2021年7月29日(木)第11週「相手を知れば怖くない」
あらすじ
局地的な豪雨によって、アンダーパスに自動車が水没する事故が発生しました。気象班の面々はその事故に動揺しましたが、特に百音は激しく動揺しました。その日から百音は、事故を再発させたくない一心から神経質になってしまいました。
百音は、水の怖さに関するトピックばかりを収集。朝岡や高村は、夏休みを楽しめるような天候のトピックを求めるものの、百音は反論。水の強さを伝えるトピックにこだわり、高村は百音の提案を受け入れました。
しかし、気象コーナーで、水の怖さばかりを繰り返し報道することが、視聴者の不安をあおる結果を招いてしまいました。視聴者の一人から苦情のメールが届いたのです。苦情が届いたことを知らされた百音は、深く落ち込んでしまいます。
落ち込んだまま帰宅した百音は、コインランドリーに足を運びました。その時の百音には話を聞いてくれる相手が必要でした。そこに意外な自分が洗濯物を持ち込んできました。菅波です。それは百音と菅波の偶然の再会でした。
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予習レビュー
モネちゃんの挫折のストーリーが始まります。
東日本大震災のおり、モネちゃんは津波を直接には体験していませんが、津波の爪痕や傷ついた故郷の人々を通して、津波の恐怖を経験しています。
そしてトラウマになっています。
そんなモネちゃんの心の古傷が再び痛みはじめるのでしょうか。
水の事故がきっかけになって、モネちゃんは水の怖さに対して過剰なまでに神経質に。
そして、高村さんが任されていた気象トピック収集で、集めてくる気象トピックといえば水の怖さに関するものばかり。
そのことが視聴者からの苦情を招いてしまいます。
モネちゃん、仕事上の初めての大きな失敗、そして初めての挫折です。
登米の森林組合で働いていた頃にもここまでの挫折は経験していないはず。
深く落ち込むモネちゃん。
そんな中、まさかの菅波先生との再会です。
感想
【祝】再会
すれ違いを繰り返したモネちゃんと菅波先生がようやく再会をはたしました。(祝)
これまでのすれ違いの繰り返しは、この日のためのフラグでもあったのでしょう。
それにしても菅波先生、絶妙なタイミングで姿をあらわしてくれました。
これまで繰り返されたモネちゃんと菅波先生のすれ違い。
たしかそんな場面は二度あったかと記憶しています。
一度目と二度目のすれ違いがすれ違いでなかったとしても、当然モネちゃんは菅波先生との再会を喜んだに違いありません。
しかし、その時のモネちゃんは話し相手を必要としている状態ではありませんでした。
なので菅波先生との再会の喜びも、知っている人と東京で会えて嬉しい。
そのレベルに留まっていたかと。
しかし、今回は話し相手が欲しい、というより必要なタイミングです。
しかも、スマホに登録されている友人知人の中でも、ミーちゃんと並んで特に話を聞いて欲しい相手の候補でした。
そんなタイミングでの菅波先生との再会です。
モネちゃんの中で菅波先生への感情の変化が生じ始めるのではないでしょうか。
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最後の方の、先生のせりふ、
1) 昼はみんな、忙しいんです(だったかな?)
2) 納得できない(だったかな?)
2)の方は、まあ、分かりますが、
1) の方は、分かりませんなあ。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
一番弱っているときでの再会。思えば、これまでのすれ違いは、いつ会ってもおかしくない
状況を作り出すための伏線だったのでしょう。でないと、あまりにも都合良すぎることに
なってしまうから。
で、同じく、関係ないけれど、スカーレットで愛を育んだお二人さん、おめでとう。
願わくば某元夫婦みたいにならないように。
昨今の気象災害の特徴について触れていたのが、目から鱗というか、なるほどそういう事かと納得しました。自然の地形や降水に関する事ならば今までの知見の蓄積があるが、人為的な土木工事や建築物が近年になって出現した場合、それが気温や水流にどう影響するかが見通しきれない。温度や気圧を観測するだけでは災害発生はわからなくなってしまったんですね。車の中での熱中症とか先日の熱海の土石流もその範疇なのでしょうし、気象予測が一昔前とは全く違う難しさを孕んでいるのを実感しました。
名乗る程のものではございません様の真似をさせて頂ければ。林遣都と大島優子、戸田恵梨香と松坂桃李、作品こそ異なるけど全員NHK大阪制作の朝ドラ出演者でした。祝ご結婚。篠原涼子、市村正親ご夫婦は残念な事になりましたが。
おめでとうコーナー
「スカーレット」信作役の林遣都さんと照子役の大島優子さんの結婚の知らせが入って来ました!
まだ正式発表はまだとはいえ、喜美子との腐れ縁幼馴染トリオとして息のあったコンビとして我々視聴者を温かい気持ちにしてくれました。
そんな温かい家庭を築いて下さいね!
おめでとうございます!
「納得いきませんね」
さすがー、菅波先生。
再会の第一声が、想像の上を行ってくれました〜〜!
それまで数ヶ月出会わなかったタイミングもさることながら、大東京のそれも寂れた(笑)コインランドリーで出会うというタイミングも、してやられたって感じです。
苦情のメール、柔らかな文面の為かえって応えます。朝岡さんも叱責ではなくて助言、アドバイスなのでモネには余計響きます。さてどう受け止めるか?
モネよ…。水が怖いことは誰だって分かってるんだ。
問題はそこからどうやって人間は水と付き合っていくか…。
そこに尽きるんじゃないのかい?
りょーちん親子の「海に恨みはない」
そこが全てを物語っています。
でもモネのやっていることは間違いではないだけに、課題は人間と水の共存をどう視聴者に問題提起するかです。
ただ投げっぱなしにするほど怖いものはないですから…。
そして真打、俺たちの菅波が登場!
1300万分の2が早くも実現!
モネの課題のきっかけと恋バナの話題作りに視聴者の期待も上がることでしょう!
覚「そこは堪えろって感じですね・・・・・・・。」
気象報道に携わる人いや気象予報士さんはこういうことにしょっちゅう見舞われるんですかね。
このドラマとは関係ないコメントしますが・・・
信作と照子オメ♪
収まっていた筈の震災のトラウマが意外な形で噴出しました。水といえば津波。ただここを克服しないと前には進めない。菅波先生との再会はその契機となるか?