熱いですね。

    いよいよ来週から東京ですか…。
    どうかこれからもモネたちに幸あらんことを!

  8. よるは去った より:

    サヤカ「どうかあの娘に未来を・・・・・・・・。」

    そして、物語は宮城から東京に移るわけですね。

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