NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』
2024年9月16日 〜 9月20日放送
あらすじ
「笹竹」に大五郎を迎える
道男と梅子は「笹竹」に大五郎を迎えることにしました。
その一方で道男と梅子には気になっていることがありました。
「竹もと」時代に店に頻繁に通っていた桂場が顔を見せなくなっていたのです。
法制審議会少年部会
寅子が法制審議会少年部会の委員となりました。
委員となってから寅子はいら立っていました。
はじめから法改正ありきで議論を進める部会のやり方を、寅子は受け入れられなかったのです。
朋一に異動命令
朋一に異動が言い渡されました。
朋一が命じられた異動は寅子にとっても予想外の人事でした。
そして、その人事は桂場の意向なのか寅子は思い悩みました。
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今週の展開
121: 9/16(月) 朋一が異動を命じられる
122: 9/17(火) 法制審議会・少年法部会
123: 9/18(水) 司法試験に挑戦する涼子
124: 9/19(木) 美佐江とそっくりな少女
125: 9/20(金) 佐江子とその孫娘の美雪
予習レビューと史実のリアルエピソード
前週のドラマの時代背景は昭和44年でした。
今週のドラマの時代背景が何年のことなのか、まだ明らかにされてはいません。
ところで、リアルトラちゃんが法制審議会少年法部会の委員に就任したのは昭和45年。
なので今週のドラマの時代背景も昭和45年からそれ以降にかけての頃と思われます。
そこで、昭和45年以降の数年間、史実ではどのような出来事があったのかをまとめてみました。
法制審議会少年法部会
昭和45年(1970年)7月。
リアルトラちゃんは法制審議会少年法部会委員に就任。
このエピソードは今週の前半にドラマの中で再現されるものと思われます。
初の女性裁判所長
昭和47年(1972年)6月。
リアルトラちゃんが新潟家庭裁判所長への異動の発令がありました。
それは、日本初の女性裁判所長が誕生する瞬間であり、その後の女性裁判官の昇進の道がひらけた瞬間でもありました。
日本初の女性裁判所長の誕生ということで着任初日には報道陣が押しかけてきました。
当時、新任の裁判所長の着任挨拶は型通りの当たり障りのないことを言うだけだったようです。
しかしリアルトラちゃんの着任挨拶は型破りで集まった面々を驚かせたと言います。
連れ子がいるどうしの再婚をしたこと。
再婚した夫とは別居して新潟に単身赴任で来たこと、などなど。
また、新潟では時の人となり、各種団体からの講演依頼も殺到したのだとか。
一方、執務中のリアルトラちゃんの様子も異彩を放っていました。
新潟家庭裁判所の前任の所長は、終日所長室を締め切って一人で執務に専念。
ところがリアルトラちゃんは女性職員たちを所長室に招き入れ、机の中にしまっておいたお菓子を振る舞い、談笑を楽しんだと記録に残されています。
また、調査官には現場に足を運ぶことを推奨。
調査官たちは、夜の繁華街を巡回する警察官についてまわり、警察官から少年少女の観察のしかたなどを学んだといいます。
そして昭和48年(1973年)11月。
リアルトラちゃんは浦和家庭裁判所に異動。
約一年半の新潟家庭裁判所長の任期を終えました。
なお、それから6年後の昭和54年(1979年)11月。
リアルトラちゃんは退官しました。
大五郎
道男くんと梅子さんが共同経営することになった「笹竹」に迎えられる大五郎。
彼の存在が何者なのかは今のところ不明。
演じるのは増田玲雄さん、ということだけが分かっています。
サブタイトル「女の知恵は後へまわる?」
今週のサブタイトル「女の知恵は後へまわる?」の言葉の意味は次のとおりです。
女は知恵の回りが遅いため、事が終わってからやっと知恵が出てくる。
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事が終わってから知恵が浮かぶのは女だけですか?私もよくありますが、男は随分優秀なのですね。
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