NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』
2024年9月9日 〜 9月13日放送
あらすじ
多岐川が入院
ガンを患った多岐川が、入院して治療に専念することになりました。
ある日、寅子は多岐川の見舞いに訪問。
その際に多岐川は、少年犯罪の厳罰化が世間から求められていることが気がかりだと寅子に告げました。
学生運動
昭和44年(1969年)日本国中で学生運動が激化。
そんな中で、ある知らせが寅子のもとに届きました。
香子と汐見の娘・薫が事件に巻き込まれ、逮捕されてしまったのです。
尊属殺人の重罰規定
よねと轟は、尊属殺人の罪に問われた美位子の弁護を担当することになりました。
かつて、尊属殺人の判決に対して穂高が異を唱えた頃から時代は大きく変化しました。
そんな中、尊属殺人の重罰規定に関する事件が最高裁に持ち込まれました。
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今週の展開
116: 9/9(月) 多岐川が病気で入院する
117: 9/10(火) 桂馬が最高裁長官に就任
118: 9/11(水) 朋一が判決に不満を持つ
119: 9/12(木) のどかが誠也と婚約する
120: 9/13(金) 多岐川の病状が悪化する
予習レビューと史実のリアルエピソード
リアルトラちゃんの母校
今週の物語の舞台は昭和44年(1969年)。
当時、リアルトラちゃんは母校の明治大学短期大学兼任講師を務めていました。
母校の講師を担当していたのは昭和40年(1965年)から昭和47年(1972年)までです。
(再婚前の昭和26年(1951)にも明治大学短期大学兼任教授)
リアルトラちゃんが母校でどのような講義をしたのかは不明。
そこでリアルトラちゃんの母校についてまとめてみました。
リアルトラちゃんが兼任講師(兼任教授)をつとめた明治大学短期大学の前身は、明治大学専門部女子部。
魔女ファイブが通っていた明律大学女子部の実在モデルです。
明治大学専門部女子部の設立は明治4年(1929年)。
学科は法科と商科の2科がありました。
リアルトラちゃんが女子部に入学したのは明治7年(1932年)です。
昭和19年(1944年)女子部を改組し明治女子専門学校に。
昭和25年(1950年)明治大学短期大学部が開学。
昭和26年(1951年)旧制明治女子専門学校が廃止。
再婚前のリアルトラちゃんが兼任教授をつとめたのがこのころのことです。
再婚後のリアルトラちゃんが兼任講師をつとめたのは
昭和40年(1965年)から昭和47年(1972年)までの間。
平成15年(2003年)学生募集を終了。
平成19年(2007年)文部科学省より正式に廃止の認可がおりる。
なお、同学は次の女性裁判官を輩出しました。
昭和13年(1938年)国内初の司法試験女性合格者が誕生(久米愛、三淵嘉子、中田正子)
昭和15年(1940年)久米愛、三淵嘉子、中田正子が日本初の女性弁護士
昭和24年(1949年)三淵嘉子と石渡満子が日本初の女性裁判官に就任
昭和47年(1972年)三淵嘉子が初の女性裁判所長
昭和58年(1983年)寺沢光子が女性初の地方裁判所長
昭和62年(1987年)野田愛子が女性初の高等裁判所長官
サブタイトル「女三人あれば身代が潰れる?」
今週のサブタイトル「女三人あれば身代が潰れる?」の言葉の意味は次のとおりです。
娘を三人も持つと、その嫁入りの出費によって財産を使い果たしてしまうということのたとえ。
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