あんぱん

三星百貨店に就職する嵩 / あんぱん 第88回

2025/7/30(水)第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」

あらすじ

登美子にすすめられ三星百貨店の採用試験に挑んだ嵩は試験に合格。三星百貨店に就職することが決まりました。三星百貨店での嵩の仕事ぶりは上司からも認められ、多忙な日々を送ることになりました。

一方、のぶはガード下で暮らす孤児・アキラのことが気になっていました。アキラは引き取り手が見つかったものの、慣れ親しんだ八木たちと一緒に生活する環境を離れることに不安を感じていたのです。

そんなある日、嵩は同僚から紹介され中目黒に部屋を借りることをのぶに報告。報告に続けて嵩はのぶに大事な話があると告げました。そのとき登美子が姿をあらわしました。登美子は、のぶと嵩の結婚について話を始めました。

嵩は登美子を制止しその日は帰ってもらうことにしました。そして改めてのぶと向き合った嵩は言いました。子供の頃からひたむきなのぶを愛している。千尋の分も次郎の分も幸せにする。結婚してください。

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感想

三星百貨店

嵩くんが三星百貨店に就職することが決まったのが前回。

今回初めて職場での嵩くんの働きぶりが描かれました。

高知新報ではポンコツぶりを発揮していた嵩くん。

三越百貨店では意外にも上司から仕事が早いと認められている様子。

史実をモチーフにした包装紙のエピソードも登場。

仕上がったデザインが単純すぎやしないかと懸念を示す上司。

しかし、シンプルさが自分は好きという嵩くん。

嵩くんのこの一言で上司はあっさりとそのデザインを受け入れたようです。

上司の気持ちを変えさせるなんて、それだけ嵩くんが一目置かれていることなのでしょう。

すごいなと思うと同時にちょっとだけ寂しさも感じています。

高知新報のときは嵩くんがポンコツ過ぎたので、それ故に上司や同僚たちの優しさが心に沁みました。

嵩くんのポンコツさを際立てるために高知新報のキャラたちも丁寧に描かれていました。

しかし、三星百貨店に関しては同僚たちは高知新報のときほどには丁寧に描かれないかもです。

実際、三星百貨店には重要なキャラはいなさそうなので。

三星百貨店での描写を楽しみにしていたので、その点だけがちょっと寂しいブログ主です。

しかし、東京編では三星百貨店の外での出会いが色々とあるはず。

嵩くんがその後ずっと一緒に仕事をすることになるであろう作曲家との出会い。

あるいは嵩くんに大きな影響を与える漫画家との出会い、などなど。

来週あたりからは、新たな重要キャラが続々登場することになると思います。

その日が来るのを楽しみに、三星百貨店の描写はありのままを受け入れることにします。

プロポーズ

嵩くんがのぶちゃんにプロポーズしました。

会社の同僚の紹介で中目黒に部屋を借りたという嵩くん。

その報告に続いて大事な話があると言い出したとき、これはプロポーズに違いないと確信しました。

そのとき、ドアをノックする音が。

こんな絶妙なタイミングで二人の邪魔をするのはあの人しかいないと思ったら、やっぱりあの人でした。

あの人とは登美子さんのことです。

そして、これから嵩くんがプロポーズしようというタイミングで・・・

のぶちゃんもプロポーズを察したそのタイミングで・・・

登美子さんが二人の結婚の話を初めてその場をぶち壊しにする。

これまで登美子さんは、嵩くんの出征場面と、清さん存命時の回想場面を除いて、登場すると必ず嵩くんのことを引っ掻き回してきました。

しかし今回は最悪レベルの引っ掻き回し方。

でも、意外にも今日だけは二人きりにしてほしいという嵩くんの言葉をすんなりと受け入れました。

小言を言うことなく素直に帰っていきました。

さすがの登美子さんも、空気を読めたのでしょうか。

これから息子がプロポーズするらしいと。

そして登美子さんが退室。

千尋くんへの負い目、次郎さんへの負い目、それら負い目を克服し、千尋くんの分も次郎さんの分も幸せにすると宣言した嵩くんのプロポーズの言葉。

これまでの朝ドラで見てきたプロポーズの言葉の中で一番好きかもです。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

今週、のぶちゃんに次いで今度は嵩くんが高知新報を退社します。

嵩くんの高知新報の退社は史実のリアルストーリーがモチーフになっています。

そこで今回の本欄では、ドラマの中の嵩くんの高知新報の入社から退社までの経緯と、史実のリアル嵩くんの高知新聞の入社から退社までの経緯を比較してみます。

【ドラマ:嵩くん】高知新報の入社から退社まで

入社動機
ドラマの中では嵩くんの高知新報への入社動機は語られませんでした。

しかし、入社試験を受ける前の闇市での嵩くんの浮かない顔がすべてを物語っているような気がします。

嵩くんは、ゴミを売るだけの商売にやる気を見出せなかったようです。

大好きな健ちゃんに誘われたから一緒にやることにしたものの、仕事そのものには興味を持てなかったようです。

そんな中でおそらく嵩くんは、高知新報が記者を募集しているのを見つけて、これならまともな仕事と言えるかもしれないと考えたのかもしれません。

高知新報に採用
嵩くんは入社試験の中の面接試験で大いにポンコツぶりを発揮しました。

自己紹介しろと言われて名前だけ告げる。

体力の話とか数学は得意とか他にできる話はないのかと問われ、体力はあまりなく数学は大の苦手と答える。

ほぼほぼ不採用が確定。

そんな状況下で翌朝の朝刊の紙面に穴が開きそうな緊急事態が発生。

その穴埋めをする漫画によって貢献できたこと、実は東京の美術学校を卒業しているという学歴が認められ、かろうじて嵩くんは採用されました。

高知新報での仕事
高知新報に採用された嵩くんは社会部に配属。

しかし、漫画の実績で採用されたので社会部では使い物にならなかったようです。

そんな中で「月刊くじら」の記事の一部が間に合わない事態が発生。

その穴を埋めた功績で嵩くんは「月刊くじら」編集部へ異動。

「月刊くじら」編集部に異動したことで東京出張の機会も得ました。

のぶちゃんの退社
薪先生に引き抜かれる形でのぶちゃんが高知新報を退社。

せっかくのぶちゃんの近く働けることになった嵩くんでしたが、再びのぶちゃんと離れ離れになってしまいかねない。

しかし、嵩くんはのぶちゃんに気持ちを伝えることができない。

そんな嵩くんの迷いがドラマの中で描かれます。

高知新報を退社
リアルのぶちゃんが退社し上京してしばらくしてから西日本で大地震が発生。

高知と連絡が取れなくなり、嵩くんを案じるのぶちゃんは東京で八木さんから嵩くんの戦地での様子を聞かせてもらう機会がありました。

そしてのぶちゃんは嵩くんを案じる中で嵩くんの存在が自分のどれほど大きいのかを認識。

その後、のぶちゃんと嵩くんはようやくお互いの気持ちを確かめ合うことができ、それからしばらくして嵩くんは高知新報を退社しました。

【史実:リアル嵩くん】高知新聞社の入社から退社まで

入社動機
リアル嵩くんは戦地からの復員後、戦友に誘われて米軍の駐屯地で回収した廃品を生活雑貨に再生し、それを売っていました。

リアル嵩くんが戦友の誘いに乗ったのはものを考えられなくなっていたからです。

軍隊で命令されたことだけを忠実に実行する毎日が、リアル嵩くんの思考力を奪ってしまったようなのです。

しかし戦友の仕事の手伝いをする中で思考力が回復。

もっと文化的な仕事がしたくなり、その時に募集しいていた高知新聞の記者募集に応募しました。

高知新聞に採用
リアル嵩くんが高知新聞の入社試験を受けた際、闇市で取材を行い記事にするという実技試験があったそうです。

取材して記事を書くだけではつまらないと考えたリアル嵩くん。

それまでいくつもの漫画を描き続けてきた経験を活かして、オチのある記事を書きました。

闇市で何人もの人を取材したが、取材した全員が高知新聞の入社試験の受験生だったというオチです。

そのユニークさが認められリアル嵩くんは高知新聞に採用されました。

高知新聞での仕事
高知新聞に採用されたリアル嵩くんは社会部に配属。

ほどなくして配属部署の異動がありました。

異動先は「月刊高知」編集部です。

そして「月刊高知」編集部員として東京出張の機会を得ました。

リアルのぶちゃんの退社
ドラマの中では、のぶちゃんが退社し上京することが決まって、嵩くんは自分の気持ちをのぶちゃんに打ち明けることができませんでした。

一方、史実ではリアルのぶちゃんの退社時には、リアルのぶちゃんとリアル嵩くんは交際を始めていました。

そして、そのころ上京してデザインの仕事をしようかしまいか迷っていたリアル嵩くんの背中を押すように、リアルのぶちゃんは上京を決意。

先に行って待ってるわ、という言葉を残してリアルのぶちゃんは東京に向かいました。

高知新聞を退社
リアルのぶちゃんが退社し上京した後に南海大地震が発生。

夜明け前に発生した大きな揺れにリアル嵩くんは一度は目を覚ますものの、戦場で爆音に慣れきったリアル嵩くんは二度寝。

そんな呑気な自分はジャーナリストには不向きであるとリアル嵩くんは自覚しました。

すでに交際を始めてからのリアルのぶちゃんの上京。

ジャーナリストには自分は不向きであるという自覚。

この二つのことが、リアル嵩くんの高知新聞退社のトリガーとなりました。

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POSTED COMMENT

  1. おむすび→あんぱん→ばけばけ より:

    三星百貨店は三越百貨店がモデルになっているみたいだ。このパターンはべっぴんさんで大急百貨店が出てきたけどこれは阪急百貨店がモデルになっている。知り合いは舞台になっている大阪と神戸にある大丸百貨店と間違った人がいた。その後神戸そごうが閉店した時に阪急が後をついで今は神戸阪急になっている。ちなみに感想のコメントの方で中間部に三越百貨店と間違っているところがあったよ。

  2. この環境では引越は必然だけど。のぶさんにこれまでの思いを告げる嵩さん。さすがに登美子さんおとなしく帰ってくれた。ここでやっと正式なプロポーズ。また展開変わりそう。

  3. あいし より:

    ドラマの中で、高知新報の募集を知って、
    父が記者だったのて、受けてみようかと
    思ったと、言ってましたよ。

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