ちむどんどん

良子と石川の結婚決まる / ちむどんどん 第35回

2022/5/27(金)第7週「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」

あらすじ

自分のクビを賭けた房子とのペペロンチーノ対決に挑んだ暢子は、研究の成果を存分に発揮したペペロンチーノをつくりあげました。暢子のつくったペペロンチーノの出来栄えをシェフの二ツ橋は高く評価しました。

そして、房子が厨房に立つ番となりました。店の面々が見守る中、房子は一心不乱にペペロンチーノづくりに取り組みました。そしてついに房子のペペロンチーノが完成。房子のペペロンチーノに暢子は圧倒されました。

房子に負けを認めた暢子は、房子からクビを宣告されるものの、ここで働かせてほしいと暢子は房子に懇願。房子に口答えしない、房子の命令は絶対、などの条件をのむことで暢子は引き続き働かせてもらえるようになりました。

その半年後、良子と石川がやんばるの人々に祝福されながら結婚。良子の結婚式を機に、暢子は沖縄に里帰りました。その頃、関東地方を放浪していた賢秀は、千葉県で養豚場を営む猪野と出会っていました。

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感想

ニーニーの人生の転機の到来?

今回、ニーニーが出没した養豚場は北関東にあるという設定です。

中原丈雄さん演じる養豚場のオーナー・猪野寛大さんは、その名が示すとおりニーニーの非礼に対して「寛大」に接してくれる器の大きな人物とのこと。

また、猪野寛大さんには娘がいます。

演じるのは佐津川愛美さん。

寛大さんの娘・清恵は、父が経営する養豚場の後継ぎになると心に決めている父親思いの真面目なお嬢さん。

そんな性格の女性なので、真逆の性格のニーニーとはクチゲンカが絶えない。

次週あたりから、そのようなニーニーのストーリーが始まるものと思われます。

さて、ニーニーは当面は相変わらずニーニーのようですが、寛大さんがニーニーをありのままに受け止め、愛する養豚の仕事をニーニーに伝授。

アババとアベベを可愛がっていたニーニーは、寛大さんとの出会いを経て養豚の仕事に目覚め、大人になってゆくのかもしれません。

また、寛大さんの娘の清恵ちゃんとニーニーの関係について、ガイドブックによれば「丁々発止のクチゲンカを繰り広げることになるが・・・」と意味ありげな解説。

ニーニーが清恵ちゃんと結婚し、養豚場の婿養子に迎えられる。

そんな展開になるのではないかと、ブログ主は予想しています。

これから始まるらしいニーニーの成長ストーリー。

ニーニーはどこまで大人になれるのでしょうか。

暢子ちゃんの人生の師?

寛大な寛大さんがニーニーの人生の師ならば、同じく寛大な房子さんは暢子ちゃんの人生の師のような存在になるのでしょうか。

房子さんに負けを認め、条件つきで銀座のレストラン「アッラ・フォンターナ」で働き続けることができるようになった暢子ちゃん。

今回が、暢子ちゃんの成長ストーリーの始まりの瞬間であることを願うばかりです。

ニーニーの成長ストーリーが始まったように。

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予習レビュー

今週のサブタイトル「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」が回収されます。

暢子ちゃんが房子さんに挑んだペペロンチーノ対決。

人当たりはとてもソフトながらも料理の味には極めてストイックなところが見え隠れする二ツ橋シェフが、暢子ちゃんの仕上げたペペロンチーノの味を高く評価しました。

暢子ちゃんがペペロンチーノを仕上げたのに引き続いて、今度は房子さんの番です。

房子さんが料理をしないことに不満を募らせた暢子ちゃんが挑んだペペロンチーノ対決。

房子さんはオーナー経営者という立場であり、シェフはじめ複数の料理人を雇っているので房子さんは経営に専念すべきです。

暢子ちゃん、そのような社会のリアルを知らなかったのでしょう。

そして、社会をまだ知らない若者の不満に応えて、ペペロンチーノ対決に挑む房子さんは、やっぱり大人です。

対決をきっぱりと断り、その場で解雇を言い渡すことだってできたはずです。

房子さんの大人の対応がどれほどのことなのかを暢子ちゃんが理解する日がやって来ることを祈るばかりです。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    おっしゃるとおり食材の穴埋めや代用がなければならないのがこの時代
    当たり前のようにゴーヤーやシークヮーサーが出てくるのはなんだかなと感じる
    プロジェクトXの8ミリの悪魔を放送した公共放送、過去の放送番組のデータは捨てているのかと問いたいぐらいです
    何度もコメントしますが人物や人間関係の描き方に対しては個人的には何も申せませんが、当時あってはならないモノが当たり前のように出てくるのはやはり変だわ
    カムカムにて映ってしまったプリウスはまだ許せるし、阪神淡路大震災がスルーされたのも京都はそれなりに遠いとスルーできるが
    当たり前のようにないモノを出すなら出所をキチンと明確にすべきだと思う(借金の返済とか他人の家庭のことなどど~でもええけど)

  2. ずんこ より:

    井の中の蛙が、ついに大海を知りました。

    暢子ちゃんは、今まで大きな挫折を味わってきませんでした。
    料理の面では、子どもの頃から料理をしてきて、周りから美味しいと褒められ、地方の小さな村の料理大会で優勝したことで、自信を持ってしまった。
    料理の世界を甘く見ていた面があったのではないでしょうか。
    でも、房子さんの経歴を聞き、実際の料理を食べてみて、自分の知っている世界の狭さに気付いたのではと思います。
    ようやくスタートラインに立った暢子ちゃんを見た気がします。
    ずいぶんと遅かった気はしますが…。
    謙虚に、素直に、これからいろいろなことを吸収していって欲しいものです。
    暢子ちゃんの知っている世界は、今はあまりに狭すぎますから。

  3. 丹善人 より:

    ちゅらさんでもタイミングの悪い男がいましたが、智の告白寸前の間の悪い雪。
    そして次週は和彦君の再登場。でも、さっさとクビになりなさい

    ネーネーの結婚式では髪の毛をまとめていた主人公。だったら厨房でもやればいいのに。

    ちなみに、次週では早くも子どもが出来るそうですが、結婚して子どもが出来たのに
    離婚したというのも過去の朝ドラにはありましたね。半分青いがそうだし、
    スカーレットでも、実際には旦那が若い弟子の暢子と駆け落ちしたそうですし。
    子どもを流産して離婚したのがふたりっ子でしたか。
    この二人はどういう別れ方をするのか、今から期待感。って、無理にでも
    別れさせようとしたり。

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    やっぱり変だわ!

    あの時代は沖縄で大量発生していたウリミバエズとミカンコミバエの本土流入を阻止するため検疫がめちゃめちゃ厳しかったのが史実
    先週のゴーヤーに続き今週のシークヮーサー、基本的には本土にあってはならない食材
    もしかしたら島ニンニクもゾウムシ対策で検疫対象だったかも?

    九州南部あたりで作っていたならそれはそれで要説明なことだと思う
    とにもかくにも対象の虫が本土に入っていたら日本の農業は大ダメージを受けていたはず
    他人の家庭のおカネについてはギャーギャー言うことではないが、国家危機であったことを軽く扱うべきではないと思う

  5. オペラ座の怪人 より:

    おいおい、約束は約束、
    負けたらクビじゃないのかよ。
    原田オーナーも甘いな。

    でも、次週予告で、
    原田オーナー「クビ!」のあと、
    黒島結菜ちゃんがオフィスらしきところで
    働いていた?
    やっぱ、レストランはクビになるのか?

    智は、もう、黒島ちゃんにプロポーズしようとしてた?

    業界の重鎮、中原丈雄さん、何屋さん?

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 還暦のたつお より:

    あれ、肩ロースどう、穴埋めしたの?普通この食材の穴埋めがドラマになるんだけど?

  7. 還暦のたつお より:

    ブログ主様のコメントについてですが、確かにレストランの経営者が、全員オーナーシェフとは限らないですからね。特にこの時代はシェフの名前でお客を呼べたのは、村上さんや小野さんのような一流ホテルの料理人(この頃はシェフって呼ばれ方はしてなかったと思う)に限られていました。でも、暢子さんこの時代にしては考えられないくらい職場で優遇されているな。まあ高島シェフのあの性格のお陰なんだけど、他の店なら洋食も和食も料理人の世界はパワハラ、いじめ、当り前の厳格な徒弟制度だったので、あんな口応えしてたら、肉切り包丁が飛んでくるよ。
     オーナーのペペロンチーニ、シークアーサーをチーズおろしで多分、ライムかレモンの代わり。まあ経験と才能の違い。あっさり負けを認めるが往生際悪し。あのーオーナーの言っているのはごくごく当たり前の条件ですけど。でもオーナー最初から暢子さんをクビにする気なかったね。

  8. 魁光5品目 より:

    週のタイトル「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」。闘わせるのではなくお互いのいいところを掛け合わせて融合させたといったところでしょうか。

    房子さんの面目躍如。食べる人の顔を第一に考える。
    前作の「カムカムエヴリバディ」を思い出します。

    暢子よ…。自分の言ったことには責任を持て。
    あまりにも無神経過ぎた。謙虚な気持ちを持って実力を磨いて欲しいものです。

    良子の門出。金金うるさい賢吉さんも喜んでくれたようでなにより。

    智よ。好き好きオーラ出過ぎだ(笑)
    来週以降のフラグになりそうです。
    暢子←智←歌子のややこしい関係になると予想します。

    和彦

  9. 名乗る程の者ではございません より:

    主演映画が公開されて「スカーレット」以来久々の朝ドラ主演だったんですがね、監督の性的トラブルによる映画公開直前中止とはつくづく運がない、佐津川愛美さん
    特撮好きな私としては好きな女優さんなんですよね、平成にリメイクされた「キカイダー」のミツコ役や「電人ザボーガー」のレディボーグ役
    因みに上記のトラブル起した監督の奥さんって橘いづみさんなんですね、知らなかった
    橘いづみさんの曲好きだったなあ、当時は女尾崎豊と呼ばれてましたね(尾崎豊路線は平成末期に欅坂46が復活させてましたね)

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