2024/5/29(木)第9週「絶望の隣は希望」
あらすじ
朝田パンに陸軍から乾パンの注文が入りました。
朝田家の人々は陸軍からの注文を喜ぶものの、草吉は乾パンを焼くことを拒みました。
陸軍からの注文を名誉な役目と考えていた釜次は、草吉がその仕事を拒み続ける理由がどうしても理解できませんでした。
しかし蘭子だけは、草吉の気持ちが分かる気がすると打ち明けました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
朝田家に陸軍から注文が入る
のぶちゃんが次郎さん結婚し、高知の新居から御免与尋常小学校に汽車で通勤を始めてからしばらくした頃のこと。
陸軍中佐の有賀という人物が講演をするために御免与尋常小学校にやって来ます。
この有賀さん、学生時代に愛国の鑑と称えられたのぶちゃのことを知っていたらしい。
そんな有賀さんが、のぶちゃんにある「重要なお願い」をします。
重要なお願いというのは、朝田パンで乾パンを焼いて陸軍に納入してほしいというもの。
のぶちゃんは朝田家の人々にそのことを報告。
陸軍から乾パンの注文に家族は歓喜します。
しかし・・・
戦争の話題が出るたびに強い反応を示し続けていたヤムおじさんが、乾パン作りを拒絶。
しかも、かなり強い調子で。
羽多子さん、嫌がっているヤムおじさんに対して無理じいするわけにはいかないと、乾パン作りを断念。
ここから朝田家の窮地が始まります。
朝田家の窮地
羽多子さんが乾パンづくりを断ったことに対して、国防婦人会の民江さんが激怒。
お国のために乾パンを焼けないというのか?みたいな怒り方をするわけです。
そして、その日から朝田パンに来客がなくなってしまいます。
朝田家の窮地のストーリーの始まりです。
そんな中、羽多子さんは国防婦人会の集まりへ。
羽多子さんは慰問袋を詰める作業を手伝おうとするものの、そこにいる誰もが羽多子さんにやらせようとしない。
朝田パンの客足が途絶えた理由は国防婦人会のご婦人方の営業妨害確定です。
ところが、乾パンづくりを断ったことに真っ先に腹を立てた民江さんが、どうしたわけか羽多子さんに妙に愛想よく声をかけます。
「大丈夫、うちに任せといて、悪いようにはしない」
民江さん、何か算段しているようです。
窮地を脱する朝田家
ヤムおじさんが乾パンづくり拒んだことがきっかけとなり窮地におちいった朝田パン。
そんな中、あのカマジイが低姿勢になってヤムおじさんに乾パンを焼いてほしいと懇願します。
陸軍の仕事を受けることで名誉がほしいわけでもない。
金がほしいわけでもない。
羽多子さんや孫たちが不憫なだけなのだと。
ヤムおじさん、カマジイにそこまで言われても簡単には乾パン作りを引き受けないらしい。
ところがその翌日、どうしたわけか乾パンの材料が朝田家に運び込まれます。
業者曰く、陸軍からこれを届けろと言われたのだとか。
しかし、朝田家の人々には寝耳に水。
羽多子さんだけが気づきます。
婦人会の集まりで、妙に愛想が良かった民江さん。
どうやら民江さんが勝手に手配したらしい。
しかし、この時点でヤムおじさんは乾パンづくりを受け入れてはいません。
なので、カマジイがこれは何かの手違いだと、業者と一緒にやってきて憲兵に伝えようとすると、ヤムおじさんが製造の手順書を憲兵からひったくる。
ヤムおじさんが乾パンづくりを無言で引き受ける瞬間です。
ヤムおじさん、カッコいい。
乾パンづくりには羽多子さんやメイコちゃんも手伝い、乾パンは納期までに納入。
納入の日、民江さんがやって来て羽多子さんの耳元でささやきます。
「すべてうまくいきましたね」
この日から朝田パンは陸軍御用達となり窮地を脱するわけですが、朝田パンを救った民江さんという人物の狙いは何かあるのかな?
民江さんの行動の動機、ブログ主には謎だらけです。
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