2022/5/10(火)第5週「フーチャンプルーの涙」
あらすじ
賢秀を告訴すると意気込む下地が警官の案内で比嘉家にやって来ました。そして歌子が賢秀の妹であることを知った下地は比嘉家の家族に告げました。歌声を披露すれば今回のことは水に流す、と。
賢秀のことを許してもらうため、歌子は覚悟を決めて下地の前で歌声を披露しました。下地は歌子の歌声と、賢秀を見守る比嘉家の家族の優しさに心を動かされました。そして下地は賢秀を許しました。
しかしその直後、賢秀が詐欺に遭ったことを聞きつけた賢吉が比嘉家にやって来ました。怒り心頭の賢吉は比嘉家の家族に告げました。暢子が東京で働くことは許さない。賢秀が東京に行って仕送りしろと。
明くる朝、賢秀が書き置きを残して家から姿を消しました。賢秀は帰らないつもりでいることを優子は察していました。妹たちが賢秀のことを案じているその頃、賢秀はバスに乗ってやんばるを旅立つのでした。
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感想
下地先生
歌子ちゃんへのストーカー行為を繰り返すだけの存在だった(笑)下地先生のことが、はじめて好きになれる回でした。
歌子ちゃんの歌声をようやく聴くことができた下地先生。
自分が音楽教師になったのは、歌子ちゃんの音楽の才能を花開かせるためだったと口にするその言葉は歌子ちゃんにとって最高の褒め言葉。
そして歌子ちゃんを産んだ優子さんへの褒め言葉でもありました。
そして下地先生は賢秀くんを許しました。
下地先生が賢秀くんを許したのは、賢秀くんを見守る家族たちの気持ちを察したから。
下地先生は、賢秀くんが隠れていることはお見通し。
賢秀くんが隠れていることに気づかないふりをしながら、賢秀くんを叱咤激励する下地先生の教育者としての心意気にシビレました。
下地先生にはもっと登場し続けてほしいと思わずにはいらません。
しかし、近いうちに下地先生の異動が描かれるはず。
下地先生、異動を機に物語の中から完全に退場してしまうのでしょうか。
賢秀くん
家族が寝静まった頃、眠れない賢秀くんが言いました。
今まで親以外の大人で自分を褒めてくれる者はいなかった。
だから、はじめて自分のことを認めてくれた大人を信じることにした。
しかし、その大人にだまされてしまったと。
賢秀くんの言うことはもっともらしく聞こえますが、賢秀くんは親以外の大人たちから認められるようなことを積極的にしたことがあるのか。
そこがわかった時が賢秀くんが大人になるとき?
ところで賢秀くんは、次週の火曜日にふたたびやらかします。
今週、暢子ちゃん、そして比嘉家の窮地を救い、男前の姿を見せてくれるらしい賢秀くんが、一週間後にはふたたびいつもの賢秀くんに。
賢秀くんが大人になる姿を最終回までに見ることができるのか心配になって来ました。(笑)
予習レビュー
暢子ちゃんが上京して料理人になると宣言。
高校を卒業した後の「ひなたの道」を見つけたその矢先に、賢秀くんがまたしてもトラブルを起こしてしまう。
ここまでの展開は判明していましたが、その先が少しだけ明らかになりました。
賢秀くんが起こしたトラブルのため、暢子ちゃんの上京は危うくなってしまうようです。
どのように危うくなるのかはまだ不明です。
地元の会社への就職を求められるなどするのかもしれません。
家族が一つの家に住んでいた方が生活コストを切り詰められるので。
また、この先のどこかのタイミングで賢秀くんが家を出て放浪を始める展開になることも判明しています。
そのタイミングがいつになるのかはわかりませんが、この度のトラブルが引き金となって家を出て行くことになるような気がしています。
また、賢秀くんのトラブルがきっかけとなって、歌子ちゃんが下地先生の前で歌声を披露するという謎の展開も。
比嘉家はこれからどこに向かって行くのでしょうか。
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仲間由紀恵さんの朝ドラ登場もはいりさん同様に天うらら、花子とアンに続いて3つ目の登場しかも全て東京制作これもはいりさんと同じだ。ただ朝ドラ共演は初めて。仲間さんは花子とアンの時の蓮子さん役では相手を批判したりと花子(吉高由里子役)にも不満をぶつけたりしていた。今回の優子さんとは性格が対照的だ。仮に賢秀君のバクチも優子さんはあっけなく信用していたけど蓮子さんだったら徹底的に疑っているし、バクチを打ち出した我那覇にもけんかして食ってかかっているだろう。更に警察にも徹底的に訴えているのでは。また賢秀君とも家族の縁を切っていると思う。賢秀君はこれで終わらず東京編でもさっそく暢子を引っ掻き回してしまうみたいだ。
賢秀は家を出て行ったけど、本土に渡るためにはパスポートも必要だし、渡航費だってバカにならない。そんな金を持っているとは思えないし、家にもないだろう。せいぜい那覇あたりで肉体労働をやるのが関の山だと思う。
ニーニーの「部にして返す」こと部返しに全て持って行かれてしまいましたが、ニーニーがバス停で頭に着けた「マグネットオーロラスーパーバンド」もインパクトある名前でした。なぜニーニーは自宅を出るときにあのバンドを着けなかったのかは瑣末な疑問に過ぎませんね。
それにしても500ドル→1000ドル(弱?)と倍(?)になり、部返しによって更に倍になるのでしょうねえ。当事者にとっては悲劇ですが、部外者にとっては喜劇と紙一重。ニーニーを見ていて、本人(?)はロボ根性で突っ走っているのだけれども、いつも残念な結果に終わる、「がんばれ!! ロボコン」のロボコンを思い出しました。「がんばれ!! ロボコン」のメインシナリオライターの上原正三さんは那覇出身でした。
もう、この脚本に着いていくのは放棄します。
島から出るような金がないにーにーが、島からいなくなったら、もうにーにーは
最初から物語の中にはいないものとします。
下地先生、歌子が隠れていたときにも、本当は気づいていたんですね。太陽と北風
ですか。自分から歌い出すのを待っていたような。でも、やっぱり後押しが
必要だから、めちゃくちゃな論理で歌わせることにした。正直、学校の中で
翼をください、を歌ったときのような心からの叫びは感じなかったが。
この後、良子と歌子だけの物語で進んでもらっても、一向に構わないけれどね。
下地先生に対する感想はブログ主さんに同意
長かったコメディリリーフの役回りからの今回の演技、片桐はいりさんの役者としての器の大きさに私もシビレました
最後にあとひとつ、下地先生フィーチャリングされる場面があるみたいですね
アルザスロレーヌフランス万歳でおなじみ「最後の授業」みたいなシーンになれば個人的には理想的です
賢吉おじさんの「暢子が働いて給与を借金返済に回せ」「東京に行く渡航費なんかない」は厳しいけど正論だと思うのですが、「賢秀が出て稼げ」には???
賢秀が大阪なり東京なりに行くにも渡航費がかかるんですけど…
賢秀は野宿でもいいけど、暢子のことはやはり女の子だから心配してるのでしょうか?
実は優しいのかも知れませんが、賢吉おじさんに限らず、このドラマは「女のくせに」とか「女なんだから」というセリフが多く、この先、東京編で描かれるであろう沖縄差別と共に、性差別も問いかけてるドラマに思います
う~~~ん…。何とも言えないなぁ。
比嘉家で共感できるのは良子ちゃんと歌子ちゃんだけだわ。
二ー二ーは言うに及ばず、優子さんも母としてちょっといただけない。借金の返済も済んでいないのに重ねて借金して、返せないと謝る。何かその繰り返し。
暢子ちゃんにしても、コックになりたい夢が見つかったのはヤング大会の時。それから下調べもした様子もなく、ただ東京に行きたい!地に足が着いていないのは二ー二ーと相通じるところがあるように見えます。
この違和感が後々解明されていくのでしょうか。
あさイチで、大吉さんが「この家族ちょっと落ち着こう!」の言葉に大きく頷いてしまいました。
にーにーは、
ほんと、
ボンコツですなあ。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
複雑打撲って何?下地先生、歌子ちゃんに歌わせる事がねらい。絶対、賢秀があそこに隠れていたの知っていたよね。やっぱり。ただ次はおじさんが控えているぞ。おじさんが入るタイミングまるで吉本新喜劇。何が腹減っただ。賢秀ずっと空腹でいろ!比嘉家の人って良子さんと歌子ちゃん以外なんかいい加減。いよいよ賢秀、寅さん化。劇伴がロッキーのテーマみたい。やっぱりボクサー。
さすがに今日の賢秀の態度に殺意を覚えたのは私だけでしょうか?暢子もこれでもよく堪えた方ですよ…。私だったら包丁向けていたでしょう。
「よかったな」じゃねぇよ!まずは真っ先に謝れ!
「倍にして返す」じゃねぇよ!まずは元金を返しなさい!
まぁ明日からまた動き出すようですが…。
私は朝ドラを見るときはなるべく肯定的に入るようにしていますが、それでも「?」と思うような部分がかなり散見されているように思います。
今日だと歌子の歌ったら許してもらえるの件。
論点の完全なすり替えになってしまっており、音楽に対しての冒涜は音楽で返せが取ってつけたようになってしまっています。
歌子の「人身売買」のようになってしまい、腑に落ちないなと。
大人同士なんだからそこはもっとしっかりして欲しかった。
今回の良心はまさかの賢吉さん。
視聴者の総意でしょう。
これからの展開、ついていけるかどうか多少不安になってきています。
「銀座に住む」というセリフに朝も早よから反応していた輩が多かったけど
というか、勤務先や大学に近いとこから居住場所ってまずは考えない?
そこから自分の経済と照らし合わせながら広さや毎日の移動時間と折り合いつけながら勤務先から離れていくのはフツーじゃね?
家賃が高い東京で銀座からはじまり気がついたら多摩川や荒川を越えていたり高尾山が近くになっているとこに住むのは珍しくないんじゃないかな?
「銀座に住む」をネガティブに反応してる輩どもって「東京に行ったことはありますが住んだことは一度もありません」という自己紹介しているだけなんだけどなあ
ちむどん見て感じたんですけれども出てくる警察官お巡りさんが腰に刀がありましたけれども1972年頃の警察官お巡りさんは棍棒が拳銃ですよね確か戦後GHQ指示で刀から棍棒か拳銃ににに変えていったはずですよ