舞いあがれ!

テストフライトを迎える / 舞いあがれ! 第120回

2023/3/23(木)第25週「未来を信じて」

あらすじ

ABIKILに投資家たちが集まる日を迎えました。刈谷は投資家たちに空飛ぶクルマの仕様を説明し、試作機が浮上する姿を披露しました。投資家たちの目の前で試作機は安定して浮上し無事に着地しました。

刈谷は空飛ぶクルマに託した夢を語り、投資家たちに協力を呼びかけました。ほどなくして2人の投資家から投資したいと舞に連絡が入りました。2人の投資家は知り合いの投資家たちにも声をかけてくれることになりました。

そんな中、休暇で長崎から帰省した久留美が、悠人とともに岩倉家にやってきました。舞とめぐみは投資家を紹介してくた礼を悠人に述べました。その後、久留美と悠人は公園で自分たちの将来のことを話し合いました。

一方、短歌を詠めずに苦しむ貴司は、三冊目の歌集のための短歌を詠めないことを北条に詫びました。それから一年近く経過した2019年12月。相変わらず短歌を詠めずに思い詰める貴司は意を決して舞にあることを相談しました。

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感想

苦悩する貴司くんとそれに気づかない舞ちゃんの図

一気に一年間のスキップにびっくりです。

そして、その一年の間に貴司くんが短歌をまったく詠めずに苦しみ続けていたこと。

その苦悩を誰にも打ち明けられなかったことに胸が痛みます。

考えてみえば貴司くんが短歌を詠めずに苦しんだタイミングは最悪でした。

そのタイミングで舞ちゃんは「空飛ぶクルマ」という、自分の子供の頃からの夢にもつながる新しい目標を見つけてそのことに夢中。

夢中になったら周囲のことが目に入らなくなる舞ちゃんは貴司くんの苦悩にまったく気がつかずにいたのでしょう。

そして、これと同じ状況が以前にもあったことを思い出しました。

まだ舞ちゃんが大学生で貴司くんが就職したばかりのころのことです。

当時の舞ちゃんはサークル活動に夢中になっていました。

ピンチヒッターとしてスワン号のパイロットに選ばれ、空を飛ぶという新しい目標が見つかり、その目標に向けて無我夢中。

そのころも貴司くんも深く悩んでいました。

就職したもののサラリーマン生活に馴染むことができず、会社の中に自分の居場所がない貴司くん。

そのことを家族にも相談できない。

幼馴染みの舞ちゃんにも相談できない。

そんな貴司くんにとって、デラシネが唯一の自分の居場所でしたが、そのデラシネが閉店となり、ついに居場所を完全に失った貴司くんは失踪。

貴司くんが失踪したことで舞ちゃんは初めて気が付き、悔やみました。

スワン号を飛ばすという自分の目標に夢中になり過ぎて、貴司くんの苦悩に気がついてあげることができなかったと。

今の状況は当時の状況とほぼ一緒。

次回、舞ちゃんは貴司くんの苦悩を察知できなかったことを悔やむことになるのでしょうか。

今にして思えば、社会人になった貴司くんの苦悩を、サークル活動に夢中の舞ちゃんがなかなか気づけなかったというのは、今の状況へのフラグだったような気もします。

ただし救いもあります。

就職直後に自分の居場所を見出せずに長崎の五島に逃避した貴司くんは、そこで自分のライフワークの短歌と出会うことができました。

この度の貴司くんの苦悩からの逃避先は事前のアナウンスによればパリ。

貴司くん、パリで新しい世界と出会うことになるのでしょうか。

2019年12月

短歌を詠めなくなったことを苦しみ抜いた末に、ようやく苦しい気持ちを舞ちゃんに相談sるらしい貴司くん。

貴司くんが意を決して口を開いたのは2019年12月。

ついに2020年へのカウントダウンが始まりました。

次回はおそらく貴司くんは八木さんに会うためにパリへ。

貴司くんの出発のタイミングはまだ定かではありませんが。2019年12月か2020年1月。

そして、すでに緊急事態宣言が発出されている2020年4月の時点で、貴司くんはまだパリにいることがすでに明らかになっています。

貴司くんの短歌の詠めない苦悩に加えて、帰国したくても帰国できないという苦悩まで貴司くんに加わることになるのでしょうか。

メインのお題は「空飛ぶクルマ」のはずですが、ブログ主は貴司くんの今後の方がずっと気になりっています。

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予習レビュー

悠人くんが「空飛ぶクルマ」に投資してくれそうな投資家を見つけてくれたのでしょうか。

「空飛ぶクルマ」のテストフライトを投資家たちに披露し、投資を呼びかけるプレゼンを刈谷先輩が行うのだとか。

このテストフライトが成功するかどうかはまだ不明です。

しかし次週は友人フライトを試みる段階に入るので、今回は無人のテストフライトを行い、それが成功するものと思われます。

さて、今回の「空飛ぶクルマ」の開発現場には渥美先生も登場。

「なにわバードマン」の面々が再結集しはじめました。

航空学校編からあとは「なにわバードマン」のメンバーの出番はわずかしかなく、寂しく思っていたので、クライマックスの再結集は実に嬉しいこと。

願わくば航空学校の同期たちのその後も、最終回までに何らかの形で見せてほしいものです。

とりわけ奥さまとの関係悪化に悩み続けていた中澤学生は、航空学校を卒業した後に出番は一切なし。

中澤学生も舞ちゃん同様に内定した航空会社への入社が一年延期になったと記憶しています。

無職の状態になり、それが奥さまとの関係に悪影響が出ていないのか。

ブログ主はその点を心配しています。

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POSTED COMMENT

  1. kazuko より:

    たかし君は穏やかな時には本当に落ちついているのですが、短歌のことで落ち込むと病人のようになります。この先の人生大丈夫でしょうか。刈谷さんは生き生きと素敵で、なんとなく舞ちゃんには別の人生があったのではないかと、思ってしまいましたもっとよーく視野を広げてお相手を見極めても良かったかなーーと。

  2. ふーじー より:

    舞ちゃんも育児に仕事にと毎日忙しい。
    そんな舞ちゃんに旦那さんは仕事の苦悩をうちあけず(打ち明けられず)に読み取ってくれとか思うのは男性のエゴだと思う。

    貴司君は絶対そんなこと思ってないと思う。

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    古典の授業ってかなり前に受けたけど、その時には短歌に対して特に何も感じなかったけど・・・

    このドラマに出てくる短歌に好ましい印象がないのは声に出した後に「甘~いっ!」と叫べばスピードワゴンのネタとして成立してしまうから
    あくまでも個人感
    因みにスピードワゴンは大好きです

  4. 丹善人 より:

    二人の子どもが手を取り合って、活動を行う。こんな日が来るなんて、
    めぐみさんにとって幸せな日々。
    悠人君と久留美ちゃんも将来を見据えた話が始まった。

    周囲が舞いあがりすぎてしまって、貴司君一人疎外感。
    追い詰められてこそ、良い歌が生まれる。北條さん長い付き合いだけの
    ことはある。

  5. 名乗る程の者ではございません より:

    スピンオフってあるのかどうか知らんけど
    岩倉梅津家絡みだったらお腹いっぱい
    個人的には土屋ちゃんメインの「しばいたるねん」だったら見たい

  6. 西岡不動産 より:

    中澤学生こと濱正悟さんはずいぶん前にクランクアップしたと仰っていたそうなので今後の出番はないかもしれませんが、渥美先輩も一旦クランクアップしてから再度出演オファーされたそうなので、呼び戻される可能性はゼロではないですよね(まんぷくでも赤津こと永沼伊久也さんがあまりの赤津人気にクランクアップ後に一瞬復帰したことがありましたね)。舞ちゃんが再び空へと向かうのであれば、航空学校の同期が励ましたり後押ししたりするシーンは見てみたいものです。メンバーの近況も知りたいですしね。でも放送はあと2週間しかないんですよね…

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