2023/2/27(月)第22週「冒険のはじまり」
あらすじ
オープンファクトリーが成功したことで、舞たちは祝宴を開きオープンファクトリーの次回の企画で盛り上がりました。そんな中、工場の経営が行き詰まっている小境が、舞たちが目障りだと文句を言い始めました。
オープンファクトリーに参加する余力がない工場の存在を知った舞は、小堺の工場が持つ技術を使って何かできることはないか考え始めました。そして練り上げたアイデアを小境に提案するものの、小境は乗り気にはなりませんでした。
一方、貴司のもとにやって来た北条が連載の企画を貴司に提案しました。短歌教室を全国で催し、その様子を知らせる記事を連載するという企画でした。北条からの提案に貴司は即答せず、答えを留保しました。
舞はその後も、小堺の工場が製造している金網の使い道がないか、アイデアを練り続けていました。そんな中、小境の言葉に舞は驚かされました。小境は会社をたたむことを考え始めていると舞に告げたのです。
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感想
「冒険のはじまり」というサブタイトルを持つ週のはじまりは、舞ちゃんが厳しい現実を直視するところからはじまりました。
浩太さんの回想場面
オープンファクトリーの打ち上げで、その場に居合わせた小境さんがいきなりブチ切れる場面に始めは違和感しかありませんでした。
このおじさん、何?って。
しかし、その直後の浩太さんの回想場面を見て、違和感は一瞬で解消しました。
浩太さんが亡くなる間際の回想場面を見て思いました。
あのころ、オープンファクトリーの企画が持ち上がったとしても、浩太さんはそこに参加する余裕など皆無だっただろうなと。
オープンファクトリーに参加しても経済的な負担はそれほど大きくないかと思います。
市役所からの補助もあるはずなので。
工場の稼働をいつもよりゆっくりめにするコストと、オープンファクトリーに参加する従業員の人件費。
経済的な負担はこれくらい?
しかし、あの頃の浩太さんには、オープンファクトリーに参加するような精神的な余裕も時間的な余裕もなかったはず。
今の小境さんが、あの頃の浩太さんに限りなく近い状況なのでしょう。
ここしばらくIWAKURAの経営があまりにも順調なので、東大阪の工場街が全体ではどんな状況なのか、ブログ主は想像できませんでした。
しかし浩太さんの回想場面を見て、そして小境さんの切羽詰まった様子を見て、東大阪の工場が置かれている状況が見えてくる回でした。
東大阪の厳しい現実
オープンファクトリーを実施することになった理由は、近隣住民からの工場が出す騒音への苦情対策でした。
では、どうしてそれまではあまりなかった騒音への苦情がここに来て増えたのか。
それは閉鎖した工場の跡地に建った住宅に引っ越してきて、工場との共存に不慣れな住民が増えてきたから。
そして、住宅が建つ前の工場が閉鎖されたのは、その工場の経営の行き詰まりが原因。
オープンファクトリーを実施することになった理由を突き詰めてゆくと、苦境に立たされている東大阪の工場の現実が見えてきます。
オープンファクトリーという企画を実施した背景には、苦境に立たされ閉鎖を余儀なくされる東大阪の工場の厳しい現実があったわけです。
そんな東大阪の厳しい現実に立ち向かうこと。
その過程で、空を飛ぶという夢に立ち返ること。
これらが『舞いあがれ!』最終回までのお題になる展開が見えてきました。
追伸
オープンファクトリーという企画を実施した背景にまで考えが至らないままオープンファクトリーを提案した御園さん。
新聞記者としては迂闊だったかなという気がします。
新聞記者ならば、騒音への苦情の対症療法的な提案にとどまらず、騒音への苦情を生み出した環境の変化にも思いをめぐらせてほしかった。
予習レビュー
前週の金曜日の回に笠巻さんが引退し、IWAKURAが世代交代の節目を迎えました。
そこで、ドラマの中で描かれたIWAKURAのこれまでの歩みをまとめてみました。
1994年
1994年、当時のIWAKURAは、浩太さん、笠巻さん、結城くんの三人の職人の小所帯。
事務のパートのおばちゃんが辞めてしまったので、めぐみさんが経理から梱包まで手伝っていました。
また、その頃は受注が激減し工場の経営は危機的な状況に。
このままでは東大を目指している悠人くんの私立中学への進学も難しい、そんな状態の中で難度の高いネジの試作品に成功。
ピンチを切り抜けました。
2004年
2004年、舞ちゃんが難波大学に入学した頃は、二つの工場と18名の従業員をかかえる規模にまで成長。
この年に、浩太さんは社名を「岩倉螺子製作所」から「株式会社IWAKURA」に変更。
IWAKURAで製造したネジを飛行機に乗せたいという夢を、浩太さんは従業員たちに宣言しました。
2007年
2007年、舞ちゃんが航空学校のフライト課程を修了。
一区切りついたことで舞ちゃんが柏木学生を連れて帰省したのがこの年の12月でした。
この年は、自動車の部品製造という大口受注の獲得に成功。
そして自動車の部品を製造するために銀行から融資を受けて新工場を建設。
新工場が稼働したのが舞ちゃんが帰省した頃のことでした。
2008年
2008年、リーマンショックの影響により受注額が激減。
この年の12月に舞ちゃんは航空学校を卒業し就職先の内定ももらったものの、リーマンショックの影響で入社が延期。
2009年
2009年、航空会社への入社が延期になった舞ちゃんは久しぶりに五島へ。
舞ちゃんが五島に滞在中、浩太さんが救急車で運ばれ入院するという知らせが。
新工場を建設し従業員も増えコストが増大したタイミングでの受注額の激減により、IWAKURAは窮地に。
そんな中、ようやく受注できた大口の注文がドタキャンに。
その心労によって浩太さんが急死してしまいました。
そして、めぐみさんがIWAKURAの三代目の社長に就任。
IWAKURAが再生に向けて動き始めます。
2013年
2013年、IWAKURAは復活し、航空機の部品の試作するチャンスが舞い込みます。
浩太さんの夢であった航空機の部品の試作に挑むものの、正式な受注にはいたらず。
また、IWAKURAの土地と工場のオーナーになっていた悠人くんが、土地と工場の権利をめぐみさんに返したのがこの年でした。
2015年
2015年、工場の周囲の環境変化に対応するためにオープンファクトリーに挑戦。
また、この年に笠巻さんが引退しました。
そして、その直後から「冒険のはじまり」です。
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貴司くんは旅に出て短歌教室を開くという企画以前に、デラシネをお休みすることに葛藤がある風でしたね。リューさんが「旅に出ている間はデラシネを閉めればいい」と言った瞬間に、絵を描く大樹くんの手がとまっていましたから。少年時代の貴司くんの拠り所だったデラシネは現在陽菜ちゃん(お母さんは夜職のシンママ?)や大樹くんの居場所として機能していますし、優しい貴司くんが彼らから居場所を奪うのに迷いを感じるのは当然かもしれませんね。
そりゃまあ、順風満帆とはいきませんよね。時代に着いて行かれずに
つぶれかけるところも出て来る。でも、新しい時代に取り残されることは
あらかじめ予想できたことじゃないのかな。発想の転換が必要なのに、
それを今まで放置してきたことのツケが回ってきただけのこと。
それを他人に愚痴ったり、投げやりになるのは違うでしょ。
舞ちゃんのように、新しい時代に、どうやったら生き残れるのか
考えることを最初から放棄してたんじゃ、話になりません。
最初の登場時は最悪だった北條さん。最近は、出て来るたびに期待するように
なった。次はどんな道を提案してくれるのだろうか。
スポーツ選手や漁師さんになったと思えば良いことなんだけれど、まだ
その覚悟が足りない。
「鋼の錬金術師」では、最後に旅に出る恋人に対して、じっとしている
男ってつまらない、と笑顔で送り出したけれど、帰ってこれる場所が
用意されているのが根無し草と違うところ。北條さんの意見に従っても
悪くはないと思うのだが。舞ちゃんの勇気を見習いなさいよ。
金網と言われたら即デスマッチと連想する私はプロレス脳
真っ先につながったのは金網の鬼と呼ばれたラッシャー木村さんではなく、金網電流爆破マッチの大仁田さんでもなく、金網のてっぺんから一拝してアジャさんめがけてギロチンドロップ仕掛けたブル中野さんです
私が見た女子プロレスにおけるベストマッチでした
御園さん、背景はご存知だったかと…。
町工場が潰れた後に住宅が建つからじゃ? と仰ってました。
東京でも事情は同じでその対策として実施されたこととして紹介されたのがオープンファクトリーだったかと思います。
次々に工場が潰れている現状も実感されていたと思います。
だからこそ、起爆剤になるかもという期待も持っていたかもしれませんが、現状はそれ以上に深刻だったということかもしれません。
小堺氏、貸し切りの筈なのになんで「うめず」にいたの?そりゃ腹も立つわな。でも他人の成功を妬んでいるうちは劣勢を挽回できない。金網それで「探検ファクトリー」金網工場。リューさんえらい事いいだしたな。舞さんは小堺氏に難題、リューさん、貴司さんに難題。「なんとかせなあ。」でも小堺氏ギブ・アップか?
笑瓶さん、「カムカムエブリバディ」の映画館のおっちゃんでしたね、名乗る程の者ではございません様。のご指摘で思いだしました。彼の存在は「突然ガバチョ」で初めて知りました。でも個人的にはダウンタウンの浜田氏と二人で各種風俗店を捜査する「風俗刑事」が好きでした。もうこんな番組地上波では放送できないな。(CSで、ケンコバさんが似た番組してるけど。)あと余談。「どうする家康」で本多正信(松山ケンイチさん)が一向一揆側に寝返るのは。「おんな城主直虎」を見てたのですぐに分かりました。「直虎」では本多正信は六角精児さん、家康は阿部サダオさんでした。「直虎」では一向一揆に味方して家中から追われた正信が家臣団に復帰するエピソードが描かれていました。
鶴瓶師匠の息子さんが出演された日に師匠の弟子が逝去なされ金曜日のチコちゃん200回記念放送に師匠が出演されてましたね、これも何かの縁みたいなものですかね
しかし笑瓶さん早すぎますよ
カムカムで大阪から京都に長く貼られ続けた隠れ里の決闘のポスターを持ってきてクリーニング屋夫婦と仲良くだべっていたのがたった一年程前のことですからね
合掌
今週予告より
モンエン西森さん、ついに出演
「あらびき団」で暇をもて余した神々の遊びと同様に披露されまくった東大阪鉄工所ラップ思い出しますね
確か最終週に出てくる空飛ぶ自動車は2025年大阪万博で当時要しますよそれ御朝ドラの中で描くとは
NHK大阪もやりますね舞えちゃん貴志君子供がきりきりで誕生しホッとしましたね
やつぱりもし舞えちゃんが柏木君と結婚していたら短めの東京編になったら関西弁がネックになりますよね
私はそのことお築きませんでしたね吸いませんでした
今週はどうやら舞えちゃんが机業て子軸企業お立ち上げることなのかもね半分青いの愛目ちゃん依頼ですね
貴志君ごめんなさいねもし舞えちゃんが柏木君と結婚していれば舞えちゃんの東京編が短い期間に見られた可能性がありましたねそれより今週の中で舞えちゃんが偽行かる手言っていましたけれども
来れて朝ドラで環半分青色の中で愛芽ちゃんリス君が言っていた台詞です