2022/9/2(金)第21週「君と僕のイナムドゥチ」
あらすじ
暢子の沖縄料理店「ちむどんどん」がついに開店する日を迎えました。矢作を歌子の働きに支えられ、「ちむどんどん」は開店して早々に大繁盛。開店初日を大盛況のうちに終えることができました。
同じころ沖縄やんばるでは、良子は学校給食を改善するプロジェクトを「うまんちゅ給食」と名づけ、二度目の挑戦の準備を進めていました。そんな中、「最強の助っ人」として、優子が給食の調理に加わることになりました。
一方、「ちむどんどん」には重子と波子も店に駆けつけ、暢子を祝福。しかし重子と波子の言葉が暢子を動揺させました。かつて青柳家に届けてくれた弁当の方が美味しかったと重子と波子は言ったのです。
そのころから、「ちむどんどん」から客足が遠のきはじめました。そして「ちむどんどん」開店から二ヶ月が経ったころ。来客がまったくない日も出始め、ついに「ちむどんどん」の経営は赤字転落するのでした。
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感想
清恵ちゃんのストーリー
千葉に戻った清恵ちゃんの言葉から、前回フォンターナで清恵ちゃんが語った「友人」とは清恵ちゃん本人のことであることがほぼ確定。
フォンターナに姿をあらわした長身の男も「涌井」という名前であることが判明。
いよいよ、清恵ちゃんのストーリーが動き始めるのかと思いきや、今回はここまで。
清恵ちゃんのストーリーの本格始動は次週以降となるようです。
残念。
ところで、清恵ちゃんと寛大さんの会話から、清恵ちゃんとニーニーの二人を一緒に東京に出張させた寛大さんの思惑が見えました。
二人だけで話をする機会をつくり、二人の距離を縮めようとしていたのでしょう。
また、寛大さんも「涌井」のことをよく知っている模様。
その上で、清恵ちゃんをニーニーの距離を縮めようとする寛大さん、ニーニーのことをそれだけ評価しているということなのでしょう。
まだ沖縄にいたころのニーニーが、はじめて我那覇さんにだまされたとき。
ニーニーは言いました。
自分のことを生まれて初めて認めてくれた大人が我那覇さんだったのだと。
我那覇さんがニーニーのことを認めたのは、ニーニーをだまそうとしたからです。
しかし寛大さんがニーニーを評価しているのには裏はありません。
ニーニー、早くそこに気がついてほしいものです。
そして次週あたり、ニーニーは寛大さんから自分がどれほど期待されているかを気づくことになるのかなとブログ主は期待しています。
撮影終了
昨日、本作『ちむどんどん』の撮影が終了したとのことです。
前作『カムカム』では結末が徹底して伏せられていたので、恒例の最後の撮影現場でのヒロインの記念撮影は非公開。
本作の撮影現場は公開されていました。
本作の撮影現場は、沖縄やんばるの実家、比嘉家のセット。
東京杉並の沖縄料理店「ちむどんどん」のセットではありません。
そして、比嘉家を背景にして記念撮影の写真に収まっているのは、どういうわけかセーラー服姿の暢子ちゃんです。
暢子ちゃんが生まれ故郷で過ごした日々の描写が最後の撮影。
その沖縄での描写が、クライマックスのストーリーと関わってくるのでしょうか。
本作は予測不能の展開を繰り返してきましたが、最後の最後まで予測不能の展開を楽しませてもらおうと思います。
追伸:ブラピ主演の『ブレット・トレイン』を観ました。
そのあり得ないレベルの荒唐無稽さや、リアルを完全に無視した署設定は本作『ちむどんどん』のはるか上方を行っていました。
『ブレット・トレイン』を観れば、本作『ちむどんどん』が極めて普通のおとなしい作品に見えますよ。(笑)
『ちむどんどん』反省会の方々が『ブレット・トレイン』を観て・・・
・新幹線のホームにコインロッカーがあるのはおかしい
・新幹線の座席が回転できず固定されているのはおかしい
・東京を出発してから富士山が見えるまでの時系列が変
・新幹線の西の終点が京都駅なのは考証不足
などなど、真剣に「反省」する姿を想像しながら鑑賞すると二倍楽しめます。
予習レビュー
「ちむどんどん」がついにオープンしました。
なんでも、店がオープンするころには、あの矢作くんがいい働きを見せるのだとか。
ところで矢作くんを演じる井之脇海さんが、矢作くんというキャラクターについて、以下のように語っています。
・フォンターナ時代は矢作は暢子に嫉妬していた
・フォンターナを退職後に大きな挫折を経験
・挫折を味わったことで少しづつ成長する
・ちむどんどんで働くころには暢子の才能を素直に認められる
・自分の店を持つ夢を叶えるために暢子からも学ぶ
・一方、自分の調理の経験を暢子に丁寧に教える
暢子ちゃんの店に料理人として迎えられた矢作くんは、はじめのうちこそ面倒臭いキャラを炸裂させるようです。
しかし、店のオープンを迎えるころには成長の兆しが見え始めるのだとか。
フォンターナに二度にわたって多大な迷惑をかけるなど、お騒がせキャラだった矢作くんですが、今回あたりから人気キャラになるかもしれません。
挫折を味わった人物の心の再生ストーリーは、ブログ主の大好物。
最終回まで残りわずかですが、矢作くんの成長という最終回までの楽しみをブログ主は見つけることができました。
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歌子が買い物から帰って来た時に立ち聞きしてしまった話し
あれ、台詞にしても酷くないですか?
ストーリーに必要か?と疑問に思いました
ああいう展開になるなら、その前までの会話でも充分だったのではないかと
お古という台詞は脚本家の神経を疑います
私は、時代考証や商売に関する事など
細かいところは分かりませんが
台詞はさすがに気になります
気になるといえば
撮了の写真、セーラー服でしたね
謎です
厨房に入っているのが、沖縄料理に馴染みのない矢作さんである事と、にーにーがこの段階で店に関わってはこない事。地味にこれが大きな意味を持っていますね。要するにおでんの時の時のように「こんなものは沖縄料理じゃない」と言ってくれる人がいない、という事です。三郎さんあたりが指摘してくれればよかったんですね。
しかし皮付き豚に関して、そんなのにーにーに頼めばいいだろ、と、見ている人はみんな思うはず。これも、にーにーが養豚場で働いている事を、本人がなかなか言わないので暢子も智も、情報としてすぐには思いつかないって事ですね。
矢作さんが暢子の体調を気遣うのは過去に奥さんを流産させてしまった経験があるのでは。ふとそう思いました。矢作さんの奥さんの再登場はないのかな。
皮つき豚の角煮
「美味しんぼ」第2巻にフツーの豚の角煮との違いをまだ尖っていた頃の山岡士郎さんが説明しています、なお後々にたまに登場する周大人が初登場したのはこの回です
追記
ちなみに「美味しんぼ」にトンポーロウが掲載されたのは、このドラマの時点と同じ頃になりますね
皮つき豚肉、スーパーや町のお肉屋さんでは入手は難しかったかな?だって需要がないから
ただし、取り扱いあるとこにはあるというものでしたので専用業者に応相談で入手という感じかな?
余談になりますが、豚の目玉ってどのように有効活用されているかご存知でしょうか?経験の浅い若手の眼科医対象に白内障手術の練習に使われることがあります
「泳げニシキゴイ」やっとコンビ結成。ベタだけど面白い。渡辺大知君こちらの方が持ち味発揮。
鯛焼美味しい。二人で一個分け合うと尚良かったのに。うまんち給食。優子かあちゃんのサポート。
人形劇の説明成功。お店は満席、和彦の初仕事掲載、ただそんなに良い事ばかりは続かないだろう。
東京人に合わせたつもりの味付けが災いしそうな気がってすでにその兆候が。涌井の存在も不気味。
重子さんの言う「ちむどんどん」の根本的な問題は東京の人の口に合うように変に寄せ過ぎて沖縄料理の本来の良さを潰してしまっているということでしょう。
まさかの弁当攻撃がここの伏線になっているとは…。
過去のおでんは我流で行きすぎた部分がありましたが今回は逆。
しかし根本は一緒。料理の本来の良さを最大限引き立てることでしょう。
私の地元は博多なのですが、東京の博多ラーメン店に行くと、故郷のラーメン独特なエグみや獣臭さがなく「何か違うな」と思ってしまうことが多々あります。
良子は教師としてまた一つ成長。
一番は給食をより身近に感じてもらうことです。
来週は「ちむどんどん」は危機を迎えますがさっき言った問題に早く気付いて欲しいものです。
PS
まともだと思ってた清恵さん。実は昔は賢秀と同類。新たな展開、一体どうなるのでしょうか。
和彦「皮つき豚の角煮・・・・・・・・・。」
中華の「トンポーロー」も「皮つき」の豚ばら肉を使うのですよね。
日本で「皮つき」の豚肉があまり使われてないのは「煮込み」の手間わ惜しむ傾向が強いからかな。