2021年9月2日(木)第16週「若き者たち」
あらすじ
震災への思いや、自分たちの将来のことを語り尽くした幼馴染たちに明日美が提案しました。みんなで一緒に食事をしに行こうと。百音は築地に行ってみようと提案。面々は百音の提案に賛成しました。
一方、気仙沼では耕治と亜哉子が新次のもとに足を運んでいました。落ち着きを取り戻した新次は、耕治と亜哉子に尋ねました。美波の死亡届に自分が押印し、一区切りつけることができれば亮を楽にしてあげられるのだろうかと。
百音が築地から戻ってくると、亮は一人でコインランドリーにいました。亮は自分の百音に対する気持ちを百音に打ち明けようとしました。百音は亮の心の痛みに理解を示しながらも、亮の気持ちを受け入れようとはしませんでした。
一方、気仙沼に帰る支度をする未知が百音に言いました。コインランドリーにいた百音と亮の姿を自分は見てしまったと。続けて未知は百音に言いました。百音は正しい。しかし百音は冷たいと。
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予習レビュー
前々回、前回の予習レビューで、ミーちゃんのことが心配だと述べました。
これはブログ主の予想ですが、今回あたりミーちゃんが自分の本心をモネちゃんに告げるものと思われます。
今回の「亮が思いがけないことを言い出し」、それに対してモネちゃんが「動揺を隠しきれない」という場面。
恐らくこの場面は次のような状況かと・・・
亮くんが携帯で新次さんに電話をして、新次さんに対する本心をぶつける。
その亮くんの姿をモネちゃんが偶然に目撃。
モネちゃんは亮くんに何か言葉をかけようとするものの、亮くんが先手を打って「心配はいらない」みたいな意味のことを言う。
モネちゃんは、亮くんに対して何も言えなくなってしまう。
そんなモネちゃんと亮くんの会話をミーちゃんは見ていました。
そして、ミーちゃんはモネちゃんに言います。
亮くんに何も言ってあげないお姉ちゃんは冷たい、と。
そんな場面が描かれるはずの今回。
モネちゃんとミーちゃんの姉妹関係に亀裂が入ってしまうのではないかと心配です。
感想
亮くんが本心をモネちゃんに言えなかった理由
亮くんはやっぱりモネちゃんが好きでした。
しかしその気持ちを言う機会を逃してしまったようです。
震災で母を失ったショックによって。
震災がなければ、モネちゃんと亮くんはもしかすると・・・
しかし、そうなるとミーちゃんはどうなる。
さて、そのミーちゃんが決定的な現場を目撃してしまいました。
これはつらい・・・
亀島の「若き者たち」と対照的な存在の莉子ちゃんのピンチ
前回、亀島の「若き者たち」が、明るく振る舞いながらも、実は今でも震災の心の傷を負ったままでいることがわかりました。
亀島の「若き者たち」の心の傷は、特にモネちゃんが心に負った傷は、菅波先生という第三者の目を通して強調されました。
さて、前回のレビューで莉子ちゃんのことを書くのを忘れていました。
亀島の「若き者たち」と対照的な存在なのが莉子ちゃんです。
莉子ちゃん自身が本人の口から言いましたが、莉子ちゃんはこれまで苦難や挫折知らずで今日まで生きて来たとの由。
前回の段階では、莉子ちゃんはそのことを特段気に留めていない様子でした。
震災の心の傷を引きずっているモネちゃんと知り合うことで、自分がどれほど幸せに過ごせてこれたかを初めて自覚できた。
その程度の認識でした。
しかし、「その程度の認識」が次週の莉子ちゃんのフラグだったようです。
次週の莉子ちゃんは、おそらく彼女にとって初めてでないかというレベルの大きなピンチに直面します。
気象キャスターとしてデビューした日も莉子ちゃんにとってはピンチでした。
しかし、その比ではない大きなピンチを次週の莉子ちゃんは経験するはずです。
そして、これまで幸せに過ごせたことが、自分にとっての弱みではないかと次週の莉子ちゃんは考え始めるみたいです。
そんなわけで、ブログ主がひそかにお気に入りの莉子ちゃんのピンチが描かれる、次週の莉子ちゃん週。
莉子ちゃんの初めての大ピンチを通して、ヒロインたち亀島の「若き者たち」の痛みが、より深く理解できるのかもしれません。
おかえりモネ|感想あらすじネタバレトップページ
「何でもするって思って来たよ。それで亮ちんが救われるなら・・・・」ってセリフを発したとき、モネを演じる清原果那さんの凄い色気を感じてしまいました。
新次さんが失った愛の残像にすがりついた重みで、息子の亮くんは逆に人を愛することが恐怖になってしまったと言った。もし、新次さんが愛妻への執着を諦めて二人の日々を成仏させる事ができたなら、息子は人を愛する勇気を取り戻すことができるのだろうか。
安達奈緒子さんの脚本は、喪失と希望は表裏の関係にあるかのような重層的な物語の展開を、この朝ドラの世界でも見事に描いていると思う。清原伽耶さんという素晴らしい表現者の存在と相まって、毎日が待ち遠しい。
りょーちんとモネちゃんとの関係は、耕治おとうさんと美波さんとの関係に、少し似ているようですね。
「東京に忘れられない女性(ひと)がいます」と言うりょーちんの心をミーちゃんの情熱が動かす、という展開を期待しています。
ミーちゃん、冷たくすることが本当の優しさ、ということもあるんだよ。
あそこで情に流されず、冷静に踏みとどまったモネちゃんは、立派でした。
感情のままに行動していたら、きっと二人とも後悔していたことでしょう。
本当に相手を大切に思うなら、あえて拒むことも優しさです。
モネちゃんは冷たくなんかないんだよ。
この2つの発言を比較すると、一見似たような言葉に見えますが、意味や深みが全然違いますね。
モネちゃん→菅波先生
「先生はいつも正しいですけど、少し言い方が冷たいです。」
みーちゃん→モネちゃん
「お姉ちゃんは正しいけど、冷たいよ。」
みーちゃんが「お姉ちゃんは正しいけど、冷たい」
って言ったけど、
確か、モネが菅波先生に「正しいけど、冷たい」
って言ったんじゃなかったっけ?
つまり、モネと菅波先生は良く似ている、みたいな。
で、これから、みーちゃんは、りょうちんに優しく迫るのか?
モネに対しては、どう接するのか?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
うーん…私だったら亮ちんに腕つかまれて告られたらよろめいちゃうかも💛何たって「キンプリ」だし(そういう問題じゃない(汗))
それにしても相変わらずのモネちゃんの「キョトン顔(笑)」にイラっとする私^^;
みーちゃん、モネちゃんのこと正しくて冷たいって言ったけど、こういう場合、ちゃんとはっきり言いたいことを言っておかなくちゃ、なまじ期待を持たせる言い方しちゃダメなんだよ。
りょーちんがモネちゃんのこと好きで、それでもりょーちんのそばにいる決意なら、そこんとこ受け入れなくちゃね。
りょーちんとモネちゃん、新次さんと耕治さん夫妻、無言の時間が長くて…私も息を止めて見ていました。
「先生は正しいですけれど、冷たいです」
ブーメランになって帰ってきました。
8月、24日間入院していたので浦島太郎状態です。
ガイドブックでみーちゃんから言われるのを知ったあとで、
録画を一気見していたら、モネが菅波先生に言った同じ言葉に
出会いました。
みーちゃんの、最後の一言、
私がそばにいる、ってのは、
当然、私がりょーちんのそばにいる、って意味で、
かつ、
お姉ちゃんに対する、一種の宣戦布告なのかしらね?
それにしても、コインランドリーで、
チューするかと思って、あせったぜ。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「本人でなければわからないんですね。」菅沼先生。諦念か、それとも厳しい現状認識か?気仙沼同窓会の面々ごはんを食べてわだかまりが溶けたか?そうすると今まで表に出すとを我慢してた感情が噴き出して亮は。「私は、亮のことの可哀そうだと思ったりしたくない。」亮は混乱しながらしゃべっているが、明らかな愛の告白。でもモネの方は亮の対して距離感がある。妹は妹でやるせない思いを姉にぶつける。
予告シーンで騒つかせたシーンがこれでした。
予想通りりょーちんの告白です。
しかしそれが実に痛々しかった…。
同情でもいいというそれだけ切羽詰まるものだったこと。
そして失ったものが多すぎるりょーちんがさらにモネを失うかもしれないという耐えられない状況の中でも気持ちが抑えられないところを見るともう私じゃどうかなってしまいそうです。
だがモネは別に冷たくもないと思ってます。
むしろ誠実な行動を取ったと。
同情で結ばれた恋はお互いの為にならないことをしっかり言ってくれたから。
これからはみーちゃん!君の出番だぞ。
自分の人生、自分で切り拓く覚悟が出来たみたいですね。
PS:りょーちんも新次さんに対して留守電ながらガツンと言えるようになった。しっかり進歩しましたね。
新次「俺がこれに判押したら・・・・・・・亮を楽にしてやれんのかな・・・・・・・・・。」
改めて「死亡届」というものの重みを思い知らされたような気がします。
私の想像では、亮ちんがモネに告るんではないかと。で、気仙沼に帰ってそばにいてほしいみたいなことを言うような気がします