おかえりモネ

地元民たちがやって来る / おかえりモネ 第99回

2021年9月30日(木)第20週「気象予報士に何ができる?」

あらすじ

百音が気仙沼に帰った理由はきれいごとにしか思えない。百音に対する亮の手厳しい言葉で気まずくなったその場の雰囲気を和らげたのは亜哉子でした。そして落ち込む百音を亜哉子は励ましました。

その翌日、百音の職場に漁協の組合長・太田が「はまらいん気仙沼」にやって来ました。太田は、翌週にはアワビ漁の解禁日を迎えることラジオを通して告知することを希望。遠藤のはからいで太田のメッセージは放送されました。

アワビ漁の解禁日の決まり方を龍己から聞かされた百音は、気象情報が役に立つのではないかと思いつきました。そこで百音は、気象データを活用できないかと太田に提案。しかし、太田は百音の提案に関心を示そうとはしません。

一方、耕治の銀行での昇進が決定。部長として仙台にある本店勤務が決まったものの、耕治の気持ちは複雑でした。そんな中、地元住民たちがラジオを通して秋祭りの宣伝をさせてほしいとやって来るのでした。

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予習レビュー

細かすぎる天気予報へのクレームに落ち込むなどの困難を経て、モネちゃんの放送が地元の人々に受け入れられるようになってきました。

そんな中、コミュニティFM「はまらいん気仙沼」のモネちゃんの職場に地元民が集まり始めます。

地元民が集まる目的、それは放送を通して自分たちの情報を広く知ってもらうこと。

漁協の組合長はアワビ漁の解禁日を伝えたい。

居酒屋を営む美佳子さんという女性は、間もなく開催される秋祭りの宣伝をしたい。

ところで、気仙沼編から登場する新キャラのうち、大学休学中の女子大生と、モネちゃんに関心を持つ中学生の女の子の登場場面が未判明。

これはブログ主の予測ですが、コミュニティFM「はまらいん気仙沼」に地元民たちが集まってくる今回あたりに登場するのかもしれません。

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感想

耕治さんの出世

今回は、銀行での出世が決まった耕治さんの複雑な表情に、ブログ主はすべてを持っていかれてしまいました。

耕治さんはこれまで気仙沼支店長の立場にあったことが判明。

そして、出世が決まった耕治さんは、今後は部長職として仙台にある本店勤務。

銀行員の本店配属は栄転です。

しかも、耕治さんの年齢で支店長から本店に異動というのは、耕治さんがとても高い評価を得ている証ではないかとも思います。

そんな耕治さんの出世を亜哉子さんは祝福しました。

しかし、亜哉子さんの祝福を受けた耕治さんの表情はどういうわけか複雑です。

栄転のはずなのに嬉しそうには見えない。

出世に対して複雑な気持ちを抱えているのは家業のことが心配だからなのでしょうか。

耕治さんの今後

ネット調べたところ、気仙沼から仙台までは在来線と新幹線を乗り継いで片道2時間強。

耕治さんの場合は亀島から気仙沼までの時間も加わるので所要時間はさらに長くなります。

ということは、自宅から仙台に通勤するのはほぼほぼ無理。

一方、民宿の再開や龍己さんの手伝いもあるはずの亜哉子さんが耕治さんと一緒に仙台について行くのも無理。

というわけで、単身赴任しか選択肢はありません。

耕治さんとしては家業が心配なはずです。

耕治さんの性格から考えても、ただでさえ窮地に陥っている家業を龍己さんに任せきりにして仙台での単身赴任を受け入れるのは考えられない。

最終回に向けて、耕治さんはもしかすると銀行をやめて龍己さんの永浦水産を承継。

そのフラグが今回耕治さんの口から語られた「出世」なのかもしれません。

耕治さんの今後の展開から目が離せなくなってきました。

次回作『カムカムエヴリバディ』の主題歌

11月スタートの新作朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の主題歌が先日発表されましたが、主題歌『アルデバラン』を歌うAIさんのYoutubeチャンネルに、主題歌の一部がアップされています。

まだ『カムカムエヴリバディ』の主題歌を聴いていない方、以下のリンク先で主題歌のごく一部ですが放送開始に先駆けて聴くことができますよ。

新曲「アルデバラン」がNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』主題歌に決定

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POSTED COMMENT

  1. umpire より:

    銀行を辞めて家業を継ぐ。下町ロケットの殿村さんのパターンですね。

  2. つい しょうこ より:

    あ、そういえば・・・
    すでにこの先にやってくるコロナ禍を知ってる立場からすれば、「あなたの町の気象予報士」の企画はウェザーエキスパート社の新規事業のトライ企画としては未知数だけど、会社のテレワーク、リモートワークのモデルケースにはなるかも。モネちゃんの会社への貢献は確実のようです。

  3. つい しょうこ より:

     亮君や大田組合長の塩対応は、ド新人ならぬ「ド新参者の空回り」に対する当然の反応だと思う。でも、「細かすぎる天気予報」をいきなりボツにするのも勿体ないかと。
     モネちゃんの強みは気象予報士の資格だけじゃない。Jテレの中継キャスターの経験もあるし、先日の台風報道では朝岡さんのライブ配信をサポートした。なぜ、自ら動画配信に挑戦しないのか?
     一般向けの予報はFM、「細かすぎる予報」は自分とウェザーエキスパート社の動画チャンネルで。チャンネル登録数によっては、広告収入も得られる。ダメなら配信はやめればいい。

     あ、そうか!朝ドラは「NHK連続テレビ小説」だった。
    「NHKとテレビ業界」は、コミュニティFMの活躍は容認できても、ネット動画の配信の躍進は容認し難い。朝岡さんのケースは自然災害の報道だから、「人道的見地のギリギリのセン」で目をつぶったんだ。
    「エール」で北村有起哉さん演ずる脚本家の池田先生が「NHKさんの悪い癖だ!」と叫んでいた時とか、先日のEテレ「ワルイコあつまれ」に週刊文春の編集長が呼ばれたときには「おぉーっ、よくぞここまで攻めた!」と思ったけど、「お帰りモネ」の限界はこの辺なのかな。
    って穿ち過ぎですかね。

  4. ぱぽりん より:

    耕治が本店勤務、と聴いて、これは単身赴任するしかないじゃん、と、朝蔵さん同様の最初の感想。
    ただ、この頃は敢えて地方に移住して新幹線通勤をする方も増えている様子。
    路線情報で調べてみると、気仙沼を6:01分の電車に乗れば通勤可能。
    一ノ関でやまびこ50号に乗り換えて仙台に8:12着、通勤定期が3ヶ月で322,600円也。

    朝4時半起きで通うか、仙台に部屋を借りて週末に自腹で自宅に帰るか、ん~、どうする。

    とはいえ、残りの週のネタバレ、耕治のことに触れていないのは、耕治が銀行を退職し永浦水産を継ぎつつ民宿を手伝う、と言う流れを隠しているから、という線がやはり固いかな?

  5. 丹善人 より:

    モネちゃん、地元での実績は0なのに、ちょっと東京で有名になったからといって、天狗になっているのではないでしょうか。お天気情報も上から目線だし、自分の方が詳しいと偉そうで押し付けがましいし。

    from入院中の病室より

  6. 秋桜おばさん より:

    5年半離れていたとは言え、モネちゃんは気仙沼出身なんだし余所者扱いもなぁ…と思っていたけど、もし、自分に置き換えてみると、日々いいことも悪いことも積み上げて地元で過ごしてきたのに、離れていた人が突然クチバシを挟んできたら…..?
    やっぱり、何も知らないくせに余計なこと言わないでって思うかもしれない。
    だから、2年で結果を出す約束があったとしても焦らずゆっくり馴染んでいってもらいたいな。
    同じ境遇で分かり合える菅波先生がいてくれて良かった!

  7. オペラ座の怪人 より:

    モネとお母さん(鈴木京香さん)との会話を
    みーちゃんは、どんな思いで聞いていたのだろう?

    お父さん(内野さん)はご出世、
    おめでとうございまふ。

    漁協の組合長さん、
    もう少し、話、聞いてやってくれよ~

    子供たちで、放送ブース、大賑わい!

    という感じの木曜日!
    明日は総括の金曜日?
    明日はどうなる?
    明日はどっちだ?

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 還暦のたつお より:

    「きれいごとにしか思えない。」「きれいごとに思われても仕方ない。」以前のモネならここまで堂々と言い返せなかった。やはりそれなりに世間の荒波にもまれたからか?ピンクの電話の都子ちゃんの夫.いや漁港の組合長さんでした。なんか「あまちゃん」みたいになってきた。耕治さん単身赴任?「自分のいなかった時間を埋めるのはしんどいけどなんだか楽しい。」菅波先生からの励ましでした。千客万来果たして?

  9. 魁光3号 より:

    モネよ…。2年で結果を出せと言われて意気込むのはわかるけど元々の伝統にビジネスで安易に無理矢理首突っ込むのはどうかと思うぞ…。

    りょーちんの件で分からなかったかい?まだモネは思った程地元では素直に受け入れられていない「半分余所者」扱いだということを。まだ色眼鏡で見られていることを。

    だからこそ今は地元での土台の基盤強化と市民との信頼関係の構築が先決です。

    どんなに見栄えのいい建物が立っても土台がしっかりしなければいずれは潰れますよ。

    「エール」の裕一現象の再来ですね(笑)

  10. よるは去った より:

    耕治「俺・・・・・出世しちゃった・・・・・・・・。」
    亜哉子「おめでとう・・・・・・・・。」

    同じ賛辞送りたいけど・・・・・・耕治父さん何か・・・・・素直に喜べないみたいですね。
    「民宿を再興したい。」という亜哉子母さんの夢を妨げるんじゃないかという想いがあるのかな。

  11. 落合明人 より:

    やっぱり亮君にもモネちゃん冷たいでむかえくれましたね
    このまま東京で明日美ちゃんといっしょにいればとか仕事人超だってノニとか
    官波先生と結婚きまりかけたのにてなどなどいわれて
    なんだかモネちゃんを地元では島者扱いされている感じがしました
    モネちゃくはあまちゃんの秋ちゃんみたいにどうも温かく迎えてくれないようですね

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