2021年7月28日(水)第11週「相手を知れば怖くない」
あらすじ
不審な物音がすることを百音と明日美から聞かされた菜津は、謝りながら二人に対してある事実を打ち明けました。実は百音と明日美が暮らすシェアハウスには、菜津と祖父母の他にもう一人の住人が住んでいました。
もう一人の住人は宇多川という名の男性で、菜津の祖父母の古くからの知り合いでした。菜津の祖父母は宇多川を優しい男性だと称えるものの、菜津はずっと気まずい表情を浮かべ続けていました。
銭湯の掃除をするとき以外、部屋にこもりっきりの男性が住んでいる。その事実を言い出せなかったことに菜津は後ろめたさを感じていました。なので菜津は百音とあすみに引っ越しを提案。しかし百音と明日美は引っ越さない決断を下しました。
時間は流れ夏を迎えました。百音が担当する気象コーナーは視聴者からの反応も良好で、百音は仕事にやりがいを感じ始めていました。そんなある日、緊急ニュースを報道することになりました。局地的な豪雨によって、アンダーパスに車が水没したのです。
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予習レビュー
モネちゃんと明日美ちゃんが一緒に暮らす下宿で深夜に不審な物音が聞こえる。
このエピソードのフラグは今週の月曜日に立つようです。
そして、水曜日の今回にそのフラグは回収。
しかし、不審な物音の原因となっている、モネちゃんと明日美ちゃんを驚かせたある事実。
菜津さんが、モネちゃんと明日美ちゃんに平謝りしたある事実は今のところ不明です。
一方、ウェザーエキスパーツ社で働き始めて以来、いたって順調に仕事の経験を積み重ねてきたモネちゃんが初めての挫折を経験します。
今回、「モネちゃんの挫折」まで描かれるかわかりませんが、アンダーパスに車が水没するというニュースに激しく動揺するモネちゃん。
この動揺は、明日以降には間違いなく描かれる「モネちゃんの挫折」のフラグです。
感想
「ワケアリ」のキャラクター
今回の放送時間のおおよそ三分の二を費やしてドラマの中で語られた宇多川さんという自分はついにその姿をあらわすことはありませんでした。
姿もさることながら、何をしている人なのかもまったくわからないまま。
判明した事実は以下の通りです。
- 菜津さんの祖父母の古い知り合いの孫。
- 年齢は菜津さんよりも年上、30代後半か40代。
- 銭湯を清掃するとき以外は部屋から出てこない。
- 銭湯の清掃を完璧にこなす。
- モネちゃんたちに迷惑をかける人ではない。
そして・・・
- 以前は「普通の人」だった。
宇多川さん、かなりの「ワケアリ」のキャラクターのようです。
そして、奈津さんはモネちゃんたちに言いました。
いつか宇多川さんに会って欲しい。
実際に会えば素敵な人だとわかるはずだ、と。
きっと、いつか宇多川さんがドラマの中に姿をあらわす日が来るのでしょう。
しかし姿をあらわす前に、その存在感をこれだけ時間をかけて強調したキャラクターです。
よほど重要なキャラクターであるかと思います。
部屋に引きこもりになった「過去」とともに、大人のドラマが語られるのかもしれません。
気仙沼の新次さんのように。
楽しみがまた一つ増えました。
菜津さんの祖父母
一方で菜津さんの祖父母が初登場。
この老夫婦、あるいはご主人が気仙沼の龍己さんの古くからのお知り合いなのでしょうか。
そして祖父母の登場によって謎が、ブログ主の頭の中では謎が新たに発生。
菜津さんのご両親はどこにいるのか?
菜津さんは独身なのか?
などなど・・・
菜津さんをめぐる大人のドラマも期待大です。
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都心にある瓦葺き木造二階建てのお風呂屋さんという絵柄だけでも十分インパクトあるのに、その住人たちも負けず劣らず個性的で、関係ないけど、向田邦子、久世光彦コンビによる昔懐かしい傑作ドラマ「時間ですよ。」を思い出しました。姿を見せない宇田川さんって、それこそ向田、久世コンビのドラマに出て来そうです。
沼田爆さんお元気で何より。昔は熊倉一雄さん、高見映さん(現のっぽさん)等とともに、
NHK子ども番組の常連でしたが。
謎の人物、今日も姿を現さない。この人が部屋から出て来るようになるのが、東京での
一つのテーマなんでしょうね。
引きこもりの宇田川さん、案外モネと共感し合えるバックボーンがあるのでは、と考えてしまいました。それまで音楽一筋だったモネが、震災に遭遇した事によって「音楽なんて何の役にも立たない」との絶望に打ちひしがれてしまった。宇田川さんも、震災かもしれないし他に何か災害に遭遇して、それまでの自分が大切な誰かの役には立たなかった、場合によっては死なせてしまったとの苦悩に苛まれて、引きこもってしまったのでは。だとしたら2人が将来に向けて、前を向けるようになれるのもまた、ドラマかと思います。
おじいさん・おばあさん、
一応、モネとは会ったことがあるという設定みたいだったけど、
画面としては、初登場ですよね。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
ホントに頭の中に????がいっぱいの回でした。
いくらいい人だとしても、ちょっと不安ですよね。
会社に近いし家賃も安いので、引っ越す選択はないにしても、せめて部屋に鍵くらいは付けておかないと!
モネちゃんパパの耳に入ったら、そりゃーもうおおごとになりますよ。
季節は進んであっという間に夏。
ん?モネちゃん、数ヶ月も菅波先生とすれ違いっぱなしですか(笑)
どうでもいいコーナー
菜津さんの祖父、肇さんが言っていた演芸番組の「ナポレオンズ」。
メンバーのボナ植木さんの息子さんは「笑点」のピンクの人でお馴染み、三遊亭好楽師匠のお弟子さん。
三遊亭好の助師匠。しかも真打です。
好の助師匠が真打昇進時に好楽師匠は自身の前の名前だった「林家九蔵」を襲名させようとしたところ、海老名香葉子氏や元こぶ平の林家正蔵師匠に拒否されたという話がありましたね。
謎の住人、宇田川さん。
名前だけ知らされる斬新な登場人物ですね。
特徴はいい人だけ(笑)
警戒しまくっていたすーちゃんも数日で慣れてしまうほどの背景っぷり。
今後顔出し、彼にフォーカスはされるんでしょうか?
オリンピックネタは今の日本とリンクした内容も現代劇ならでは。
菜津「ずっと部屋から出て来ない・・・・・・・・。」
引きこもり・・・・・・・・・・?