2021年9月24日(金)第19週「島へ」
あらすじ
百音が東京に戻って来ました。百音の帰りを汐見湯で待っていた菅波は、宮田に頼んでホルンの演奏を百音に聴かせました。宮田が演奏するホルンの音色は、音楽に没頭していた日々を百音に思い出させました。
宮田が演奏は、故郷に戻ると決意した百音の背中を押しました。そして百音は、菅波に対して故郷に帰った時に固めた決意を打ち明けました。登米から東京に戻ることが決まっていた菅波は、百音との結婚の延期を決めました。
その数日後、百音は中継キャスターをやめて故郷に戻る決意を高村に告げました。そして百音は、新事業審査会で地域密着型の気象予報士を全国に配置する「あなたの町の気象予報士・全国津々浦々計画」を再びプレゼンしました。
百音の企画は、新事業として採用されることはありませんでした。しかし安西の計らいにより、2年で結果を出すことを条件に、百音は地方営業所のスタッフとして気仙沼に戻ることができるのでした。
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予習レビュー
実家に戻り、故郷の人々の役に立ちたい。
そんな決意を故郷で固めたモネちゃんが東京に戻ってきました。
そして東京に戻ったモネちゃんがその決意を真っ先に伝える相手は菅波先生です。
モネちゃんのその決意は、遠距離恋愛を終わらせるという意味も含まれますが、菅波先生はモネちゃんの決意をどのように受け止めるのか。
遠距離恋愛が始まる直前、菅波先生はモネちゃんに言いました。
あなたの投げたものは、何でも受け取るつもりだと。
だから菅波先生は、モネちゃんの決意を受け取ってくれるでしょう。
一方、モネちゃんが決意を実行に移すためには大きなハードルがあります。
それは、新事業審査会に再提案する「あなたの町の気象予報士・全国津々浦々計画」が安西社長によって採用されること。
さらに、その新事業の担当者として気仙沼への異動が命じられること。
モネちゃんのこれからの人生が今回決まります。
感想
菅波先生がまさかの結婚延期宣言
モネちゃんの誕生日に合わせて東京にやって来た菅波先生は、近く登米から東京に戻るのを機にモネちゃんにプロポーズ。
しかし、その数分後に気仙沼の実家に被害を知ったモネちゃんは急きょ亀島へ。
そして、家族や故郷の人々の明るさに触れたモネちゃんは故郷に戻る決意を固める、というのが今週のざっくりとした展開です。
さて、今週のざっくりとした展開のうち、菅波先生が登米から東京に戻ることが決まるという話は事前には公表されていませんでした。
だから、モネちゃんが気仙沼に戻ることで、菅波先生との結婚が現実味を帯びてきた!と、ブログ主は期待していました。
しかし、モネちゃんは東京から気仙沼へ。
菅波先生は登米から東京へ。
同じタイミングの真逆の移動。
どうなるんだと心配していたら、菅波先生がまさかの結婚延期宣言。
これで当面、モネちゃんと菅波先生の結婚はなくなりました。
モネちゃんと菅波先生の結婚は最終週に持ち越し?
次週から、物語の舞台は気仙沼へ。
そして、最終週で気仙沼の実家に菅波先生が姿をあらわすことがすでに判明しています。
ということは、最終週でモネちゃんと菅波先生の結婚が描かれるのでしょうか。
モネちゃんと菅波先生の結婚、最後の最後まで引っ張られることになりました。
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今日の内容より、NHKで公開されている来週予告の画面が気になります。
りょーちんとみーちゃん、どういう関係になるんでしょうか。幼なじみの前で
二人して並んで立っていて。
宮田のホルンに音楽の力を思い出す百音
個人的には、「くちびるに歌を」とダブってくるんです
奇しくも恒松祐里さんの出世作ですが、、ちょっとしたワガママ(本人の認識)で大切な人を失ったピアニスト(新垣結衣)が封印していたピアノ演奏の封印を解き、それを切掛に、指導していた中五島中学校合唱部が一つにまとまっていく。
百音も封印したサックスを聞かせてくれるのかな。そして、それが切掛で、気仙沼の人々と心一つになって大団円、、て期待してしまいます。
モネちゃん、何か言いたそうだったから、結婚延期発言にも早々に反論してくれそう。先生も結婚は一緒の未来を考えることだと言ってたし。遠距離結婚もこの二人なら。
モネと菅波先生が今後、どのようなパートナーシップ(法律婚とも限らない)を築いていくのか。大きな比較対象になるのは、龍己さん&雅代さん、新次さん&美波さんの、トムさんの言葉を使うなら「昭和の価値観の中で実質的な半別居婚」カップルではと考えます。共に、夫がホームを離れ生業に就き、妻がホームに残り、数ヶ月間離れた状態。通信手段がない時代は尚更、コミュニケーションの取り様がない中で、雅代さんは民宿や恐らく牡蠣の仕事があって自分名義の収入と生活時間がある。美波さんは専業主婦だったのか働いたか不明ですが、独身時代に「夫が結婚を受け入れるまでに長い時間待っていた」事が語られている。これは菅波先生の現状とある意味同じでしょう。そして令和の今、夫も妻もホームを離れてそれぞれの生業を持つ。片方が待っているホームに片方が戻るという結婚形態とも違ってきます。短期的事情ごとにホーム以外の別々の場所で短時間接触、事前の計画によってホームでまとまった家庭生活の2段構え、というやり方もあるでしょう。子供も常時母親と同居でなくてもいい。それは雅代さん達とは違う、新世代の人生プランです。
現段階ではベストの判断ですね、菅波先生。
国家試験に合格して医師になるまで最短で24,5歳。キャリア7年では臨床医としては先生もまだまだ駆け出しですし。
それに、お二人はまだご存じないでしょうが、これから世界は大規模のパンデミックに見舞われちゃうんです。仮に今から結婚の準備を始めても、多分キャンセルになっちゃうんですよ。
ハードでしょうが、遠距離交際頑張ってください。いや、婚約期間か。
ところでモネちゃんは、自分の身の振り方を決めるのに、家族に相談はしないんですかね?
みーちゃんの以外にも、身近な人の意見をもう少し聞いてもいいんじゃないかな、って思いました。
結婚は延期…になっちゃいましたか。でも、結婚は解消ってことではないのですね。あー良かった。
自分の目指す方向に進みながらも、気持ちのサポートととしてお互いをかけがえのない存在だと再確認していて、それは安心でした。
モネちゃんは、触れなば落ちんといった風情だと思っていたけど、なんのなんの!登米から東京に出てくる時も就職すら決まっていなかったし、菅波先生へのアプローチも積極的だったし、今回も島に帰ってからの仕事も決まらないまま「島に帰る!」と決心。ああ見えて、しぶといし、くそ度胸があるんだなと再認識しました。もちろんいい意味で!!
菅波先生の力強いパートナーになること間違いなしですね!
菅波先生、東京の大学病院に帰って来るということは登米の診療所からは離れるってことですよね。
…ということは、大学病院の勉強を終えたら、モネちゃんのいる亀島か、気仙沼に来るって可能性も?
物語終盤、色々妄想してます。
モネほどの可愛い子が
メインではなく、
中継コーナーとは言え、
毎日、画面でお天気お姉さんをやってくれていたら、
全国に固定ファンがいっぱいいるだろうに。
ある日「今日で最後です」って言われちったら、
「モネロス」「ももねロス」になっちゃうだろうなあ。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「結婚はいったん保留だな。」菅波先生の現実的判断。果たして両方の生活が落ち着くのはいつなのか?モネの計画は実現するのは何時なのか。社長の温情と合理的判断にモネは応えられるのか?最終章へとドラマは進む。
気仙沼を飛び出して登米、東京と続いたモネの旅はようやく終わりを告げることに…。
人の役に立ちたいと「病的」になっていたモネも肩の荷が降りたことでしょう。
来週はいよいよタイトル回収となります。
お互いの距離が離れることを承知でモネを宮田さんの「ロンドンデリー」で見送った菅波くん。
本当は一緒にいたいはずなのに彼女のことを最優先して考えてくれたのは出来た人だと言わざるを得ません。
そして心のトゲが抜けたモネにとって音楽は染み渡るように癒しとエネルギーを貰えたでしょう。
とにかくこの2人には報われてもらいたい。
一応ネタバレを知ってはいますが、20週以降の「おかえり」後の展開が楽しみでなりません!
百音「一緒にいるってどういうことなんでしょう・・・・・・・・。」
光太朗「二人の未来を考えるってことでしょう・・・・・。」
遠距離でいてもお互いを大事に思い続けられる同士かもね。
菅波先生、わかってると思うけど、大学病院の勤務医の遠距離恋愛って楽じゃないですよ。登米の診療所よりずっと仕事に拘束されます。
古い話ですけど、数十年前は携帯もなかったから、家電つながるのが週一でした。患者さんの容態が悪くなると軽く2週間音信不通。で、ある日突然電話がかかってくると、
「久しぶり。患者さんが亡くなって、次の受け持ち患者が決まるまで、ヒマになった。元気にしてた?」
二か月ぐらいしてこっちから電話かけるの止めました。「ユニセフで仕事してるとでも、思うことにしよう。」って、悟っちゃいましたよ。(笑)
菅波先生「今後、貴女の投げるものは全部取ります。」と言ったからには、実行しなきゃねぇ。
だから、今日の段階では「先生がどんな取り方をするのか」にワクワクしてます。
我ながら気が早い(笑)。
でも「何とか一緒にいられるようにしてあげてほしい」という親心みたいなものはあって、ここは菅波先生の人事に一番影響力がありそうな中村先生に、もう一押し、お力添えを願いたいです。
この、「おかえりモネ」というドラマの、登場人物の心理のリアリティーと、問題提起という2点を評価しています。
新次さんが、震災から5年経っても妻の死を受け入れられない、とか、自分の船でないと漁業をやる気にならないとか。こんなんじゃ駄目だと思いつつも再三、酒にすがってしまう所など。
気象予報士、全国津々浦々計画が実現すれば、今より被災者が減ると思われます。
が、現実は、熱海の土石流災害など、大雨が降るのは予想できても、被災者が出るのを食い止められていません。
2019年秋まできたドラマを、何をもって決着とするのかに、疑問、不安を感じます。
2020年に突入するのか、2019年で終わるのか。
2020年になればコロナ禍の混迷の世になる訳ですが。
24日の金曜日の遠距離恋愛を終わらせるとは地元に戻るからちゃんと会えるようになるとかの意味でしょうか?別れるみたいなニュアンスに感じてしまって。