2021年6月14日(月)第5週「勉強はじめました」
あらすじ
お盆休みが終わった百音が登米に戻る日を迎えました。気仙沼を出発する直前、百音は亮に遭遇。百音は、亮と亮の父・新次の親子関係を案じていました。そんな百音の気持ちを聞かされた亮は、自分のことは心配いらないと百音に告げました。
亮と別れを告げた百音が乗り込んだ登米行きのBRT(バス高速輸送システム)の車中に、思いがけない人物がいました。診療所の医師・菅波がいたのです。登米までの長い道中、百音は菅波とギクシャクした会話を続けました。
そんな中で百音は、菅波に対して気象予報士の仕事に興味を持ち始めていることを打ち明けます。百音から気象予報士の仕事への興味を聞かされた菅波は、楽しく勉強するコツを百音にアドバイスしました。
百音と菅波は登米に到着。登米の風に吹かれながら百音は言いました。なぜ風は吹くのか。なぜ雲はできるのか。そんな百音に菅波は言いました。気象の勉強は素朴な疑問を解き明かすところから始めたらいいと。
第10週 | 第11週
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予習レビュー
モネちゃんが気仙沼を発ち登米に戻る日から第5週がスタート。
今週は再び登米が舞台です。
そして登米に戻るまでのバスの車中、モネちゃんは菅波先生と遭遇。
気仙沼から登米までどのくらいの時間がかかるのかは不明ですが、かなりの長時間、モネちゃんにとっては話しづらいことこの上ない菅波先生と一緒です。
延々と続く、モネちゃんと菅波先生との間で交わされるギクシャクした会話。
しかし、今回描かれるモネちゃんと菅波先生が一緒に過ごす時間は、今後の二人の展開にとって重要な場面になるものと思われます。
また菅波先生が気象予報士の勉強のコツをアドバイスすることで、モネちゃんの勉強はそれまでよりは順調に進み始めるとのこと。
天職と向き合うモネちゃんの姿がこれから描かれます。
実家に帰省して故郷に対する複雑な感情を少しだけ克服できたらしいモネちゃんが、いよいよ前を向いて動き始めます。
感想
恋バナフラグ
未知ちゃんは明日美ちゃんから追いかけられる立場の亮くんが、モネちゃんに対してはどちらかと言えば追いかける立場に立っているように見えるのはブログ主だけでしょうか。
亮くんの意中の人はモネちゃん?
しかし朝ドラヒロインの定番パターンに忠実なモネちゃんはそのあたりの機敏に疎い。
そして、モネちゃんと亮くんの微妙な描写と入れ替わるように登場したのがあの菅波先生です。
亮くんと別れを告げるモネちゃんの姿を見た菅波先生。
あの男は何者なのか、モネちゃんとはどんな関係なのか、かなり気にしている様子でしたが、相手が朝ドラヒロインだったので本心を気づかれずに済みました。(笑)
モネちゃんと亮くんの遭遇、その直後のモネちゃんと菅波先生の遭遇。
この立て続けの遭遇の描写、朝ドラあるあるの恋バナフラグが立ちました。
というわけで今週はモネちゃんと菅波先生が距離を縮める一週間です。
今週もよろしくお願いいたします。
追伸
震災のトラウマ、祖父と孫娘の対立、廃人同様になったかつての天才漁師。
前週は何かと重たい一週間でしたが、今週は明るく爽やかな朝を迎えられる一週間になりそうです。
第10週 | 第11週
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いや、ホントに、今週はほっこりしたスタートで良かったです。
会話が続かない気まずさも、気になるのに突っ込めないもどかしさも、何か微笑ましく見ていました。
何か足りない者同士が交流することで、何かが生まれるような予感…。
誰にも弱みを見せようとしないりょーちんがちょっと心配です。
健太郎!
あんなに可愛い子と会話しているんだから、
もっと、いい顔しろよ~!
ん?
照れてんのか?
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
友人には、自分の苦しみを知られたくない、亮、男のプライド。何故か亮と入れ替わるように菅波登場。ぎこちない会話、でもモネ、菅波両者とも意識してるようなしてないような。中村先生まだ登場していないですよね?
「先生の方がひ弱そうだし。」亮とは反対のタイプです。菅波、亮とは反対のタイプ。あっ。いきなり中村先生登場。
日本好きの外国人も日本語を学ぶバイブルが漫画だった方や世界的サッカープレイヤーがサッカーを始めるきっかけになったのが「キャプテン翼」だった人も数多くいますよね。
形から入ることに拘りいきなり自分がキャパオーバーしないいい勉強を伝授してくれましたね!
しかし今日のモネと菅波くんの辿々しくも初々しいやり取り。
初めてじゃないでしょうか?
サメの話で菅波くんの饒舌でテンションの上がったところ。
そして。菅波くんよ…。
師は常に弟子の壁になり続けないといけないのだよ。
自分の未熟さを思い知らせるのも師の仕事。
そしてそこが弟子の改善ポイントになる。
これに懲りずに菅波くんも頑張ってもらいたいものですね(笑)
りょーちんは父親の「呪縛」に縛られた生活を送っていました。
だからといって震災で負った心の傷はあまりにも深く、強く物申せる人がおらずりょーちんも殻にこもってしまい、新次さんも野放しと悪循環になっているような気がしますね。
前作「おちょやん」でのどんな状況でもおかまいなしに一喝できるごりょんさんの存在感が有り難いですね。
今作は比較的優しい人が多い物語なだけにその弊害が出てしまった印象です。
百音「何故風は吹くのでしょう・・・・・・・。」
こうした場面からも自然を背景としたヒロイン(清原果耶)の美しさを際立たせようとしている製作の意図が感じられます