おかえりモネ

台風の上陸情報を伝える / おかえりモネ 第56回

2021年8月2日(月)第12週「あなたのおかげで」

あらすじ

2016年8月20日。気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」気象班の面々の間に緊張が走りました。猛烈な勢いを持った台風が、東北地方に上陸することがほぼ確実に。しかも、東北地方の太平洋側からの台風の上陸は観測史上初の事態でした。

そのことを知った百音は気仙沼の実家に連絡を、台風が上陸する前にとるべき対策を龍己に伝えました。百音から連絡を受けた耕治と亜哉子は、百音の指示に従いつつ百音の働きぶりを誇らしく感じていました。

同じ頃、菜津の祖父・肇が熱中症で倒れてしまいました。テレビのスポーツ観戦に夢中になりすぎて、暑さを忘れてしまったのです。肇が倒れたことを聞かされた百音は、コインランドリーにきていた菅波に助けを求めました。

救急車で病院に担ぎ込まれた肇は、無事に帰宅することができました。百音はそのことを菅波に報告。しかし、菅波のおかげで助かったという百音の言葉に菅波は反応を示しませんでした。百音は菅波の本心をはかりかねるのでした。

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予習レビュー

モネちゃんの仕事が初めて故郷の人々の役に立つようです。

猛烈な勢いを持った大型台風が、進路を変えて東北地方に上陸。

その情報を知ったモネちゃんは早速、気仙沼の実家に連絡します。

さて、東日本大震災の際に、故郷の人たちに何もできなかったことをいつまでも引きずっていたモネちゃん。

そのモネちゃんが故郷の人たちの役に立つ。

でも、そのことを素直に喜べない展開が用意されているようです。

モネちゃんの心の傷は簡単に癒されることはなさそうです。

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感想

「あなたのおかげで」

今週のサブタイトルである「あなたのおかげで」という言葉が、菅波先生によって月曜日から回収されました。

肇さんを助けてもらったことに礼を述べるモネちゃん。

しかしモネちゃんが口にした「菅波先生のおかげです」という言葉に、菅波先生は反応を示さない。

沈黙によって反応を示したというべきなのかも知れません。

そして、モネちゃんが思い出すのは、登米にいた頃の菅波先生の言葉です。

「先生のおかげですという言葉は麻薬です」

菅波先生は過去に失敗をしているらしいことは、すでに登米編で判明しています。

ただし、その失敗が具体的にどのようなことだったのかまでは、まだ明らかにされていません。

しかし一つだけわかったこと。

言葉は悪いかも知れませんが、「おかげ」という麻薬の効果で前のめりになり過ぎた菅波先生が、その前のめり過ぎる行動によって何かやらかしてしまったらしい。

今週は、モネちゃんが故郷の人たちにために大きな働きをする週です。

故郷の人たちから「モネちゃんのおかげ」と言う場面が出てくるのかも知れません。

そしてその時、モネちゃんは「麻薬」という言葉の意味を知ることになるのでしょうか。

宇多川さんが物音登場

モネちゃんが菅波先生の「麻薬」発言を思い出す直前、宇多川さんがまた物音だけの登場をしました。

宇多川さんも肇さんのことを心配していたようです。

そんな心優しい宇多川さんもまた、「麻薬」が効きすぎて心が壊れた過去を持っているのかなと、そんな気がすると『おかえりモネ』第56回でした。

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POSTED COMMENT

  1. 文月 より:

    みーちゃんの菅波先生への顔出し,これは,あっという間に同級生ネットに情報アップでしょう。りょーちんの耳に入れば,当然,未知も知ることになるだろうな。

    PS:講習の予告では,モネ,みーちゃん,莉子のシーンがありましたら,この調子だと,野坂(森田望智),みーちゃん(恒松祐里)の顔合わせも見れるかも,,

  2. オペラ座の怪人 より:

    すーちゃんは、菅波先生とモネとを、見守ってくれるのか?
    それとも、すーちゃんが菅波先生を好きになっちゃうのか?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  3. 還暦のたつお より:

    みーちゃん。すーちゃんの間違いでした。すみません・

  4. 還暦のたつお より:

    また歌詞が違う。というか月曜日だけ、本来ある最初の一小節をちゃんと歌っていただけ?やはり非常時のたよりになるのは地元の古老つまり龍巳さん。なんでタイミング良く菅波さん。毎日同じ時間にコインランドリーにきていたんだね。この時期、コロナも怖いけど、五輪観戦時の熱中症も要注意。あれ、みーちゃん、菅波先生に興味深々。

  5. 魁光3号 より:

    みーちゃんも「ド新人の空回り」でしょうか。
    何だか浮かない表情ですね。
    仲良し姉妹は同じ時期に同じような壁にぶち当たっているかもしれません。

    社会人になって、右も左もわからない状態で気合だけだと自然にそうなるでしょう。

    下手に意地っ張りで聞かん坊なとこがありますが、まずは上司や先輩のことしっかり信頼して、言うこと聞いて頑張るんだぞ!

    PS
    耕治さんは予想通り、コサメちゃんと傘イルカくんを毎日録画。モネが画面にいないのにこの熱心ぶり。
    キャスターデビューした時にはどうなることやら…(笑)

  6. 魁光3号 より:

    モネもそうでしたが、菅波くんも少しずつ成長していく中でまだ乗り越えられないトラウマがまだありました。

    今日の最後に豪快にモネが地雷を踏み抜いた様子。
    ここまで尾を引くだけに恐らく相当に壮絶な体験なはず。
    近いうちに明かされるでしょうが…。

    しかし今作は物語とキーワード、豆知識を結びつけて今の季節とリンクさせるのが非常に上手いですね!
    特に今は台風と熱中症が多い時期で注意換気にもなっています。まさに朝ドラを見ながら情報番組を見ているような感じですね。

    あと。ついに出会ってしまった…
    すーちゃんよ…。イケメンセンサーが反応したかもしれないけど、菅波くんはモネの予約品やで…。
    品定めしても無駄だぞ(笑)

  7. よるは去った より:

    肇「ごめんちゃい・・・・・ごめんちゃい・・・・・・・・。」

     熱中症の中には水分をろくろく摂らずに日なたを歩いていた翌日に頭痛を訴えて救急搬送された  「遅延性」が私の身内にいましたからね。
    油断ならない症状ですね。

  8. 還暦のたつお より:

     「エール 」、「おちょやん」は豪速球と例えると、「おかえりモネ」は変化球。ナックルボールのように見る者の予測を裏切る展開をしていき。でも最後にはしっかり最善の位置に着地する。全二作が時代背景じたいが武器になっていたのと比較するとこれは現代劇ならではの工夫?

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