百音と明日美の共同生活 / おかえりモネ 第48回

2021年7月21日（水）第10週「気象予報は誰のため？」

あらすじ

テレビ局での仕事の手伝いを終えた百音は下宿先に戻りました。すると下宿先では思いがけない来客が百音の帰りを待ちわびていました。気仙沼の幼馴染で百音よりも一足早く上京していた明日美でした。

住む場所を失ったという明日美は菜津に懇願。明日美はその日から百音の部屋に住むことになり、百音と明日美の共同生活がスタート。百音と明日美との会話を楽しんでいるそのとき、百音に電話がかかってきました。

百音に電話をしてきたのは気象予報会社の野坂でした。百音は野坂から、翌朝の気象ニュースの仕事にも力を貸してほしいと頼まれたのです。翌日の午前２時５０分、百音は気象予報会社に駆けつけ、テレビ局に連れて行かれました。

その日、内田は北日本に強風が吹く恐れがあることを懸念していました。朝岡は仙台での強風を警告すべきであることを高村に告げました。しかし確実でない情報は報道できないと高村は拒否するのでした。

予習レビュー

新次さんの過去と現在が描かれた週に、幼馴染の明日美ちゃんが上京することを宣言していました。

その時の明日美ちゃんの上京宣言が回収されます。

モネちゃんがこれから暮らすことになる築地のシェアハウスを明日美ちゃんが訪問。

明日美ちゃんは、東京にやって来たモネちゃんを訪ねてきただけでなく、モネちゃんの部屋に住まわせてほしいと懇願。

明日美ちゃんは東京での住む場所を失ってしまったのだとか。

明日美ちゃんがモネちゃんのもとに転がり込んで来るまでの詳細は不明ですが、モネちゃんは思いがけず東京で幼馴染と共同生活を送ることに。

そんな中、モネちゃんは再びテレビ局に呼び出されます。

感想

明日美ちゃん

東京編にキャラクターが一人加わりました。

明日美ちゃんです。

なぜ、このタイミングで明日美ちゃん？

ブログ主なりに作劇上の理由を考えてみました。

東京にやって来たモネちゃんの公私を描くにあたり、同年代の友人が東京にいない状態ではモネちゃんの「私」が描けない。

莉子ちゃんなど職場の同年代の同僚が友人になるという選択肢もあります。

しかし、職場の同僚が公私ともにいつも身近にいる状況は、昭和ならともかく平成の東京ではいかにも不自然。

そこで前もって明日美ちゃんを上京させておいた、というところでしょうか。

理由はどうあれ、宮城編ではモネちゃんがたまに亀島の実家に帰省した時しか出番がなかった明日美ちゃん。

これからは間違いなく出番が増えるでしょう。

次週、もう一人のキャラクターが新登場

明日美ちゃんの登場によって、さらに謎が一つ新たに浮上。

それは、シェアハウスに住まわせてほしいと懇願する明日美ちゃんに対して、大家の菜津さんが示した微妙な反応です。

以下、ネタバレです。

次週の水曜日、東京編にさらに一人だけ新たなキャラクターが加わることが判明。

シェアハウスの第四の人物、宇多川さんという男性です。

宇多川さんという方、以前からこのシェアハウスに住んでいて、菜津さんの知り合いでもあるのだとか。

今回の菜津さんの微妙な反応と、来週登場する宇多川さんとの間に何か関係はあるのか。

そもそも宇多川さんとは何者なのか。

その答えは一週間おあずけです。