猛烈な勢いを持った台風 / おかえりモネ 第88回

2021年9月15日（水）第18週「伝えたい守りたい」

あらすじ

Ｊテレ気象班の面々の間に緊張が走りました。猛烈な勢いを持った台風12号が日本列島に近づきつつあることが判明。日本列島への上陸三日前に、気象庁の記者会見が行われることになり、百音たちは緊張感を持ってその対応に当たりました。

その台風によって、日本各地で甚大な被害が出ることが想定される中、百音は高村からあるアイデアを求められました。百音が求められたアイデアとは、まだ快晴の中で、大雨による被害が想定される地域の人々に避難を促す方法でした。

高村に求めに対して、百音は良いアイデアを出すことができません。そんな中、百音は菅波にアイデアのことを相談。菅波は、自分の訪問診療の仕事を例にあげながらアドバイスしました。これから身の回りでどのような変化が起きるのかを伝えるようにしていると。

菅波のアドバイスで百音は伝え方を思いつきました。百音が考えた伝え方、それは風雨シミュレーションの映像を放送するというものでした。程なくして暴風雨が始まり、大雨特別警報が発出されるのでした。

予習レビュー

猛烈な勢いを持った台風が襲来します。

ドラマの中での台風の名称は「台風12号」。

そして台風が日本列島に上陸する日は9月15日という設定になっています。

ドラマの中の台風は、上記の台風がモデルになっているものと思われますが、同年に襲来した超大型台風の名称は「台風15号」。

翌年、同台風は「令和元年房総半島台風」と命名されました。

そして、同台風が関東地方に上陸したのは2019年9月9日。

ドラマの中で描かれる台風と実際の台風との間には若干の相違があります。

台風15号の詳細については以下のリンク先を参照してください。

・9月8～9日、首都圏で記録的暴風となった台風15号について

この危機を、気象予報士として成長したモネちゃんはどのように対応することになるのでしょうか。

感想

人生の転機を迎える日までのカウントダウン

大型台風が上陸。

しかしこの台風はすぐに東にそれるから気仙沼湾は大丈夫だろうと龍己さん。

龍己さんの漁師としての勘は当たります。

しかし龍己さんが想定していなかった事態が発生します。

気仙沼に突風発生。

そしてこの突風によって龍己さんのカキ棚は大きな被害を受ける。

龍己さんのカキ棚の被害を聞かされたモネちゃんは居ても立っても居られなくなり、仕事の休みをとって気仙沼へ。

そして気仙沼に帰ったモネちゃんは、そこである大きな決意をする。

というのがこれから一週間のざっくりとした展開です。

なので今回、龍己さんがさりげなく「大丈夫だろう」と言った一言は、これから始まる新展開へのフラグかと思います。

モネちゃんが新たな人生の転機を迎える日までのカウントダウンが始まりました。

スーちゃんとマモちゃんが距離を縮めた理由？

今回、モネちゃんが故郷に戻るフラグが立ちました。

前回、莉子ちゃんが仙台に行ってしまうかもしれないフラグも立ちました。

それらに先だって、菅波先生は登米に移住しました。

若手メインキャラが次々と宮城県へ。

そんな中で、スーちゃんだけは東京に残ったままなのかなとふと思いました。

一人取り残されスーちゃんが気の毒！と思いましたが・・・

この日のためにスーちゃんとマモちゃんの距離を縮めておいたのかもしれません。

みんな宮城に行っても、スーちゃんにはマモちゃんがいる。

だから寂しくはない。

ドラマの終盤で、スーちゃんがマモちゃんを連れて気仙沼にやって来る日を楽しみに待ちたいと思います。