2021年8月31日(火)第16週「若き者たち」
あらすじ
高速バスで気仙沼へ帰ろうとしていた亮を、百音はバスターミナル近くの喫茶店で見つけました。百音と話して落ち着きを取り戻した亮は気仙沼に帰るつもりでした。しかし百音は、亮が気仙沼に帰るのを止めました。
一方、気仙沼では耕治と亜哉子が、新次が暮らす仮設住宅に足を運んでいました。亜哉子は新次の家にあった食材を手料理を作りました。そして、耕治や亜哉子と思い出話をする中、新次は笑顔を取り戻しました。
汐見湯では、未知が出て行こうとしました。その時、亮を連れ戻した百音が帰って来ました。さらにそこに意外な人物が到着しました。三生と悠人が上京して来たのです。百音は、帰ろうとする未知を引き留め、三生たちと気仙沼に帰ることをすすめました。
久しぶりに顔を揃えた幼馴染たちは近況を報告しあいました。悠人は地元の役所に就職するつもりでした。三生は寺を継ぐことを決めていました。そんな中で明日美は「地元で頑張るのが偉い」という考え方に反発するのでした。
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予習レビュー
気仙沼から三生くんと悠人くんが汐見湯にやって来ました。
汐見湯にはモネちゃんと、モネちゃんに連れ戻されてきた亮くん。
そしてミーちゃんと明日美ちゃんもいます。
幼馴染たちが久しぶりに顔を揃え、今週のサブタイトルでもある「若き者たち」のお題がスタート。
一方、気仙沼では・・・
酒に酔って騒ぎを起こした新次さんのもとを耕治さんと亜哉子さんが訪問。
二人に励まされて、新次さんはようやく笑顔を取り戻します。
しかし、久しぶりに新次さんが騒ぎを起こしたことにショックを受ける亮くん。
これまで、いつも明るく振る舞っていますが、今回はいつになく胸の内の苦悩を外に出すようです。
そんな亮くんのために動き回るモネちゃん。
しかし、ブログ主はミーちゃんのことが心配です。
落ち込む亮くんに対して、ミーちゃんがが役に立てそうな場面が見当たらないからです。
感想
未解決のことが3つ
三生くんと悠人くんがやって来て幼馴染が談笑する中で、すべて丸く収まったかに見えるようで、未解決のことが3つあります。
1つ目は菅波先生の気持ち。
明日美ちゃんが状況を説明し、モネちゃんもあの後に菅波先生に電話をしましたが、しかし菅波先生は動揺しているはずです。
ただし・・・
ちょっとばかりネタバレになりますが、この菅波先生の動揺が思いがけない方向に転ずるようです。
2つ目はミーちゃんの気持ち。
汐見湯から出て行こうとしたその時に、亮くんが帰ってくる、三生くんと悠人くんまでやって来るわで、ミーちゃんは帰りにくい空気に包まれる。
そして、うやむやな状態のまま汐見湯に残ることになりました。
しかし何よりももうやむやな状態なのはミーちゃんの気持ちです。
次回以降のどこかで、ミーちゃんの気持ちは整理されるのでしょうか。
3つ目が亮くんの気持ち。
亮くんばかりは、自分の中だけで気持ちの整理をつけるのは難しい。
新次さんという問題を抱えているので。
ただし、耕治さんと亜哉子さんの活躍で新次さんは落ち着きを取り戻した模様。
一日も早く親子で漁に出る日が来ますように。
新たな未解決のこと
悠人くんが地元の役所に就職し、三生くんも実家のお寺を継ぐことを決意。
数年後、故郷を離れたままでいるのはモネちゃんと明日美ちゃんの二人だけになりました。
ちなみにモネちゃんはいつか故郷に戻ります。
本作のタイトル『おかえりモネ』が示すとおりの展開になるはずです。
そんな中、一人だけ故郷に戻るつもりがないらしい明日美ちゃん。
しかも明日美ちゃんは「故郷で頑張るのが偉い」という考え方に強い違和感すら持っています。
この明日美ちゃんの違和感が新たな未解決のこととして浮上。
明日美ちゃんの違和感が回収される日は来るのでしょうか。
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「大人たちの青春」の章が思い起こされました。あそこに新次さんは出てこないけれども、現永浦夫妻が結ばれるまでには大きな影響を及ぼしたのが、新次さんと美波さんのはずで、その時若者だった彼らが、数々の人生経験を経た後に談笑している。若い時に傷つきながらも育んだ絆は強いなあと思いました。それはモネ達、ブラスバンド部仲間の中にもきっと受け継がれていく、と思って見ていました。
東京で集まった幼なじみの会話、モネちゃんと菅波先生の会話、新次さんと耕治さん夫婦の会話、どれも端緒に着いたばかりで、深い話はこれから。
おー、今日もモヤモヤのままです。
自分の中の正直な気持ちが固まっていないから、みんな本音で喋れないのでしょうね。
前に一歩踏み出す為にも、心の中の真っ黒い物を吐き出さなくちゃ!
みーちゃんに言われた菅波先生、
これがあまちゃんなら、
ええっ~~~~~!みたいなオーバーリアクションなんだろうけど、
おはようモネの場合は、こう、ズ~ンと沈んじゃうんだよね。
ほんと、見てて、つらいわあ。
まあ、これからも見続けまふが。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
まあ、宮城のみんなが集まって、大騒ぎ。
一件落着?
みーちゃんも笑顔が戻って、良かったね。
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
みーちゃんの暴走を見かねた明日美ちゃんが止めました。みーちゃん以前にりょーちんを好きだった明日美ちゃんとしては複雑な心境でしょう。頑張るって辛いんだよなあ。亮君、人の事を気にしなくていいんだよ。菅波先生に今までの経緯を説明した明日美ちゃんナイスフォローでした。ただ菅沼先生だこれをどう受け止めたのか?新次さんによりそう耕治さんと亜哉子さん。大人の友情もいいなあ。グッドタイミングで訪れた旧友ふたり。若者同士の友情もいいなあ。あれっ、菅波先生、しっかり仕事する。そしてすごくいい。
期待に応えるのは、後々苦しくなっていく。
それは全ての人間にとって当てはまるんじゃないでしょうか?
期待値が貯まりに貯まって雁字搦めになり苦しくなっていくんですよね。わかります…。
地元だと更に街の人の目もありますから…。
だから東京は楽というワードがあるんでしょう。
りょーちんはもういい子である必要はないんです。
耕治さんもそこを理解しての「亮のことを考えてやれ」だと思っています。
最後の地元で頑張ることが偉いのか?の問題提起。
14週から燻るこのテーマ。いよいよ明日切り込むことになりそうです。
亜哉子「子供たち・・・・・楽にしようと思ったら・・・・・・親が本気で明るくならないよ・・・・・・・。」
心底明るくなろうとする方が現在の新次さんには難しいかも知れないけどね。
朝蔵さん、こんにちは。
私は、みーちゃんより、みーちゃんに八つ当たりされた菅波先生の方が心配です(^_^;)
ここは大人になって、みーちゃんに八つ当たりされた事とモネちゃんがすっぽかした事を水に流してほしいです。