2022/4/13(水)第1週「シークワーサーの少女」
あらすじ
東京にある美味しいものの話を聞きたい一心の暢子は、東京から来た転校生の和彦のことが気になっていました。一方の和彦は、やんばるでの暮らしに馴染めずにいました。そんな二人が山に出かけることになりました。
山の中で暢子は川に転落。雨も降り出し、山小屋に避難した和彦は、両親の仲が悪い悩みを暢子に打ち明けました。その後、暢子は無事に帰宅。怪我をした暢子を和彦が助けてくれたお礼に、賢三は青柳父子に沖縄そばを振る舞うことにしました。
一方、暢子を怪我させたことに怒った賢秀は、和彦を海岸に呼び出しました。しかし、和彦から漫画雑誌をもらえることになり、賢秀は和彦をあっさりと許しました。そして賢秀は、和彦に沖縄角力を教えました。
その日の夜、比嘉家一家は、沖縄の料理を用意して史彦と和彦を迎えました。しかし、賢三と優子は、あることを賢秀に言い出せずにいました。賢秀が飼っている豚を、賢三と優子は料理にしてしまったのです。
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感想
青柳家の事情
『ちむどんどん』3回目。
ようやく和彦くんが心を開き始めました。
そしてわかった両親の不仲。
物腰のやわらかな史彦さんが奥様とことあるごとに喧嘩をする姿、まったく想像がつきません。
それはさておき、前回まで青柳家は父子家庭かと思い込んでいました。
青柳家には、そんな事情が隠されていたとは。
さて、厄介な問題を抱えるキャラが大好物なブログ主は、両親の不仲に悩む和彦くんの状況を想像してみました。
和彦くんの不満
史彦さんは民俗学者として沖縄に移住するなど、自由な生き様をしています。
そんな史彦さんの性格から考えて、史彦さんは息子の和彦くんを自分の好きな道に進ませてあげたいと考えているのだと思います。
ところが史彦さんの奥様は、息子を堅実な道に進ませたいと考えている。
和彦くんが自分の進路のことで両親が対立するみたいなことを口にしましたが、その和彦くんの言葉から両親の対立の理由が見え隠れしています。
そして、和彦くんとしては、自分の好きな道に進ませてくれるお父さんの方が好き。
だから、民俗学者として沖縄の文化を見聞したいという史彦さんと一緒に、和彦くんは沖縄にやって来たのでしょう。
ところが、まだ中学生で東京生まれの和彦くんにとって沖縄は退屈過ぎる場所でした。
テレビもない、映画館もない。
和彦くんはそんな不満を口にしていましたが、まさかそんなところだとは夢に思わなかったのでしょう。
和彦くんの今後
どのタイミングになるのかはまだ不明ですが、和彦くんは東京に戻るようです。
お父さんと一緒に東京に戻ることになるのか、それとも最後まで沖縄での暮らしに馴染めず、一人でお母さんのもとに戻ることになるのか。
今のところ、詳細は不明。
東京に戻った和彦くんは、その後、海外留学を経験して、帰国後は新聞社に就職。
その頃、暢子ちゃんと和彦くんは東京で再会するのだとか。
願わくばその頃、和彦くんだけでなく、青柳一家も再登場し、和彦くんのご両親の不仲も何らかの形で回収されてほしいものです。
予習レビュー
東京から沖縄に引っ越してきたものの、沖縄やんばるでの暮らしになかなか馴染むことができずにいた和彦くん。
ずっと心を閉ざしがちだった和彦くんでしたが、暢子ちゃんの働きかけによって、比嘉家の兄妹たちには心を開くようになるようです。
さて、和彦くんは、この後一度は沖縄を離れ、さらに海外留学を経験するものの、帰国後に東京で暢子ちゃんと再会。
その後、暢子ちゃんにとって大切な存在になりそうな見通しです。
そんな重要なキャラクターである和彦くんがヒロインに対して心を開くプロセスが描かれるここ数回のエピソードは必見。
脚本家、羽原先生が以前に手がけた朝ドラ『マッサン』で、前半に描かれたマッサンとエリーちゃんの穏やかな日々が後半の怒涛の展開の中で効いてきたように。
沖縄での思い出の数々が、後になって懐かしい思い出として効いてくるものと思われます。
ところで本作『ちむどんどん』は前作『カムカムエヴリバディ』以上に、先々の展開が伏せられています。
実在モデルもいないオリジナルストーリーの本作。
これから一体どこに向かって進んでゆくのでしょうか。
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賢秀君、もしかして、今まで豚をペットだと思っていた?
もしかして、この事が後にやさぐれる原因なのか?
けど賢秀君、後に養豚場で働くようなので、アババロスを乗り越えた時に、今よりずっと大人になっている事でしょう…。
和彦君、でかい。
野生児とやまとんちゅの対比のため?
東京で美味しいもの食べてたから?
暢子を背負わすために大きい子を選んだ?
ハイジ「おんじ、ユキちゃんは?」
おんじ「・・・」
う~ん、ハイジのお話に変換したら「ひで~!」となるわな
ラフテー、美味いんだけどね😅
そうですよねー、豚はペットではなく食用ですよねー
豚に限らず、畜産業は動物を可愛がってても名前はつけないと聞いたことがあります
にーにーがアベベとか命名してた場面、少し疑問に思ってたのですが、案の定かわいそうな展開に(泣)明日こわい
親が注意すべきだったのか、14才にもなってるにーにーが甘いのか…
のん気なドラマだな~
と思って見ていたけど、
最後に衝撃の展開!
豚の所有権は分からんけど、
それにしても、
子供が可愛がっている豚を
勝手に、無断で、さばいちゃあ、
いかんだろう。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「野生児」コメントに書こうと思ったら先に和彦君に言われてしまいました。遭難。結局和彦君に助けられ。ソーキそば作り、料理番組テーマ風の音楽をバックに、名前の入った包丁。普通料理人しか持たない。お父ちゃんの過去?「少年ダッシュ」、多分「ジャンプ」。優等生、当然力は無し。シークワーサーを取ろうとする暢子ちゃん。このシーン、ドラマ後半で別の形で出て来そう。アババ、屠畜したのね、ニーニーショック。
アババよ…。堪忍な…(笑)
今日は沖縄の文化回。
何故か相撲に理不尽に付き合わされる和彦くん。
賢三さんと蕎麦作りに励む暢子。
日常回でありながら丁寧に伏線を置いていっていますね。
大きくなった暢子がシークワーサーの実を取ってあげる時が必ず来る。その時、自分の故郷がいいところであることがわかる。
既にアナウンスされている沖縄料理店を興し、故郷の良さを発信することへの暗示となります。
また賢三さんの包丁に欲しい!と反応するのもそう。
ダメ父でお馴染みの朝ドラですが、今作の賢三さんは暢子の自主性を尊重するいい父親ですねぇ。
味付けを任せて優しく見守る。
暢子の料理人としての才能を育んだ原点ですね。