2021年7月5日(月)第8週「それでも海は」
あらすじ
2016年の正月。百音は気仙沼の実家に帰省している間も、三度目の気象予報士試験に向けての勉強を続けていました。そんな中、百音の帰省を知った幼馴染たちが永浦家に集まってきました。
その頃、島の住民の間では亜哉子に関するある噂がささやかれていました。気仙沼本土で、亜哉子がある男性と度々会っていることが噂になっていたのです。その噂を百音は未知から聞かされました。
その翌日、百音と未知は亜哉子を尾行。亜哉子が会っている男性とは新次でした。亜哉子は噂が広まっていることを承知の上で新次と会っていました。亜哉子は新次の通院に付き添っていたのです。
そして亜哉子と新次の会話を盗み聞きした百音と未知は、亜哉子が耕治に交際を申し込んだ際に耕治が言った「忘れられない人」の存在を知りました。耕治の「忘れられない人」とは耕治の初恋の相手で新次の妻・美波でした。
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予習レビュー
亜哉子さんの密会の噂からがスタートする今週は新次さんの過去が描かれます。
なので、亜哉子さんの「密会」の相手とは新次さんと思われます。
また、今週描かれる新次さんのエピソードには新次さんの奥さま・美波さんも登場する模様です。
そして、耕治さん、新次さん、美波さんの三人は幼馴染という設定です。
よって、耕治さんの「島に忘れられない人がいる」発言の主。
亜哉子さんからの交際を断った際に耕治さんが口にした謎の女性の存在が今週中には明らかになるものと思われます。
また、いつだったか新次さんからの融資の依頼を断った耕治さんの過去の決断に対して、未知ちゃんが反発するという場面がありました。
未知ちゃんの反発の元ネタ、新次さんの融資の依頼のエピソードも今週のどこかで登場するものと思われます。
大人たちの過去が明らかになる一週間の始まりです。
感想
伏せられている情報が満載の第8週。
週の始まりの月曜日で、伏せられていた情報がいくつも明らかになりました。
今回で明らかになったこと、確定ではないけれど暗示されたこと、そしてまだ不明なことを整理してみました。
明らかになった情報
亜哉子さんの「浮気の噂」の相手は新次さんでした。
亜哉子さんの「密会相手」が誰なのかは前週まで明かされていませんでした。
ただし火曜日以降の展開から、新次さんであろうことは推測できました。
また、耕治さんの「忘れられない人」も明らかになりました。
耕治さんの「忘れられない人」とは美波さん、新次さんの奥さまです。
珍しくブログ主の予想が当たりました。(簡単に予想できることなのでブログ主も当てることができたのでしょう。笑)
また耕治さんの「忘れられない人」は耕治さんの初恋の人であること、そして耕治さんは初恋をいつまでも引きずっていたことも判明。
さらに亜哉子さんは美波さんに嫉妬していたことも判明しました。
それと同時に、耕治さんと亜哉子さん、新次さんと美波さんの四人は、どのような関係だったのかという新たな謎が浮上しました。
確定ではないけれど暗示された情報
美波さんはすでに亡くなっていることが暗示されました。
船の中(?)で、家族で撮影したスマホ画像を眺めながら目に涙を浮かべる亮くんの姿がすべてを物語っていました。
そして、美波さんが亡くなったのも状況から考えて東日本大震災の時であることも見えてきました。
まだ不明な情報
新次さんは通院している様子ですが、通院の理由は今のところ不明。
また、浮気の噂が流れているにも関わらず、どうして亜哉子さんはわざわざ新次さんの通院に付き添うのかも不明。
亜哉子さんと新次さんが喫茶店を出た後の行動は、次回には描かれるものと思われます。
亜哉子さんが新次さんの通院に付き添う理由、明日には明らかになるでしょうか。
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噂の出方が変です。相手が見知らぬよそ者ならいざ知らず。顔を隠しているわけでもなく。
三生くん、黒髪に戻しましたね。高校卒業して2年近くたって、まともに大学通ってるのかも。
モネちゃんと菅波先生、すっかり立場が逆転しました。2回の不合格はが生きてます。
新次さんの通院に、付き合って…。
もしかしたら、禁酒外来でしょうか。
アルコール依存症を克服して、生活を立て直させようと。
それは、亡くなった(であろう)美波さんのためなのかもしれませんね。
以前亜哉子さんは、島に来た当時美波さんにずいぶんとお世話になったようなことを言っていました。
新次さんを立ち直らせることが、その時の美波さんへの恩返し。
そんな気持ちが、亜哉子さんにあるのかもしれません。
モネちゃんの「縄跳び一日3分!」の張り紙に、ちょっと笑ってしまいました。
真面目なんですね。
亜哉子さん、さすが!
島中の噂になってても全然ブレてない。
耕治さんの方がよっぽどアタフタしてますね。
肝っ玉母ちゃんここにあり!!
新次さんの酒浸りといい、りょうちんの涙といい、まだまだモネちゃんも知らないことがたくさんありそうですね。
何かと同級生たちと行動を別にすることが多かったりょーちん。3週、4週がフラグでしたね。
将来への希望や青春を語る同級生に対して「漁師しか選択肢がない」と早く大人にならざるを得なかったりょーちんの心の中を思うと不憫でなりません。
安達先生のりょーちん像は「迷宮に閉じ込められた若者。しかも迷宮にいることが自分の役割だと思い込んでいる」
その迷宮の正体は「意図せず飛び込まないと行けなかった大人の世界」。家族の為、父の為に自分が頑張ることが自分の生きる道であり役割。それしかない。といったところでしょう。
しかし年相応の感情がりょーちんを襲います。まだまだ20歳。でも身動きができない。
一刻も早く救われて欲しいものです…。
浅野忠信さんの奥さんにして、
りょうちんのお母様は、
亡くなっているのかしら?
で、その彼女が、内野さんの忘れられない人?
てなことも大事だけど、
モネ!
試験勉強、しっかりね!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
モネと菅波。勘違いしたギャラリー。このふたり果たして恋愛に発展するのかな?頻繁に着ないと和服、振袖は恐ろしくコスパの悪い衣類です。謎の噂、賢夫人亜哉子さんをめぐるスキャンダル。娘二人尾行開始。あれっ新次さん。アルコール辞めたんだ新次さん。どうやら新次さんの奥さんが今週のキーパーソン?
すーちゃんの上京決定。モネの東京編の下地が着々と出来上がってますね。
しかし朝ドラでヒロインと共に上京した友人は不幸や波瀾万丈なことが起こりがちです。
変なことに巻き込まれないことを祈ります。
分断されてしまった及川家の再生物語。
導入は何とか新次さんを立ち直らせたい亜哉子さんの「密会」でした。
そこまでして気にかけるのは、融資を断られた負い目でしょうか。耕治さんが出づらいから。そして亜哉子さんが島に馴染めるように尽くしてくれた及川家への恩義もあるかもしれません。
また元教員の立場から、ずっと感情を押し殺して気丈に振る舞うりょーちんが不憫でならないからという子ども目線にも立っているでしょう。
最後1分で家族写真で声を殺して涙するりょーちんに全て持っていかれました。本当は家族に甘えたかった。でも震災で全てを持っていかれた切なさ、怒り、虚しさ、無力感。全てが詰まったような感じでしたね。
今週、来週は前半最大の山場確定です。号泣待ったなし!
新次「ずーっと初恋引きずって・・・・・・・。」
テロップで「坂井真紀(写真)」と出たのを見た時、どんな役なのかなと思ったんですがね。
今更のように気付きましたが、「おかえりモネ」というタイトル自体が後半のストーリー展開に絡んでいるようですね。モネが何処に、何故帰るのか気になります。