上京した百音の東京初日 / おかえりモネ 第46回

2021年7月19日（月）第10週「気象予報は誰のため？」

あらすじ

2016年4月。上京した百音は下宿先のシェアハウスに到着。龍己の知り合いから紹介された東京での下宿先は、銭湯をリノベーションしたシェアハウスでした。大家の菜津は、百音を心から歓迎します。

菜津に挨拶を済ませた百音は、アルバイトの面接を受けることになっている、朝岡がつとめる気象予報会社「ウェザーエキスパーツ」の下見をしに行きました。会社に到着早々、百音はテレビ局に連れて行かれました。

百音が気象予報会社に足を運んだその時、会社ではある問題が勃発していました。テレビのニュース番組の気象班のスタッフたち全員がインフルエンザで病欠。百音は４名必要な気象予報士の不足を補うために連れて来られたのです。

テレビ局で百音は朝岡と再会。朝岡は四人の気象予報士、野坂碧、内田衛、神野マリアンヌ莉子、そして百音にその日のテレビ局での仕事を託すと、予定されている講演会の会場に向けて出発。百音は採用が決まらないうちから現場に駆り出されるのでした。

予習レビュー

今週から東京編がスタートです。

モネちゃんが東京にやってきました。

東京に到着したモネちゃんが早速足を運んだのは、下宿先。

築地に古くからあった銭湯をリノベーションしたシェアハウスの二階の和室が、モネちゃんの下宿先です。

一方、モネちゃんは東京での仕事はまだ決まっていません。

朝岡さんが働いている気象予報会社で、これからアルバイトの採用面接を受けることになっています。

そんなアルバイト採用前のモネちゃんが、思いがけず気象予報会社の仕事を手伝うことになります。

実務経験ゼロのモネちゃんを仕事に引っ張り込むまさかの決断を下すのは同社の社長さん。

社長さんを演じるのは『エール』でチビプリンスの親戚のおじさんを演じた井上順さんです。

感想

東京編

東京編初日。

東京に到着＞下宿先のシェアハウスで大家と挨拶＞気象予報会社を訪問＞同社の社長が早くも登場＞テレビ局に連れて行かれる。

これまでにないスピーディーな展開の中で、東京編での主要キャストのほぼすべてが一気に紹介されました。

今週のモネちゃん、過去を振り返っているヒマもなさそうです。

そして、この忙しさがモネちゃんの心を癒してくれるのかもしれません。

二つの謎

ブログ主がずっと気になっていた２つの謎が判明。

１、モネちゃんが東京で暮らす街が築地である理由
２、モネちゃんをテレビ局に連れて行かざるを得ない事情

その１

言われてみれば築地という地名は（当時までの）永浦家ではよく耳にしたはずです。

そして、そこに龍己さんの知り合いがいたとしても決しておかしくはない。

銀座の中でも、最も築地よりのエリアには地方のテレビ局の東京支局が集まっています。

それが「モネちゃんが東京で暮らす街が築地である理由」と思い込んでいましたが、龍己さんつながりという裏の事情に納得です。

その２

いくらスタッフが相次いで病欠と言っても、未採用のモネちゃんをテレビ局に強引に連れてゆくほどの事情はなに？

欠員スタッフの一人や二人、補充するのは簡単だろう。

そんな謎も解明。

スタッフの欠員ではなく気象予報士の欠員。

そして、このエピソードを通じて気象予報士の資格がそれほど重宝されるものだということもさりげなく説明されることで、モネちゃんの採用も見えて来ました。

ブログ主には馴染みのある風景の中で新しいストーリーが始まりました。