2022年2月18日(金)第16週「1983」
あらすじ
五十嵐に呼びつけられ、ひなたは第一スタジオに足を運びました。そのとき、すみれの出演場面を撮影中でした。すみれは、自分の下手な芝居をごまかすために、監督に注文を連発。そのため撮影は滞りがちとなってしまいました。
スタッフたちは、すみれのワガママと、すみれに対して何も言えない監督に対して閉口していました。一方でひなたは、すみれのワガママを、女優として作品を良くするための努力と勘違いしました。
ひなたは、すみれの演技がより良くなるようにアドバイスしました。しかし、素人にアドバイスされたことですみれは機嫌を損ね、撮影は中断。その事態に怒った五十嵐は、ひなたと口論を始めました。
ひなたと五十嵐は撮影現場からつまみ出されてしまいました。しかし、ひなたと五十嵐の時代劇への愛にあふれた口論を目にした撮影現場の面々は、「棗黍之丞」シリーズを撮影していた頃の思い出話に花を咲かせるのでした。
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予習レビュー
ひなちゃんが小学生の頃、テレビ版『黍之丞』の中に安達祐実さんが出演していましたが、その安達祐実さんが今回登場します。
とっても面倒臭いキャラとして・・・(笑)
安達祐実さん演じる女優・美咲すみれは、『棗黍之丞シリーズ』への出演がきっかけとなり人気女優になったという設定。
ひなちゃんがテレビで見たのは8年前のこと。
茶屋の娘というチョイ役だったので、あの頃から人気女優の階段をのぼり始めたものと思われます。
ところが、最近は女優として干され気味のようです。
しかし、一度人気女優になったことによるプライドが、今の状況を許さない。
テレビ出演ではなく、映画村のショーへの出演など受け入れることができない。
けれど、その仕事を引き受けなければテレビの仕事はない。
そんな微妙な役どころということですが、ブログ主はこのような微妙な立場にいる面倒くさいこじらせキャラが大好物。
ブログ主にとってすみれさんは、ひなた編の中で最も楽しみにしているキャラの一人です。
感想
撮影現場を包む優しい空気
今回、ひなちゃんと五十嵐くんの騒動が時代劇の撮影を中断させてしまうと知り、ブログ主はとても心配していたことがあります。
さぞかし険悪な場面になってしまうのだろうと。
ブログ主は、険悪な場面がとても苦手なのです。
そして、心配したとおり、撮影現場は険悪な空気に包まれました。
ひなちゃんが、茶杓で音を立てない方がいいと、すみれさんにアドバイスしたときは、その場の空気が凍りつきました。
あの温厚な榊原くんが声を荒げたほどです。
ところが、険悪な空気はとても素敵な回収をされて幕を閉じました。
こわもての轟監督や、面倒くさいすみれさんが、「棗黍之丞」シリーズを撮影していた頃の日々を思い出し、自分たちの原点に立ち返ることができたようです。
その時の撮影現場を包む優しい空気といったら・・・
さすが、登場人物たちに愛情をいっぱい注ぐ藤本先生の仕事だと、心から感激しました。
虚無蔵さんの複雑な表情は次週へのフラグ?
一方で、ブログ主が今回、ずっと気になっていたのは虚無蔵さんの表情です。
撮影現場の面々が、笑顔で思い出話に花を咲かせているのに対して、虚無蔵さんだけは終始複雑な表情を浮かべたままでした。
もっとも、虚無蔵さんの笑顔って想像できないのも事実ですが。
それはさておき、今回の虚無蔵さんの複雑な表情は次週へのフラグではないかと思います。
というのも、次週は虚無蔵さんの過去が語られます。
虚無蔵さんはモモケンとの間に何かがあったようです。
さて、虚無蔵さんについてブログ主がいつも不思議に思っていることがあります。
虚無蔵さんは、日本映画史上まれに見る駄作『妖怪七変化!隠れ里の決闘』では、共演者としてクレジットされていました。
ポスターに、かなり大きく顔まで登場していました。
また、最後の虚無蔵さんの立ち回りの場面だけは、まれに見る駄作でありながら、まれに見る迫力ある場面として映画史に残ったはず。
であるならば、虚無蔵さんは役者としてもう少し出世していても不思議ではないにもかかわらず、虚無蔵さんは今もなお有象無象の大部屋俳優です。
今回、ひなちゃんと五十嵐くんが撮影現場でやらかしてしまったように、若き日の虚無蔵さんも、時代劇を愛するあまり、何かをやらかしてしまったのかもしれません。
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家族100年の物語。
安子、るい、と、20才前後で結婚、出産。
ひなたとそれに続く者たちも同様であるならば、ひなたの孫どころかひ孫まで登場の可能性がある。
ひなたのひ孫は微妙だけれど、孫は充分に射程内。
となると、このあと、名前がどうなるのか気になる。
ひなたはジャズとの関連が弱いので、となれば
<日向>があればその逆、ほっと一息つける<木陰→こかげ>方向の名前となるのか?
それとも(時代的にも)、堂々陽の下を行くシルクロード絡みの名前となるのか??
喜太郎、宗次郎的な???
いやいや女系一族の話だけに、そっち方向は名前の想像ができない(<姫神>方向もあるか????)
それはおいといて、
雉真で<児島>を匂わせているようなので、ジーンズでアメリカ進出(稔の夢、実現)、そこから安子の登場は無くとも、安子との接点浮上、と予想しているものの、で、その後にどう繋がる?
<ジーンズ侍>、登場??
妄想は続く。
名乗る程の者ではございません様。ご配慮ありがとうございます。以前にもこの欄でご紹介させて頂きましたトミーこと早乙女太一君主演の「封刃師」ですが明日20日、日曜日放送分では、日本映画界で、最強の格闘能力を持つ男、そして生身で仮面ライダーで倒した男、坂口拓との対決シーンがあります。多分、今の日本で最高の剣戟が見られる筈だと思います。是非ともご一見される事をお勧めいたします。
かつてバカと呼ばれて、剣劇の立ち回りもでき、演技のうまさに定評がある、
川栄を見て、キャラを作ったのではないかと思われる。あまりにはまりすぎている。
いくつか呟きます
五十嵐くんが急に寝てしまったのはナルコレプシーですかね?ジョーさんの病気はよく知らなかったのですが、「麻雀放浪記」で有名な阿佐田哲也さんを知っている世代としては真っ先にそう思いましたが(中島らもさんも晩年は患っていたようですが)
次週予告でバンキョムが「断る」と言っていましたが、そのシーンがある日にはTwitter等ではジョジョ4部の岸辺露伴「だが断る」の有名シーンが貼り付けられまくるんだろうね
稀にみる○作がリメイクされるならば、私は「戦国自衛隊」を今度こそ本当に原作を忠実にリメイクした作品を見たいのですがね
還暦のたつお様
こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます
名乗る程の者ではございません様、お詫びするつもりが脱線してしまいました。本当に申しわけありませんでした。
名乗る程の者ではございません様。お気になさらないでください。あれはあなたのコメントではなくて、ヤフーあたりのサイトでボロカス書いていた人が少なからずいたので、気になって書いた次第です。長身足長の剣士で比較的まともだったのは「宮本武蔵」での佐々木小次郎役の高倉健さん、NHK時代劇「腕におぼえあり」の村上弘明さん、大河ドラマ「元禄繚乱」で堀部安兵衛役の阿部寛さんです。もとより健さんは萬屋錦之介の愛弟子であり、村上さんは柔道の有段者、阿部さんは古武道を習得しておられます。石原プロでも時々、時代劇を作っていましたが、なんか怖くて見られませんでした。やはり渡さん、舘さんは日本刀よりも拳銃、ショットガン、の方が似合います。徳重さんも「相棒」で演じた特殊部隊くずれのヒットマンの役がはまっていました。やはり向き不向きがあるのは否めない気がします。
ネットで「錠一郎は20年間、何にもしていなかったの?」
みたいなお題が立っていて、
まあ、
優しい夫、
優しいお父さんだったから、いいんじゃないの~?
という考え方もあるとは思いますが、
私としては、それじゃ、困るよ~、と思うのです。
がんばれば、回転焼きを焼けるようになるだろうし、
がんばれば、お金勘定もできるようになるだろうし。
一時、作曲をしているっぽいシーンもありましたが、
結局、作曲家としての再生もなかったようです。
音楽の才能があったけど、
それを開花させられなかった、
それは、病気にせいかもしれなくて、
それはそれは、不幸なことだったと思います、
思いますが、
キチンと努力をするべきだったのではないのかな~
と思う私が間違っているのかしら?
まあ、架空の「お話」ですけどね。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
江戸を蹴る、って、ただ単に、
江戸を斬る、の連想かな、と思っていました。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
かつての虚無蔵さんが本当に会社の「秘蔵っ子」だったら?という事でひらめいたのですが。虚無蔵さんが立ち回りをしたのはあくまで先代のモモケン。生前のモモケンが、映画の出来栄え次第では次回作での大役を約束していた、あるいは2代目に指名すると言っていたが、話が出る前に急死してしまった、という事ならどうでしょう。しかもドラマの通奏低音に親子のすれ違いがある、先代と現モモケンにもそれはあり得ます。これからはテレビの時代だといち早く新しい事を始めた息子に、映画一筋の先代が冷ややかだったとか。それでも先代が急死し、「親父の遺作があれではあんまりだ」と思い、自分が雪辱をと決心して2代目を名乗る事にした。自分こそ先代の後継者と自負していた虚無蔵さんはこの顛末に失望して。会社が待遇アップを言って来ても、自分は一生大部屋でいいと固辞し続けているのか。そんな気がしました。時代劇の灯を消したくないのも、尊敬する先代の為なのかもしれません。
ばか×ばか=ばかの2乗=大笑い
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
たいとうみほ様
当方のコメントにご関心を頂きありがとうございます
余談になりますが蹴鞠は室町時代までは庶民の間でも行われていた遊戯でしたが、戦国時代になれば公家の方々を除きピタッとなくなります
これは「女々しいから」という理由で信長様が禁止令を交付され、その代わり相撲やれと相撲を推奨されています
信長様のおかげで大相撲は文化として現存している反面、もし蹴鞠が禁止されてなければ日本はワールドカップで一度ぐらいは優勝しているサッカー強豪国になっていたのではと個人的に思いますね
還暦のたつお様
コメント拝見致しました
当方へのアンサーコメントと思われますので、お不快になられたのならばお詫び致します
昨日のコメント、徳重さんではなく破天荒将軍と入力すべきでしたね、徳重さんが殺陣が下手とコメント解釈されても仕方ないかなと
当方自身は刀の扱いに違和感を持ちまして、べったりと血がついたのを拭き取るような仕草からの腰ではなく目前で鞘に刀を納めることに「たんなる殺戮や」とちりとてちんにてカニを乱暴にさばく四草さんに対して草原さんがしたようなツッコミを感じてしまったわけです(好きだイッちゃってる目をしていましたし)
本日の放送で気付きましたね、あれは「こんなことでは時代劇は滅ぶ」のフリだったわけですね
なんにせよ、当方の文才が欠落している結果としてご不快にさせてしまったことお詫び申し上げます
好きだ✕
少し○
訂正まで
ここにコメントするつもりが、間違えて大元の方に書いてしまったので、
あちらを削除しておいて下さい。
怪我の功名。監督もすみれさんも初心を思い出して言い雰囲気になった。
熱烈なファンがいることは大きな力になるんですね。
しかしとんでもない演出をもってきたりとか、この監督、現代で銀魂等を
作った某売れっ子監督なみに破天荒な人だったんですね。
北大路欣也さんの御父様、中村歌右衛門さんは生前
「殺陣の基本は剣道ではなく、日舞だ」と仰っていたそうで、そう思って時代劇を見ると、梨園出身の役者さんの殺陣は確かに一味違うよな、と妙に納得してしまいました。
「名乗る程の者では」様のご意見に大いにそそられました。確かに江戸を「蹴る」って何を暗示してのタイトルなのか。少し想像を逞しくしてみました。蹴るのは「蹴鞠」!「鎌倉殿の13人」等、大河にも時たま登場します。主人公は江戸でしがない口入と岡っ引きやってるけど元は豊臣に使えた公家の末裔、大阪落城の際に家宝の蹴鞠と肩身の装束1つだけ持って出て。銭形平次の向こうを張って、悪漢と戦う時には烏帽子狩衣姿で蹴鞠で戦い、御用提灯が駆けつけて来るとどこへともなく姿を消す…お粗末な話でした。
「きゃー、何者じゃそなたらは?」ベテラン女優にしては台詞回しがおかしい。台本の変更を要求、わざと下手にやったな。わざとNG出させて自分の思い通りにさせようとしている。スタッフはたまらん。ひなたさんのアドバイス裏目に。ドラマ名シーンの再現なぜか息ぴったり。ふたりつまみ出されるキャスト、スタッフに一体感が。
すみれさん、何かと扱いづらい女優さんですね…。
何かと裏設定作ったり、勝手にお花から茶道に変えたり。
無神経とはいえひなたのアドバイスに腹を立てたり、しかしながら今日で初心に戻ることが出来ましたね。
五十嵐くんとは憎まれ口を叩いている割には共鳴しているし、夫婦漫才になっているようです。
平助さんと和子さんみたいに。
何かといい雰囲気になってきています。
そんな中来週に入ります!
殺陣って日々の鍛錬と経験がものを言うので時々、時代劇に少しだけ出ている人と、時代劇の鬼、勝新太郎さんのもとで厳しく鍛えられた松平健さんと比較するのはいささか気の毒な気が。それに時代劇の殺陣や、所作は重心の低い胴長短足で、腰がちゃんと入っている人じゃないととカッコ良く見えない。足長で長身の人が日本刀を持つと手先だけで振り回している感じになって美しくない。あそこのシーンをちゃんとしようと思ったら、徳重さんに時間をかけてトレーニングしてもらい、その上で入念なリハーサルをすれば、ある程度このハンデを克服できたと思うけど、そこまであれだけのシーンに手間をかけれたかどうかは疑問?
薬師丸ひろ子さんに音痴の役をやらせたり、安達祐実さんに棒芝居させたり・・・朝ドラってこうゆうのが好きだね~
個人的には「江戸を蹴る」のストーリーがめちゃめちゃ気になる
蹴るというワードから参勤交代を断った侍の話と思われるのですが、参勤交代という掟を破った者は死あるのみとカムイみたいに狙われ続けるのか、参勤交代を断ったことで解雇処分になり「オレをクビにした奴は誰だ?」と拝一刀みたいに家族総出で幕府人事部への復讐を試みる話になるのか?
いずれにせよ「江戸を蹴る」見て~っ!