舞いあがれ!

Xマスにパーティー開く / 舞いあがれ! 第38回

2022/11/23(水)第8週「いざ、航空学校へ!」

あらすじ

都築教官がいつも手にしている黒いノートに舞たちの注目が集まりました。中澤によれば、都築教官は学生たちの素行をノートに書き溜め、その情報をフライト過程を行う帯広本校に引き継いでいるというのです。

そんな中、班員で取り組む授業の課題をめぐって柏木と矢野が対立。二人の対立がきっかけとなり班の空気はギクシャクしたものになってしまいました。バラバラになった面々の心を一つにしようと舞はクリスマスパーティーを開くことを班員たち提案。

パーティーに参加したのは矢野、吉田、舞の3名だけでした。しかし、水島と中澤も加わり、都築教官もパーティーに参加したことで、班員の中で参加を最も強く拒んでいた柏木もやむを得ず参加することになりました。

舞の機転によって、対立していた柏木と矢野は歩み寄る姿勢を見せはじめました。しかし、矢野が男子学生の考え方の甘えを厳しく指摘したことで状況は一転。班の空気は、再びギクシャクしたものになってしまうのでした。

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感想

舞ちゃんのチームメイトたちのバックグラウンドが見えてきました。

中澤くん

愛妻家であることを自慢していた中澤くん、実は奥さまとの関係をこじらせている模様。

奥さまとの関係をこじらせた原因は今回は明らかにされず、事前にアナウンスされた情報の中でも、そのあたりのことは伏せられています。

妻子がありながら、仕事をやめて航空学校に入学したことが奥さまとの関係をこじらせる原因になったのか。

それとも、航空学校に入る前から奥さまとの関係がこじれていたのか。

ブログ主の推測は前者です。

中澤くんと奥さまの関係は以前は良好だったものの、中澤くんが航空学校に入ることを、奥さまは反対したのでしょう。

それまでの安定した生活が失われるリスクが生じるので。

一方の中澤くんは奥さまとの関係が良好だったが故に、自分が夢を追うことを奥さまは理解してくれるはずだと思い込んだ。

なので、奥さまが思いがけず自分の夢を反対することが中澤くんには意外だった。

奥さまの意外な反応を受け入れられずにいる中澤くんは、それゆえに奥さまとの関係が良好だったときから思考が止まっている。

それが愛妻家を装う行動に出ているのではないか。

水島くん

ご実家のお母さまからの差し入れによって水島くんのボンボンぶりが明らかに。

そして差し入れに同梱されていたお母さまの手紙の文面から、水島くんはお父上の反対を押し切って航空学校に入ったらしいことも判明。

班の中でいつも明るく振る舞い、メンバーたちの中で社交性も抜きん出ているものの、闇は深そう。

闇が深いからこそ、その闇から目をそむけるためにつとめて明るく振る舞っているということも考えられます。

倫子ちゃん

倫子ちゃんも屈折しています。

倫子ちゃんは25歳なので、大学卒業後に3年ほど商社に勤務していたのでしょう。

その商社は間違いなく男性社会。

女性である倫子ちゃんはさんざん屈辱を味わったらしい。

屈辱を味わったことで生じた心の屈折が、航空学校在学中に癒やされるのか。

それとも航空学校卒業後まで、その心の屈折に苦しめられることになるのか。

その変化を最後まで見届けたいキャラが登場しました。

吉田くん

とっても素直そうな青年の吉田くんのバックグラウンドは、今回、描かれずじまい。

チームメイトの中で最もディープな過去があるから今回は割愛されたのか、それとも別の事情があってのことなのか。

これはブログ主の予想ですが、今回、倫子ちゃんが男子学生の甘えた環境を完全否定。

しかし、甘えられない環境で育った吉田くんが倫子ちゃんに反論する。

そんな場面が次回用意されているために、吉田くんのバックグランドが割愛されたのかもです。

柏木くん

お好み焼きを初めて体験した柏木くんが、お好み焼きが出来上がる様子に夢中になる様子が実にかわいい。

普段、協調性がまったくないのも、温室育ちであるがゆえに不器用なのかもしれません。

今回描かれた柏木くんの意外な素顔が、この先どういった形で回収されるのか。

柏木くんのこれからの変化の描写が楽しみすぎます。

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予習レビュー

航空学校宮崎校での座学の課程がスタート。

6名からなる班員たちで授業の課題に取り組むことになるものの、面接試験で舞ちゃんを小バカにした柏木くんと、数少ない女子学生の倫子ちゃんが対立。

班員たちを包む気まずい空気を舞ちゃんが和らげるというのが今回のお題です。

舞ちゃんはクリスマスパーティーを開いて親睦をはかることを提案。

しかし、倫子ちゃん以外は誰もその提案に乗ろうとはしない。

最終的には、舞ちゃんを小バカにしていた高慢な柏木くんもそのパーティーに出るようです。

パーティーに参加するきっかけが何なのかは不明。

しかしパーティーハットをかぶって渋々パーティーに参加する柏木くんの姿。

舞ちゃんが焼いたお好み焼きを食べる柏木くんの姿のショットがすでに公開されています。

一方、今回は「都築教官」という新キャラが登場。

演じるのは阿南健治さん。

宮崎校所属の都築教官が書いた黒いノートが帯広のフライト課程に引き継がれるとのことですが、その黒いノートを引き継ぐのが吉川晃司さん演じる「鬼教官」です。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではございません様。あってはならないミスをしてしまいました。福山師ではなく福本師でした。申し訳ございませんでした。あと真田広之さん「ブレットトレイン」に出てましたね。見事な立ち回りでクライマックスをさらってました。(役柄の設定が孫のいる老人というのがびっくり。)あと続けて「ジョン・ウイック4」にも出られていてキアヌー・リーブス、ドニー・イェンと戦うあー楽しみ。

  2. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではございません様。アントニオ猪木さんの訃報を聞いた時、グレート小鹿さんがまだ頑張っていると知って驚きを禁じえませんでした。横山エミーさんは、まさに絵にかいたようなセクシー女優でした、グラビアアイドルのはしりのような人でしたが、今のグラビアアイドルにはない
    毒気と大人の色気を感じさせるキャラでした。魅了はされても近付きたくないタイプでした。あと福山清三師の主演作の「太秦ライムライト」で福山師の相手役を
    務めた若手女優は「鎌倉殿13人」の女刺客トウ役で広く名前が知られる
    ようになった山本千尋さんです。この人は、福本師に教えを受けた
    最後の一人です。一度彼女を武田玲奈さんと戦わせてみたい。剣術対空手の異種格闘戦? 

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    吼えろ鉄拳にはカムカムの虚無さんのモデルだった福本清三さんも出ていましたね、当時は全然気がつきませんでしたが
    あと横山エミーさんも、梅津の大将が愛する近鉄バファローズ二連覇(西本監督の時、内一回は「江夏の21球」で有名な日本シリーズ)に貢献した井本投手と不倫→スピード離婚からの暴露合戦で世間を賑わした女優さんでしたね
    あと驚きなのはグレート小鹿さんが今でも現役プロレスラーであること、当然スポット参戦のみですがそれでも凄いことだと思います(こんなところも私がプロレスが好きな理由のひとつです)
    力道山の弟子で唯一存命中の方、長生きしてほしいな

  4. ひるたま より:

    前々作『カムカムエヴリバディ』が高速展開だと当時話題になっていましたが、本作はカムカム以上の超高速展開だな~と思いながら(戸惑いながら?^^;)見ているのが本音です。

    それにしても先週までとはドラマ全体に漂う雰囲気もガラリと変わりました(ややAK制作の朝ドラに近いような印象も受けますが)…これも個人的な戸惑いの一因かもしれません。
    しかし考えてみれば舞台は航空大学校。先週までののんびりゆったりまったりとした雰囲気とは真逆であって至極当然な筈ですよね。主人公のみならず視聴者をも新しい環境に放り込まれて戸惑わせる意図の演出プランならば、制作側としては「してやったり」なのかもしれません。

    個人的には、吉田くんが舞ちゃんに最も性格etc.が似ているキャラクターかなと思いながら今日の回を見ていました。吉田くんにはぜひ必ずパイロットになって欲しいなと切に願います。
    お好み焼きパーティーの食材はどのように調達したのか?というツッコミは置いておいて(そもそも全寮制の航空大学校で買い物のための外出はOKなのでしょうか?^^;)、舞ちゃんの特技が遺憾なく発揮されましたね。(もう少し長く「なにわバードマン」に在籍していたらたこ焼きもレパートリーに加わったかもしれませんが)
    最後の方でお好み焼きを焦がしてしまった演出で前作を思い出してしまっている視聴者も少なくないようで…白状しちゃうと私もつい気になってしまった1人です。

    • ひるたま より:

      「新しい環境に放り込まれて」⇒ 「新しい環境に放り込んで」ですね…。
      推敲不足で大変失礼致しました。

  5. 丹善人 より:

    航空学校編は1年かけての取材を元に、正確に描きながら、ちらっとフィクションも
    入れて、違和感なく、そしてドラマとしても楽しめる内容にするため、脚本家が
    変更になったようですが、オーバーな部分はありながらも、とりあえずは破綻もなく
    なんとかいけてるのではないでしょうか。今日の最後はぶつかり合いながらも、
    各自の背景が自然に浮き彫りになって、それはそれで意味ある展開だったような。
    それもこれも、「都築ポイント」なる、いい加減な情報に舞ちゃんが振り回された
    結果で、安易な展開だけれど許す。
    航空物だと「ドジでのろまな」という言葉が浮かびますが、みんなとのレベルの違いに
    はっきりと目を丸くして、実にわかりやすい。

  6. ずんこ より:

    何だかずいぶんテイストが変わりましたね。
    脚本家さんが変わったからでしょうか。
    頭の切り替えに、少し時間がかかりそうです。
    お好み焼きを焦がす演出とかは…要らないかな…。

  7. 名乗る程の者ではございません より:

    あれぐらいの焦げならば食うよ
    逆に「スカーレット」のぐちゃぐちゃのタコ焼きは食う気なくすよ
    あくまでも個人感なんだけど、Twitter等で「食べ物をムダに扱うな」と過剰に反応する傾向もどうなんだと思う、正論なんだけど正論も過剰になれば暴言になるよ(食欲がないと言う病人に「もったいないから」と無理やる食わすようなモンだわ)

    まあ、前作の後遺症なんだろうけど

  8. オペラ座の怪人 より:

    クリスマスパーティー、
    お好み焼きパーティー、
    いやあ、なかなか良いではないですか~!?

    お好み焼きって、
    もう、何年も食べたことないけど、
    久々、食べて見たくなった~!!

    と思ったら、
    あ~あ、矢野学生~、
    余計なこと言うな~!

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  9. 還暦のたつお より:

    昼食は、揚げ物入りカレーライス。とサラダ、自衛隊の食事みたい。カロリー重視。謎の都築ノート、生活態度、適性を見てる?クリスマスなのにお好み焼きパーティー。味はうめず仕込み。都築教官も来た。社会人学生、愛妻家と言いながら家庭不和そう。舞さん意外な策士ぶりを発揮して、全員集まるまた揉め事が、果たして?

  10. 還暦のたつお より:

     名乗る程の者ではございません様。吼えろ鉄拳 面白かったですね。ブッチャーさんも、グレート小鹿さんも出てました。監督は、トラック野郎でおなじみの鈴木則文さんでした。

  11. 落合明人 より:

    今までにシロイン舞えちゃん含めて寮生活おしたのはあまちやん秋ちゃん半分青色の鈴愛ちやんなつぞら夏ちやんなどがあげられています舞えちゃんの寮仲間をみんな協力してお互いに笹井宛いるなて感じましたねところで舞えちゃんの同室になつた林檎ちゃんの荷物が多いけれども多分し越し屋さんが荷のんだだとあもいますよ

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