2021年8月11日(水)第13週「風を切って進め」
あらすじ
菅波の提案でタイムを伸ばし続けきた鮫島祐希がスランプに陥りました。思うようにタイムが伸びなくなってきたのです。伸び悩むタイムに対して弱音を吐くような言葉増えて来た祐希のことが百音は気がかりでした。
そんな中、祐希のこれまでの記録を気象データとともに分析したところ、祐希は強風が吹いたときに力を発揮することを百音は突き止めました。そして、当日に予想される強風のことを祐希に伝えました。
そこで百音は、逆風に強いという感覚を大切にすることを祐希に提案。この百音の提案に祐希は激しく反発し、百音に対して言いました。百音の言う「感覚」に頼っていたから勝てなくなったのだ、と。
スランプに陥った祐希を怒らせてしまったことを百音は朝岡に告げました。朝岡は、選手を迷わせるような言動は慎まなければならないと百音に注意した上で、祐希のための新たな走行プランづくりに取り組むのでした。
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予習レビュー
月曜日の回に朝岡さんがモネちゃんたちに告げる言葉があります。
「気象情報を扱うビジネスにおいては相手に信頼されることも仕事だ」
この言葉と関連するのでしょうか。
モネちゃんが鮫島祐希を怒らせてしまいます。
十分な信頼関係が積み上がっていない状態のまま、モネちゃんは鮫島選手にある提案をしてしまうようです。
今回描かれるらしい「信頼」というテーマ。
これは菅波先生の新人時代の失敗ともつながってくるかもです。
登米編でも少し触れられた菅波先生の新人時代の失敗が、今週の金曜日に菅波先生の口から語られるようです。
感想
勝負師による勝負師のためのプランB
朝岡さんの言葉を借りれば、鮫島祐希選手は勝負師。
しかし、鮫島祐希選手を勝負師だと面白そうに言う朝岡さん自身もまたなかなかの勝負師のようです。
朝岡さんが最初に練った走行プラン(プランA)は、勝負師ではない人向けのデータ重視の堅実なプランだったのでしょうか。
そんなプランが鮫島祐希選手には面白くない。
感覚に頼らないデータ重視の走行プランに活路を見出そうとはしたものの、鮫島祐希選手にはそれが面白くない。
そんな鮫島祐希選手の性格や気持ちがモネちゃんにはわからない。
一方の朝岡さんは鮫島祐希選手の気持ちがよ〜くわかるようです。
朝岡さんも勝負師だからこそ、鮫島祐希選手の気持ちがわかるのでしょう。
朝岡さんは、鮫島祐希選手が「面白く走れる」ようになる「プランB」づくりを決意。
勝負師向け「プランB」をつくると宣言する朝岡さんの嬉しそうな表情といったら・・・
見かけによらず根っからの勝負師であるらしい朝岡さんというキャラ、今回でますます好きになりました。
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モネは所詮、アスリートではない。だが、自分もアスリートになったつもりでいた。鮫島との溝はそれで。アドバイザーとしての客観的な視点がモネには欠けていたような気がする。朝岡さんの解く柔軟性。
ここに来て、喧嘩かよ。
でも、2人とも必死なんだよね。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
モネよ…。今回は伝え方が悪かったなぁ…。
相手が何を欲しがっているのかちゃんと理解して物言いしないと相手も迷いますし、鮫島さんもナーバスになっているから尚更。
普段の仕事でもあの人はこう言ったのにこの人だとああ言った状態になると軸がブレてしまう悪いあるあるになってしまいます。
複数の戦略や助言は必要です。でも問題はもう一度言いますが伝え方です。
祐希「おもろないねん・・・・・・・。」
覚「面白くないか・・・・・・・。」
てっきり朝岡さんの自尊心(?)を傷つけちまうかなと思いきや、
覚「プランBで行きましょう・・・・・・・・。」
こういう柔軟性かな、現在のこの人を支えているのは。