校長になると決める錦織 / ばけばけ 83回
2026/1/28(水)第17週「ナント、イウカ。」
あらすじ
錦織が校長になる決意を固めました。
そして、その決意を伝えにやって来た錦織の背中をヘブンは押しました。
そのころも引き続き、サワは庄田に指導されながら試験勉強に取り組み続けていました。
そんなある日、サワは庄田と二人で昼食をとりに行くことになりました。
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
前週、ヘブンさんの『日本滞在記』が完成。
完成記念パーティーにやってきた新聞記者の梶谷さんが連載を始めた「ヘブン先生日本録」によって、今週は松野家の人々も松江の有名人に。
松野家の人々の中でもとりわけトキちゃんの存在。
トキちゃんとヘブンさんの夫婦関係に注目が集まるものと思われます。
ところで、ドラマの中の『日本滞在記』の実在モデルと思われる『知られぬ日本の面影』について興味深いエピソードが残されています。
『知られぬ日本の面影』出版の危機を救った小泉セツさんのエピソードです。
今回の本欄ではそのエピソードをご紹介します。
小泉セツの機転で救われた『知られぬ日本の面影』
『知られぬ日本の面影』は、ラフカディオ・ハーンの代表作として高い評価を受けていますが、出版が実現するまでには小さな騒動がありました。
熊本での執筆がひと段落し最終校正を米国の出版社へ送った後のことです。
ラフカディオ・ハーンは出版社が提示してきた契約条件が気に入らず、送られてきた契約書にサインせず送り返そうとしたのです。
この一件は小泉セツによって語られています。
ラフカディオ・ハーンはセツに対し契約書の入った郵便物を投函するよう頼みました。
しかし、セツはその言葉どおりに行動しませんでした。
ハーンの表情を見てセツはあることを「察した」のです。
セツの目から見たラフカディオ・ハーンは、自分の信念を強く持ち、曲がったことが嫌いな頑固者でした。
その性格が原因で、編集者とケンカになることもあったと語っています。
ラフカディオ・ハーンがセツに郵便物の投函を頼んだとき、ラフカディオ・ハーンは怒りの感情に支配されていることをセツは察しました。
夫は契約書にサインせず、契約書を突き返すつもりではないか。
そう考えたセツは、郵便物を投函せずタンスにしまっておきました。
その数週間後。
ラフカディオ・ハーンは「契約書を突き返してしまった」自らの行動を後悔している様子を見せました。
そのとき、セツはタンスにしまった郵便物を取り出しました。
ラフカディオ・ハーンは大いに喜び、セツの機転に心から感謝したといいます。
ラフカディオ・ハーンは自分の感情を抑えきれず強く出てしまう一面がありました。
セツはそんな夫の性格を理解し、必要なときにはそっと立ち止まらせる役割を果たしていました。
もし、ラフカディオ・ハーンが怒りにまかせて契約書を送り返してしまっていたら。
あるいはセツがラフカディオ・ハーンの依頼を素直に引き受けていたら。
後の代表作となる『知られぬ日本の面影』の出版に悪い影響があったことは間違いありません。
そう考えると、セツの判断は、『知られぬ日本の面影』という名作を無事に世へ送り出すための大きな支えとなったと言えるでしょう。
『知られぬ日本の面影』出版の裏には、こうした夫婦の支え合いがありました。
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