2021年7月30日(金)第11週「相手を知れば怖くない」
あらすじ
百音と菅波はコインランドリーで偶然の再会をはたしました。そして、久しぶりの菅波との会話によって喜びに浸っていた百音でしたが、菅波に背中を押されて、その時の自分の悩みを菅波に打ち明けました。
百音は、仕事で失敗したこと、そしてそのことで落ち込んでいる気持ちを菅波にぶつけました。百音から話を聞かされた菅波は、理屈っぽい中に優しさがある菅波らしいアドバイスを百音にしました。
菅波は百音に告げました。百音は新しい仕事に就いたばかりで意気込み過ぎている。そして誰かが危ない目に遭うことを恐れている。心の重荷と仕事を結びつけると苦しむだけだ。少しだけ自分を楽にしてあげたらどうかと。
菅波の言葉で、百音は明るい気持ちを取り戻すことができました。その翌日、百音が力み過ぎていることを案じていた朝岡や莉子は、百音が百音らしさを取り戻したことに安心しました。そんな中、台風が東北地方に上陸しそうなことが判明するのでした。
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予習レビュー
仕事上での初めての挫折を経験して深く落ち込むモネちゃん。
しかし絶妙なタイミングであの人が姿をあらわしました。
菅波先生です。
深く落ち込むモネちゃんがコインランドリーでスマホをいじりながら、誰か話を聞いてくれないかなと思っていると、そこにまさかの菅波先生。
そんな登場のしかたをするそうです。
菅波先生がなぜそこにいるのか、今のところ詳細は不明です。
これはブログ主の予想ですが、菅波先生の東京での住居は築地界隈にあるのかもしれません。
そして菅波先生の東京で勤務している病院は、築地にあるあの大病院・・・
よくハズレる憶測はここまで。(笑)
菅波先生がモネちゃんのすぐそばに住んでいるらしいという事実が判明し、モネちゃんと菅波先生の恋バナの第二章がいよいよ始まります。
感想
手書きの文字によって、ようやく宇多川さんの存在がリアルに伝わってきた今回。
完璧に銭湯の清掃をこなす真面目すぎる性格の宇多川さんは、その真面目さゆえに仕事で行き詰まり、心が壊れてしまったのではないか。
そんな気がしてきました。
菅波先生の言葉
菅波先生がモネちゃんに告げました。
心に背負ったものを仕事に結びつけると、苦しくなるだけだ。
故郷で経験した恐怖の経験から、モネちゃんは大切な人を危ない目に遭わせたくないという気持ちを持つようになった。
その気持ちは「心に背負ったもの」だ。
その気持ちを仕事に結びつけると、心の負担になるだけだから、もっと自分をゆるめてあげた方がいい。
この菅波先生の言葉を受け止めたからモネちゃんは肩の力が抜け明るさを取り戻すことができました。
過去のトラウマと決別
モネちゃんが過去のトラウマと小さな決別をできた週。
宇多川さんという謎がいっぱいのキャラクターが新たに登場しました。
菜津さんの祖父母は、宇多川さんは優しい青年だと口を極めて褒め称えました。
銭湯の清掃の仕事ぶりはパーフェクトだと菜津さんは言いました。
優しい青年ということは、モネちゃんと同様に「誰かを守りたい」と必死になってしまう性格であることが考えられます。
パーフェクトな仕事をするその働きぶりは「心に背負ったものを仕事に結びつけ」てしまいがちであることが考えられます。
モネちゃんの心が癒え、故郷から「おかえりモネ」と言われるようになる頃、宇多川さんも心の再生の第一歩を踏み出す。
そんな展開が見え隠れしてきたような『おかえりモネ』第55回でした。
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「お手数ですが」という言葉を伝言の中に使える宇田川さん。これだけでも、責任感やら気遣いやらのある人とわかります。改まった文章の書ける人でしょう。風呂掃除を自分の勝手でやっているにしても、本来は清掃も洗剤補充も経営者一家がやって当然の事、伝言を書くにしても「洗剤を補充してください」で充分です。本当に人付き合いが嫌な人ならもっと省略して書くでしょう。すっかりこの「お手数ですが」に感動してしまいました。ビジネスメールに多用される言葉ですがそれとえらい違いです。
宇多川さん、声だけの初登場。で、そんだけかい。
菅波先生、よくわかっている。名医ですね。
ツーショット写真とか、登米に送ったらパニックになるでしょうね。
菅波先生は、やっぱり菅波先生でした。
独特な言葉のチョイスと、独特な距離間。
そんな菅波先生に触れたことで、モネちゃんは懐かしい日常が戻ってきたように感じたのではないでしょうか。
菅波先生は、懐かしい登米の風を運んできてくれました。
その風と菅波先生のストレート過ぎる言葉とで、モネちゃんはいつもの自分を取り戻したようですね。
謎の宇田川さんと、東北へ向かう台風。
来週からの展開に、ドキドキです。
太平洋側から東北に上陸、しかも宮城県! って、まるで先般の台風8号じゃありませんか。
凄いね、脚本、予言の書??
汐見湯、外観に比べて内部が随分と狭い。
外観に合わせたら内部が締まりのない画面になってしまうから仕方がないところか。
「祖父母が下にいるから・・・」
いやー、そんなスペース無いんじゃないかと思っていたら、外観を正面から見て奥にある釜場の左手に2階建ての増築部分が伸びている。
プランの整合性は別として話しの辻褄が合っていた。
以前に木材を燃料としていた時代の燃料置き場に、その必要が無くなったので住居を増築したのでしょう。
汐見湯の変遷が見て取れるのが面白い。
2016年8月に東北の太平洋側(岩手県)に戦後の統計開始以来 初めて台風10号が上陸しました。
ドラマの時代設定の通りです。
4か月ぶりに会ったんだあ。
ラブラブの予感か!?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
あと、最後の台風って、
え!?
この前の、宮城県初の台風上陸?
いやあ、まさかねえ。
ずいぶん前に撮影しているだろうに。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
菅波先生、そうです、そうです。
この4ヶ月のすれ違いは納得いきませんよねー。
久しぶりの菅波先生のアドバイスは、ぶっきらぼうだけど的確で、特に(!)モネちゃんにはどストライクで届きますね。
それにしても菅波先生とモネちゃんの掛け合いは、もうまどろっこしくて微笑ましくて、ニヤニヤしてしまいました。
宇田川さんの「どうも」にはびっくり。
早く姿を現して下さいよ。
いきなりのノリ,ツッコミ菅波、モネの無意識寄席。「もう少し自分を緩めてあげてもいいじゃないでしょうか?」後半は分析と適切なアドバイス。思いを伝えようとした瞬間,洗濯終了の無常のブザー。でもおかげでモネいい感じで.肩の.力が抜けて。莉子さん鋭い。早く宇田川さんの顔が見たい。あれ、どっかで聞いたことのある声。突然の台風どうなる?
おー、忘れていましたが、
菅波先生は今でも登米と行き来してるんですよね。
ということは、東京にいたのは、4ヶ月のうち実質2ヶ月。
東京にいる1週間のうち、夜勤になるのは1回ぐらいでしょうか?
なら、あのコインランドリーに昼間出没するのは今までに10回未満ということになります。そんなに天文学的奇跡ではありませんよ、菅波先生(笑)
朝ドラ主人公あるある。
無我夢中になるがあまり何か一辺倒となってしまい周りが見えなくなってしまう。
「エール」の裕一もそうでした。
菅波くんとの再会で今までの自分を振り返るいい機会になりましたね。
それにしても洗濯機くん、空気読みなさい!(笑)
宇田川「どうも・・・・・・・・。」
ただの引きこもりかなとかも思ったけど、実は余りにも知名度の高過ぎる人が名前を変えて姿を世間の目から隠しているのかなと勝手に想像までしてしまいました。