2024/5/21(水)第8週「めぐりあい、わかれゆく」
あらすじ
豪の戦死の知らせを受け、近所の人々やのぶの小学校の生徒たちが朝田家に集まってきました。
豪に線香をあげた人々が口々に戦死した豪を称えました。
小学校の生徒たちも豪のような兵隊になりたいと言いました。
一方、押し黙ったまま眠れなくなっている蘭子に対して、のぶはかける言葉を見出せずにいました。
そんな中、豪がそこで仕事をしていた石置き場で、豪のことを思っていました。
そして、そこにやってきたのぶに蘭子は問いかけました。
豪が戦死して、それのどこが立派なのかと。
参考:地デジ番組表
第13週
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
スランプの嵩くん
今週の嵩くんはスランプにおちいっています。
翌年の卒業に向けて卒業制作の準備に取り掛かっている嵩くん。
しかし、スランプから抜け出せない状況が続き、座間先生からは「お前らしさが消えている」なんて言われるのが今週の嵩くんの週の始まりの状況です。
仕事が好調なのぶちゃんとは正反対です。
嵩くんがスランプにおちいった理由は定かではありません。
これはブログ主の推測ですが、のぶちゃんからお土産のハンドバッグの受け取り拒否をされてから二年もの間、嵩くんとのぶちゃんは連絡を取り合っていません。
このことが嵩くんにストレスを与えているのではないかと。
また、今週のドラマの中の銀座では「日本人なら贅沢はできないはずだ」みたいな標語が増えている。
そんな変化が描かれます。
嵩くん、この「お国のために」という標語を見るたびにのぶちゃんを思い出すらしい。
嵩くんの性格から考えて「お国のために」という標語を見たところで嵩くんが鼓舞されるとは思えない。
それどころか、そんな標語に何も感じない自分。
そんな標語に鼓舞されているであろうのぶちゃん。
そのギャップが、嵩くんの心をますます落ち込ませ、スランプから抜け出せない状況を作っているのかもしれません。
嵩くんとのぶちゃんのすれ違いのその後
前々週と前週の二週にわたって、嵩くんとのぶちゃんのすれ違いが描かれましたが、前週のハンドバッグ受け取り拒否の一件があって以来、二人は連絡を取り合っていません。
二人が連絡が取り合わない期間は二年近くに及ぶはずです。
若い二人にとって二年という時間はあまりにも長過ぎます。
二年の間にのぶちゃんの中では次のような心境の変化があったようです。
のぶちゃんが羽多子さんに言うんです。
「うちらは考え方が違いすぎるし、うちにガミガミ言われたくないだろう」
のぶちゃんの中では嵩くんとの距離がおもいっきり広がり、もはや嵩くんとの関係はあきらめモードと言っても過言ではありません。
一方の嵩くんはのぶちゃんをどう思っているのか。
嵩くんは健太郎くんに次のように打ち明けます。
「失いそうになってやっとその大切さに気づくこともある」と。
嵩くんの中ではのぶちゃんの存在はますます大きくなっているらしい。
前週に描かれた嵩くんとのぶちゃんのすれ違いの描写から二年。
二人のすれ違いはますます大きくなってきました。
千尋くんからの手紙
のぶちゃんと嵩くんの間で音信不通になってから二年。
のぶちゃんは嵩くんに迷惑をかけたくない気持ちからでしょうか、嵩くんに連絡を取ろうとはしません。
一方の嵩くんは、何度も手紙を書き直すもののうまく書けず、書きかけた手紙を丸めて捨てるその繰り返し。
そんな中、千尋くんから嵩くんに手紙が届きます。
千尋くんが手紙で知らせたことは二つ。
一つ、豪くんが戦死したこと。
二つ、のぶちゃんのもとに縁談が次々に舞い込んでいること。
そして千尋くんは手紙を次のように締めくくります。
「兄貴の気持ちを伝えるなら急いだ方がいい」
嵩くんとのぶちゃんのすれ違いは今週、いよいよ切羽詰まったところまで来てしまうようです。
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