おむすび

結たち一家が糸島を発つ / おむすび 第36回

2024/11/18(月)第8週「さよなら糸島 ただいま神戸」

あらすじ

結たち一家が糸島を離れ神戸に旅立つ日を迎えました。その日、駅まで見送りに来た陽太は、結から家族のように思っていると言われ複雑な気持ちを抱いていました。一方、佳代は見送りに来るものの永吉は姿を現しませんでした。

結たち一家が神戸に到着しました。商店街のアーケードは完成し、震災前のにぎわいも戻っていました。かつて一家が暮らしていた場所には賃貸マンションが建ち、その一階が聖人の新しい店舗でした。

神戸さくら通り商店街の人々は聖人たちが神戸に戻ってきたことを大歓迎。聖人も、神戸の人たちのためにも一日も早く開店したいと意気込んでいました。一家の住居は、店舗の上には賃貸マンションの一室でした。

そんな中、地震のことを思い出してしまった結のことが聖人は心配でした。しかし結は、神戸での新生活を楽しみにしていると聖人を安心させました。その頃、靴職人の孝雄が、聖人の新しい店舗を覗き込んでいました。

<<前回35回 | 次回37回>>

第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週
第13週 | 第14週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

感想

今週から神戸編。

そして結ちゃんが栄養士を目指す日々が始まります。

最後の糸島

最後の糸島の場面。

結ちゃんたちの見送りに永吉さんは来ませんでした。

寂しい顔を見せるのが嫌だったのか、泣いてしまいそうだったのか。

いずれにせよ、家族との別れが永吉さんはつらすぎたのでしょう。

そんな永吉さんの気持ちを察しているらしい佳代さんの優しさが心に沁みました。

一人ぼっちで畑仕事に黙々と取り組んでいる永吉さんのところにやって来た佳代さん、永吉さんが見送りに来なかったことに対して一言も触れず。

ただ畑作業の手際の良さを讃えるのみ。

もしこのタイミングで、見送りに来なかった理由を尋ねたら、それは永吉さんの心の傷に塩を塗り込みかねないことを佳代さんはよくわかっていたのでしょう。

だから見送りに来なかったことは触れずじまい。

佳代さん、優しすぎます。

一方、駅まで見送りに来た陽太くんが切ない。

陽太くんは家族のようだ、兄か弟のようだとか言われてしまった陽太くん。

結ちゃんの中で自分がどのような存在だったのかを悟った瞬間だったと思います。

これで陽太くんは結ちゃんのことを完全にあきらめることができるのかな?

そして恵美ちゃんの気持ちに気が付くきっかけにもなるのでしょうか。

神戸

物語の舞台が糸島から神戸へ。

震災前後の回想場面と、聖人さんが店舗物件の内覧をした以外では、初めての本格的な神戸の場面が登場しました。

店舗は居抜き物件なので設備はすでに整っています。

新しい住まいにもすでに引越しの荷物が到着。

神戸さくら通り商店街の明るい人々、この人たちとこれから何ヶ月かはお付き合いすることになるのかと期待でいっぱいです。

とりわけブログ主はキムラ緑子さんのファンなので、ワクワクが止まりません。

大阪の朝ドラらしい掛け合いも神戸の初回から全開。

明日から賑やかな朝になりそうです。

孝雄さん

新しい生活への期待感でいっぱいの神戸編初回。

しかし、その最後のワンカットは何やらワケありげな映像でした。

聖人さんの新しい店舗を覗こむ男。

窓ガラスに映ったその顔は、歩ちゃんの親友で震災で亡くなった真紀ちゃんのお父上・孝雄さんでした。

震災前、孝雄さんはとても意固地な男でした。

商店街の面々の情報によれば、もともと意固地な性格だった孝雄さんは、奥様に先立たれたことでますます意固地に。

そしてちょっとだけネタバレになりますが、真紀ちゃんを亡くしてからその意固地さがよりひどくなっているのだとか。

そんな孝雄さんが巻き起こすらしい騒動が、最後のワンカットで暗示されました。

糸島編では主人公の家族以外の登場人物のドラマが描かれたのは2人のギャルについてだけだったので、ようやく描かれる周辺キャラのドラマ。

それも大人のドラマの始まりに期待大です。

Sponsored Link



今週の主なトピック

今週の主なトピックは次の4つです。

1:米田一家が神戸に戻る
2:結ちゃんが専門学校に入学
3:結ちゃんと翔也くんの関係
4:歩ちゃんも神戸に戻る

【その1】米田一家が神戸に戻る

2007年3月、聖人さんの長年の念願がついに叶って米田一家は神戸に戻ります。

米田一家の神戸への移転に伴い今週から神戸編のスタートです。

震災前、聖人さんは神戸さくら通り商店街の一角で「バーバー米田」を営んでいました。

神戸に戻って再開業するお店の名前は「ヘアサロンヨネダ」。

いかにも昭和の匂いがする店名から平成らしい店名へ。

ところで震災前は、聖人さんが営む理髪店の二階が米田家の住居でした。

その店舗兼住居の建物は震災で全壊。

土地と建物のオーナーはその後に賃貸マンションを建てたらしく、新しい店舗はマンションの一階。

そしてマンションの一室が米田家の住居となります。

【その2】結ちゃんが専門学校に入学

結ちゃんが神戸にある栄養専門学校に入学します。

おそらく結ちゃんの専門学校への進学に合わせて、米田家の神戸移転のタイミングを決めたのでしょう。

2007年3月が米田家の神戸移転。

そして2007年4月に結ちゃんの専門学校入学です。

今週の専門学校のメインの描写となるのは、同じ班の子たちが対立する姿。

結ちゃんの班は、結ちゃんを含めて3名の女子と1名の男子。

そして、結ちゃん以外の2名の女子がどうやらソリが合わないらしい。

そして、2名の女子の対立に結ちゃんが巻き込まれるの図、が今週の専門学校の描写のメイントピックです。

【その3】結ちゃんと翔也くんの関係

高校を卒業後、糸島から神戸に移転する結ちゃん。

一方、翔也くんはどうなるのか?

甲子園への出場を果たせずプロからのスカウトも叶わなかった翔太くん。

社会人野球のチームに入って改めてプロを目指します。

そして社会人野球のチームのオーナーである企業に翔也くんは就職します。

翔也くんが就職する企業は大阪にあります。

なので、神戸からそれほど遠いわけではない。

近距離でもないが遠距離でもない。

結ちゃんと翔也くんの関係は中距離恋愛といったところでしょうか。

【その4】歩ちゃんも神戸に戻る

次週のサブタイトルは「お姉ちゃん、ふたたび」。

今週の最後は次週のサブタイトルを暗示する場面が登場します。

歩ちゃんが神戸に戻ってきます。

東京での仕事現場から逃げ出して糸島に来た歩ちゃんは、その後、仕事を片付けるために東京に戻りました。

その後、歩ちゃんがどうしていたかは今週の時点では不明です。

次週以降、明かされるかもしれないし明かされないかもしれません。

<<前回35回 | 次回37回>>

第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週
第13週 | 第14週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. 「みなさーん。老人虐待ですよー。」BYお登勢さん。ヨン様より河童の方がしっくりくる。アヴァンタイトル長っ。神楽さんとお登勢さん再会?緒形直人さんが心配。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    「ちりとてちん」「あまちゃん」「とと姉ちゃん」みたく電車を使ったエモい別れシーンはなかったなあ
    ストレッチマンいきなり出てきた(ノ・∀・)ノ
    ヌハハハの笑い声が出ることが今後期待
    結ちゃん、「兵庫県」にお帰り
    敢えての「兵庫県」でコメント、大学と社会人時と兵庫県に縁あったワイとしては昨夜以降「兵庫県」がやけに誇らしいぞ

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    個人的に期待しているのは美佐江さんの旦那役の宇仁菅真さんが再びの神戸編でも出演してくれること
    震災後12年の間にお亡くなりになられたという設定があるかも?
    ないない、隕石がぶつかっても平気なストレッチマンなんだぜ、ストレッチパワーなめんなよ

    美佐江さん役のキムラ緑子さん
    映画「銀魂2」で銀時をアッパーでぶっ飛ばして「終わった、何もかも・・・まだ終わっちゃいねーぞ!」とダメ押しのジャイアントスイングでぶん回すシーンが個人的にはめちゃめちゃ好きです

コメントを残す