なみの身請けの話が浮上 / ばけばけ 79回
2026/1/22(木)第16週「カワ、ノ、ムコウ。」
あらすじ
「ヘブン先生日録」による度の過ぎた盛り上がり方が錦織と江藤は心配でした。そんな中で江藤は錦織にある提案をしました。次期の松江中学の校長に推薦するつもりだ。錦織が校長になればヘブンは松江に居続けるだろうと。
江藤の提案に対して錦織は即答しませんでした。錦織は校長になることが興味はなかったのです。その気持ちをヘブンに打ち明けるとヘブンから意外な答えが返ってきました。錦織が校長になれば自分は安心して英語教師を続けられると答えたのです。
一方、なみのもとに再び福間が訪ねてきました。なみを身請けしたいと望む福間は、なみに答えを求めました。しかしなみはまだ迷い続けていました。そんななみに対して、なみに惚れているのだと福間は自分の気持ちを打ち明けました。
同じころ、サワはその日も勉強するために白鳥倶楽部に足を運びました。そのサワの姿を目撃したトキは山橋に案内されて白鳥倶楽部にやって来ました。トキはサワに声をかけるものの、サワのそっけない態度にトキは驚かされました。
第21週
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感想
錦織くんの転機
江藤知事が錦織くんに校長にならないかと提案するところから今回がスタート。
しかし錦織くんは即答せず。
ヘブンさんとの会話によると、錦織くん校長には興味がないらしい。
友人としてリテラシーアシスタントとしてヘブンさんの執筆の手伝いをこれまで通り続けたいのだと錦織くん。
校長になればそういったこともやりにくくなるかと。
だから余計に校長に興味がないのかな?
しかしヘブンさんは錦織くんが校長になることを歓迎してくれました。
錦織くんが校長になるとヘブンさんは安心なのだとか。
ヘブンさんとしては、自分のよく分からない人が校長になったら仕事をしにくくなるかもしれないですからね。
そんなヘブンさんの言葉を聞かされ錦織くん嬉しそう。
校長に話、前向きに検討する気持ちになったかもしれません。
ちょっとネタバレになりますが、次回か次週の前半で錦織くんの後任の教師も登場します。
錦織くんの人生の転機がやってくるかも。
一方、ヘブンさんは錦織くんが校長になったら安心という言葉に続いて錦織くんにさりげなく言いました。
ずっと松江中学にいるつもりだと。
これもちょっとネタバレになりますが来月の放送に入ってからヘブンさんは松江から去ることになります。
「ヘブン先生日録」のある記事によって、松江の人々に松野家の態度が一変してしまうことで、松野一家は松江に居づらくなってしまうのだとか。
「ヘブン先生日録」のある記事がきっかけで、今回の松江の人々の度を超えた熱狂ぶりの反動が来るのかもしれません。
ヘブンさん、そして松野家の転機も見えたような気がします。
なみの転機
なみさんの転機もさらに一歩近づいてきました。
身請けの話が出たのが前回。
しかし、なみさんは身請けの話に即答できませんでした。
そして今回。
なみさんはサワちゃんに自分の気持ちを打ち明けました。
ここ(遊郭)しか知らないから、外に出るのが怖いというのがなみさんの気持ち。
気持ちを打ち明けた上でなみさんは、いつまでもここに行って傷を舐め合って生きていこうとサワちゃんに提案。
さすがにサワちゃんはこの提案には答えませんでしたが・・・
この時点ではなみさんは身請け話を断る方向に気持ちが傾いていたのでしょう。
そんな中、身請けの話を持ってきた福間さんが再びやってきました。
なみさんは断りはしないものの、受け入れもしない。
まだ迷っていると言って言葉を濁しました。
そんななみさんに対して福間さんが自分の気持ちを告白しました。
この福間さんの告白、これがきっとなみさんの気持ちを動かすのでしょう。
なみさん脱出できますように。
サワちゃんの転機
登場人物たちの環境が次々と変化する中、サワちゃんだけがトンネルの出口が見えません。
しかし、今回の冒頭の江藤知事の錦織くんへの校長昇格提案。
これが間接的にサワちゃんの人生の転機になるのかもです。
錦織くんの後任として江藤知事が考えている教師が、サワちゃんの人生の転機になる、そんな展開が見えてきました。
予習レビューと史実のリアルエピソード
前回の本欄では小泉セツさんとラフカディオ・ハーンが結婚後に移住した熊本時代についてまとめました。
今回の本欄では神戸時代についてまとめます。
なお今週の本欄はドラマのクライマックに向けた予習のため、小泉セツさんとラフカディオ・ハーンの結婚後の史実を以下の通りにまとめています。
火曜日:熊本時代・前編
水曜日:熊本時代・後編
木曜日:神戸時代
金曜日:東京時代
熊本からの離別
ラフカディオ・ハーンが熊本を離れる決断をしました。
その背景には、いくつもの理由が重なっていました。
信頼していた校長が転出したこと、同僚との関係が悪化していったこと、そして自ら提案した新しい教科書づくりが却下されたこと。
こうした出来事が続き職場での居心地が次第に悪くなっていったのです。
ラフカディオ・ハーンは英語教師として契約を更新することはやめました。
そしてラフカディオ・ハーンは、熊本を離れまったく新しい環境に身を置くことを選びます。
すでにラフカディオ・ハーンは、神戸の英字新聞社「神戸クロニクル」に就職したいと考え、前もって就職依頼の手紙を送っていました。
その返事が届き入社が決まったのです。
こうしてラフカディオ・ハーンは、熊本の英語教師としての生活に終止符を打ち、新たな職に就くために神戸へ向かいました。
熊本で過ごした日々には多くの葛藤がありましたが、彼にとって大切なのは家族を守り新しい可能性を切り開くことでした。
しかし、神戸での生活も決して順調なものではありませんでした。
神戸に着くと、まず外国人居留地で生活しなければなりませんでした。
日本の市井の人々とともに暮らすことを好んでいたハーンにとって、外国人が集まる居留地で暮らすことは大きな苦痛でした。
さらに、新聞記者の仕事もラフカディオ・ハーンにとっては今さら戻りたい仕事ではありませんでした。
熊本を去り神戸へ向かう決断は簡単なものではありませんでした。
けれどもラフカディオ・ハーンは自分の人生を前に進めるために、そして大切な家族を守るために、その一歩を踏み出しました。
こうしてラフカディオ・ハーンの新しい章が神戸の地で始まることになります。
神戸での生活
神戸での生活は、ラフカディオ・ハーンにとって楽なものではありませんでした。
外国人居留地で暮らす生活の中、気持ちの上で落ち着ける場所をなかなか見つけられず、さらに新聞記者の仕事にも強い魅力を感じられませんでした。
しかし、この神戸でハーンは人生の大きな節目を迎えることになります。
それが本格的な帰化手続きでした。
当時、同様の事例が非常に少なかったため、帰化の手続きは想像以上に困難を極めました。
帰化の手続きは以下の手順で進められました。
まず小泉セツを松江の小泉家から分家させる。
そして長男の一雄をセツが戸主となる小泉家へ入籍させる。これにより、
次に、ラフカディオ・ハーンの帰化について、セツが兵庫県の職員から聞き取り調査を受けました。
その上でラフカディオ・ハーン本人が「小泉八雲への入夫願い」という書類を兵庫県知事に提出。
この書類の提出によってラフカディオ・ハーンが正式に小泉家に入る意思を示した形になりました。
その翌年、ラフカディオ・ハーンは県知事の求めに応じ、英国領事の前で天皇への忠誠と日本の法律を守ることを宣誓。
この宣誓を経て入夫願いが受理、
明治29年(1896年)2月、ラフカディオ・ハーンの帰化が認められました。
ラフカディオ・ハーンの帰化に伴いセツとの正式な結婚が成立。
ラフカディオ・ハーン本人は日本国籍を得て日本人となりました。
セツと一雄はこれまで通り日本国籍のままです。
長い煩瑣な手続きを経てラフカディオ・ハーンの願いは叶い、家族は法律的にも「正真正銘の家族」となりました。
ラフカディオ・ハーンはさらに、日本名を決める必要もありました。
セツをはじめ稲垣家の家族が集まって相談し、さまざまな案が出されました。
最終的には、稲垣万吉の祖父にあたる須佐之助が詠んだ、日本最古の和歌に使われる出雲の枕詞「八雲」が選ばれました。
この瞬間、ラフカディオ・ハーンは名実ともに「小泉八雲」となったのです。
帰化を終えた小泉八雲は、新聞記者として政治や文化を題材に鋭い意見を発表しました。
特に「地震と国民性」では、日本の自然災害の多い風土が「更新の文化」をつくりあげたと述べ、風土が人間に与える影響を深く論じています。
神戸での生活は苦労の連続でしたが、その中で小泉八雲は法律上でも認められた家族を得、日本人としての名前を得、新しい人生を歩み始めたのです。
第21週
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錦織さん。江藤知事より校長の依頼。「君のような」。やはり昔なんかあったな。錦織さん、あまり乗り気ではなさそう。ヘブンさんの友情溢れる助言。それが何故、熊本へ?ブードゥー教の人形まで売ってる、しじみも、便乗商法全開。おナミさん、おサワさんに何故か懐く。福間さんのプロポーズ、でもおナミさん遊郭暮らしが長すぎて、一般社会への復帰に不安。しかいここはこのお話受けたした方が。この中ではおナミさん年長なんだね。白鳥倶楽部でおトキさん、おサワさんにバッタリ。おサワさん明らかにおトキさん避けてる。まあ当然か。でも何か言いたそう。