2023/2/28(火)第22週「冒険のはじまり」
あらすじ
金網の製造だけでは経営を続けるのは難しいので会社をたたむつもりだと小境は舞に打ち明けました。しかし、小境の言葉を聞き、舞は小境が金網づくりに対して愛情を注ぎ続けてきたことを感じとりました。
舞は必死になって小境を説得しました。小境の工場だけではできなくても、東大阪の工場の技術を集めれば新しい製品を製造できる。販路は自分が見つけ出すと。舞の決意に触れ、小境は新製品へのチャレンジを受け入れました。
その3週間後、小境の工場で作った金網を用いたハンモックの試作品が完成しました。そんな中、舞は御園に呼び出されました。御園は勤務している新聞社で異動になり、新聞記者から営業に配属されたことを舞に告げました。
同じころ、渥美の紹介で河内大学の関係者がIWAKURAを訪問。河内大学は校舎のリニューアルに際し地元の工場の技術を取り入れたいと考えていました。校舎を覆う金網の製造は可能かとの問いかけに、小境はやらせてほしいと頭を下げました。
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感想
空飛ぶクルマ
完成した金網ハンモックの試作品に対する渥美准教授の指摘がするどい!
欲しいけど、うちに置くスペースがない。
舞ちゃん、アイデアの新しさにばかりフォーカスしていたせいで、やっちまいました。
しかし、東大阪の工場がそれぞれの技術を持ち寄りって新しい製品を開発しその販路を開拓するというアイデアはなかなかなものです。
そして、東大阪の工場の技術の結晶がクライマックスで描かれる空飛ぶクルマなのでしょう。
そこで一つ心配なことが。
空飛ぶクルマが有人飛行までできたとしても、それが売れるとは限らない。
新しもの好きに数台レベルなら売れるでしょう。
実際に、昨年だったかどこぞのベンチャーが完成したばかりの空飛ぶバイクを驚くような価格で購入した酔狂な人がいました。
しかし、数台の販売では小境さんのような工場は持ちこたえられない。
次週、舞ちゃんが設立する新会社も、あっという間に資金ショートすることになるでしょう。
空飛ぶクルマを開発するなら、その一方で資金源になる安定して売れる製品も欠かせません。
そのあたりもこれから丁寧に描かれるのかと気になった『舞いあがれ!』第103回でした。
追伸:空飛ぶクルマがどんな形で登場するのかは今のところ不明。
ただし、世界中で開発が進んでいる空飛ぶクルマの動画がYouTubeに数多くアップされています。
ほとんどのケースは、ドローンを巨大にしたような形状です。
本作の最終週に登場する空飛ぶクルマも、そんな形状のものかと思われます。
貴司くん
デラシネにいつも来ている女の子が姿を見せなくなり、それが心配な貴司くん。
その女の子と一緒にデラシネに来ていた男の子の寂しそうな様子を見守る貴司くんの眼差しが優しい。
今回描かれた小さなエピソードで見えてきました。
北条氏が貴司くんに提案した、全国を旅しながら子供たちに短歌を教えるという企画を、貴司くんは断るのだろうと。
いつもデラシネに来る子たちに寄り添い続けることが貴司くんの一番の望みなのでしょう。
貴司くんが北条氏の提案を受けてしまった場合、舞ちゃんとのすれ違いの生活になりかねないことが心配でした。
しかし、その心配はなさそう。
そんな展開が、今回のデラシネでの貴司くんの描写を通して見えてきました。
御園さん
今週の後半、御園さんが舞ちゃんに起業を提案します。
東大阪の技術を集めた製品を開発しその販路を見出すことを新会社として取り組んでみてはどうかと提案するらしい。
御園さんが上記の提案をする際、御園さんもその新会社に加わるのかもしれません。
新聞記者から営業部に配属されたことがどうやら不満のようなので。
御園さん、舞ちゃんの相棒になるのでしょうか。
予習レビュー
初回のオープンファクトリーの企画は大盛況のうちに終わり、二回目の企画で盛り上がる中で厳しい現実が判明。
そこから新しいドラマが始まります。
工場の経営が苦しくて、オープンファクトリーへの参加どころではなかった金網フェンスの工場を経営している小境さん。
彼の苦境を知った舞ちゃんは、小境さんの工場で製造している金網を使った新商品のアイデアを考えることに。
この舞ちゃんの新商品開発が今週のサブタイトルの「冒険のはじまり」が意味するところです。
東大阪の町工場の技術を活かした商品開発、それが舞ちゃんの新しい冒険です。
ところで、舞ちゃんの新しい冒険のきっかけとなる小境さんを演じるのは三谷昌登さんという俳優業をしつつ、脚本家や演出家としても活躍する多才な方。
なんと『あさが来た』のスピンオフドラマ『あさが来たスピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」』の脚本を担当したのだそうです。
また『スカーレット』の劇中スピンオフの脚本も担当。
『エール』では脚本の取材協力をしているとのことで、何かと朝ドラとの関わりが多い方です。
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御園さん、あれ本心なのかな。なんか仕事が出来すぎて、質の悪い上役から疎まれたかな。ただ逆境にあって今までを見直し、新しい一歩を踏み出すとはなかなかタフ。今もかもしれないけど大手新聞社も男社会だろうから覚悟を決めて戦ってきたんだろうな。
昨日は書き込みまへんでしたが、
金曜に書いたように、
カウンターで、1人でたそがれていたおじ様が
昨日、今日の主役でした~。
ひし形金網、復活、良かったね~。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「正直不動産」スペシャルするんですね、福原さんお大忙し。体には気を付けて下さい。山Pさんは
ウディ・ハレルソンさん主演のアクション・コメデイ「マン・フロム・トロント」で、凄腕の殺し屋「マン・フロム・トーキョー」役で出演。ただし出て来てすぐに車にはねられます。
舞ちゃんがやりたいのは、そういうことなんですかね。いわゆる請負人。
小さな事で関心を呼んで、大きな受注につながる。まさにスローガン、
知沙なネジから大きな夢へ。
大ちゃんが中学生になり、陽菜ちゃんと何かあったのかな。そちらの物語も
何かありそう。
それぞれが新しい道を踏み出し始めました。
小堺さんは、スカーレットのフカ先生の二番弟子の印象が強いです。他にもカムカムで監督?してたりと朝ドラではお馴染みの顔ですよね。
とても味のあるいい役者さんですよね。
脚本家もされてたとは知りませんでした!