2021年9月16日(木)第18週「伝えたい守りたい」
あらすじ
猛烈な勢いを持った台風12号が上陸しました。被害情報が次々と寄せられる中で、高村は言いました。被害の状況はニュース番組が報道してくれる。我々がやることは予測をして、この先どうなるかを伝えることだと。
程なくして大雨特別警報が解除されました。スタッフたちが一息つく中、百音は亜哉子に電話をしました。百音は、民宿を再開させたい理由を亜哉子に尋ねました。亜哉子は橋が掛かったことで島に新しい風が吹き始めていることを感じていました。
一方、朝岡はある異変に気がつきました。長野県内で河川の氾濫の危険がある地域があることを朝岡はデータから突き止めたのです。同じ頃、百音は長野県で暮らす高齢女性の視聴者から電話で現地情報を入手していました。
その女性は百音に言いました。裏山に川ができた。裏山の小川が増水し川になると下流の万場川が氾濫する、と。百音と朝岡は、河川の氾濫の危険がある地域があることを高村に告げ、その地域の人々に対して放送で注意喚起させてほしいと頼むのでした。
おかえりモネ|感想あらすじネタバレトップページ
予習レビュー
一難さってまた一難です。
大雨特別警報は解除されたものの、今度は河川が氾濫する危険が発生しました。
かつて、集中豪雨による水の被害で異常なまでに神経質になってしまったモネちゃん。
そして、大雨による土砂災害で心に傷を負っている朝岡さん。
この二人が、河川の氾濫の危険に向き合うことになります。
水の被害に神経質になったモネちゃんと、土砂災害に対して複雑な感情を抱えている朝岡さんは、この危機にどのように向き合うのか。
この危機に向き合うことで、過去の経験を克服することができるのか。
モネちゃんと朝岡さんが密かに抱える心の傷が、今回の河川氾濫のエピソードを通してどのように描かれ、どのように回収されるのか。
今回は今週の最大の見どころになるかもしれません。
感想
気仙沼編への期待:龍己さん
本日のお題は長野県内の河川の氾濫のはずなのですが、ブログ主の中では龍己さんのある一言にすべてを持って行かれてしまいました。
龍己さんの一言、それは民宿をさせたい亜哉子さんに言った次の一言です。
「俺のハニーも喜ぶよ」
亡くなった雅代さんのことを龍己さんが今でも大事に思っていることがわかる描写は以前にもありました。
しかし、前週から三年半ほどの時間がスキップした今週になってもなお、龍己さんの気持ちに変わりはない。
しかも「ハニー」なんていう粋な言葉を選ぶ龍己さん。
心を鷲づかみされました。
間もなく『おかえりモネ』の舞台は東京から気仙沼に移るはずです。
気仙沼編が始まれば、龍己さんの出番も多くなるでしょう。
気仙沼編で、素敵な龍己さんと毎朝のように会えるのが楽しみでなりません。
気仙沼編への期待:亜哉子さん
亜哉子さんが耕治さんの結婚するまでのエピソードは前半で丁寧に描かれたものの、結婚後に亜哉子さんがどのような人生を送ってきたのかが謎でした。
しかし今回、亜哉子さんが言いました。
龍己さんのハニーこと雅代さんは憧れの人だと。
亜哉子さんの憧れの人が語られたことで、亜哉子さんが自分の人生の中で何をしたいのかがようやくはっきりと見えてきました。
まだ詳細が発表はされていない気仙沼編、亜哉子さんの民宿再開のエピソードはクライアックスの大きなテーマの一つになるかもです。
教師をやめて永浦家に嫁いだ亜哉子さんが、子育てを終えて自分の人生を生き始めるエピソードが丁寧に描かれて欲しい。
そう願わずにいられない『おかえりモネ』第89回でした。
おかえりモネ|感想あらすじネタバレトップページ
番場川の地図上の位置が、現実世界の信濃川に近いですね。
番場川のモデルが信濃川であれば、この台風のモデルは令和元年東日本台風(台風19号)かもしれません。
福島県と宮城県に大きな被害が出た台風ですので、気仙沼や登米が気がかりです。
高村デスクの適切な判断力、ネット上の意見でも称賛が集まっていますが本当に私も感服ものでした。何かヤバい事が起こるとどうしても起こった事を見てパニックになり思考停止を起こしてしまう、しかしそれでは打てる手も打てなくなってしまい、より痛手を大きくしてしまう。既に終わった事に引きずられるな、今後どうなるかを考えろ、それに対し適切な対処をしろ。このコロナ禍においてもっとも大切な考え方だと思いました。
番場川、危険だ!
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
ホッとするお題としては、
お家で、スマホで話しているお母さんの
後ろの、白板に、
みち弁当なし、って書いてあって、
ということは、
みーちゃんは、基本、
毎日、お母さんのお弁当を持って行くんだね。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「俺のハニー」龍巳さん愛妻家。台風一過だが思わぬ余波が、お年寄りの経験則はこの場合貴重です。「あんたの伝えられたから幸せだわ。」何よりのエール。高村さんと朝岡さん、情報の精査プロの仕事。何故か「シンゴジラ」を思い出す。
還暦のたつお様
実際の藤さんもかなりの愛妻家ですからね😄
ハニーとさらっと言ってのけた様は「プロハンター」「大追跡」に出演なされていた頃を思い出させてくれますね。
情報精査シーンは私も「シンゴジラ」を思い出させてくれましたね。
情報精査シーンは来月から始まるTBS日曜劇場「日本沈没」ではイヤと言う程描かれるでしょうね。
現代社会、気軽に情報発信できる世の中となり、一番注意すべきは偽の情報です。
地元に伝わる言い伝えは真偽がとてもはっきりし辛い。
しかし火が立たぬ所に煙は立たぬ。
地域の生活を守るための先祖の言い伝え。
それに多数の投稿が写真付で送られるということは信用に値するでしょう。
朝岡さんはそういった細かなところまで真摯に受け止める姿勢は流石。
そして「地元を守る」意識というものもモネを気仙沼に引き戻そうとする原動力になっているのも確か。
この経験がモネにどういう影響を及ぼすんでしょうか?
PS
亜哉子さんよ…。2021年に生きる私から言わせてもらうと、結果としてこのタイミングだと今後かなり厳しくなってしまいます…。
コロナ禍でそれどころじゃなくなって…。
でも当時の私も全くそんな世の中になるとも思わず。
複雑な心境です。
今日は高村さんの手腕に惚れ惚れしました。
猛烈台風の襲来に浮き足立ってる部下たちを落ち着かせ、今するべきこと、自分たちのやるべきことを明確に指示する。それに、言いにくいことも臆せず言い、部下の資質を見極め道筋を示す、上司の鏡ですよね。うーん、素晴らしい!
それと、今は亡きおばあちゃん。嫁の亜哉子さんに「憧れ」って言われるなんて…そしておばあちゃんがやってた民宿を再開させたいなんて….姑冥利に尽きますね!
いつも手に隠れてはっきり見えないけれど、モネちゃんのスマホに貼られてるシールは、やっぱりサメなのかな。今日の緊迫感にそぐわないけれど、サメのぬいぐるみと言い、菅波先生とのサメ繋がりは微笑ましいと思っちゃいました。
覚「危険なのはこっちじゃないか・・・・・・・・。」
大雨による被害は番場川だけではなかったような・・・・・・。
東北にも被害はあったのもあの時でしたかね。