ちむどんどん

賢三の身に起きた出来事 / ちむどんどん 第5回

2022/4/15(金)第1週「シークワーサーの少女」

あらすじ

史彦の誘いで足を運んだレストラン。生まれてはじめて目にする美しい西洋料理や洗練された料理人の姿に暢子は魅了されてしまいました。そして暢子は、出させる料理の名前のすべてを手帳に記し、思い出として残すことにしました。

食事の席で史彦と和彦は、一ヶ月後には沖縄を去り東京に戻ることを比嘉家の面々に告げました。そして東京にはレストランがたくさんあると和彦から聞かされた暢子は、東京への憧れの気持ちを募らせていました。

その日の夜、出稼ぎに那覇に行くつもりだと賢三は優子に告げました。比嘉家は、家を建て農地を買うために銀行から融資を受けていました。その返済のために、賢三は出稼ぎに出る必要があったのです。

あくる日の朝、子供たちを学校に送り出した後に、賢三は優子と畑に出ました。そして農作業の最中に発作を起こして倒れてしまいました。賢三が倒れたという知らせを聞かされた暢子たち四兄妹たちは、賢三のもとに駆けつけるのでした。

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感想

オープニング映像がないまま、冒頭の映像にクレジットが映し出される演出。

これはきっと今回何かあるなと胸騒ぎをおぼえるような思わせぶりなオープニングで始まった『ちむどんどん』第1週の最後の回。

スピーディーな展開に目がまわるほどだった前作と比べて、ゆったりまったりと流れる時間が心地よい展開が、最後の最後に激変しました。

本作『ちむどんどん』の番組宣伝の映像の中に、比嘉家の四兄妹が全力で走る姿を上空から撮影した場面が挿入されていました。

ブログ主はその場面は、四兄妹の元気な様子を表現する映像と予想していました。

しかし、実際にはその場面は、お父さんが倒れたという知らせを受けた四兄妹が、お父さんのもとに全力で駆けつけようとする、胸が痛くなるような場面でした。(涙)

美味しいものが大好きで、東京に憧れる日々。

両親がいつも仲良くはたらき、おねだりにも優しく応えてくれる。

そんな暢子ちゃんたち比嘉家の四兄妹の子供時代は、次週には終わりを告げるようです。

第1週とは正反対の胸がヒリヒリするような場面の連続に、次週はなってしまいそう。

次週を観るのが怖いブログ主です。

次週の予告映像

次週の予告映像が、土曜日のサマリー放送を待たずに金曜日に放送。

本作からはこのパターンが続くのでしょうか。

さて、予告映像の中に登場した運動会。

比嘉家の四兄妹の体操服は、他の家の子供たちの体操服と比べものにならないくらい汚れていました。

今回、新しい体操服を買ってほしいとおねだりする場面がありましたが、その場面が次週に回収されるようです。

賢三さんが亡くなり、体操服を新調するどころでは無くなったのでしょう。

明るく幸せいっぱいの比嘉家の家族の描写でいっぱいだった今週から一転、次週は悲痛な一週間になるかもです。

幸せいっぱいだった子供時代、状況が反転する子供時代。

子供時代の明暗を描くためなのでしょう、子供時代を二週間も描く理由に納得です。

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予習レビュー

チビ暢子ちゃん一家が洋食レストランに足を運び、楽しいひと時を過ごす前回からの続きを経て、何かが起こるみたいです。

楽しい出来事の後には不吉な出来事が起こるのがストーリーテリングの定番。

その定番どおりに何かが起きてしまうようです。

その何かを暗示するように翌週のサブタイトルは「別れの沖縄そば」です。

次週はまた、比嘉家の三兄妹が運動会に参加する場面が用意されているのですが、そこには父・賢三さんに関する記述がありません。

三兄妹が、それぞれの思いを胸に徒競走に挑むという意味深な記述があったりもします。

さらに翌々週は、夫・賢三さんの農作業を手伝っていたはずの優子さんが、外に働きに出ています。

その翌々週にも賢三さんについての記述がありません。

今回、賢三さんの身に起こる何かが何なのかは今のところ不明です。

サブタイトルの「別れ」が意味するところも不明です。

しかし、第1週から何か悲しいことが起きてしまう、そんな予感でいっぱいです。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    土曜日まとめちむ感想
    カビラさんまとめナレ、おもしろい🤣

    仲間由紀恵さんが田舎のおばちゃんとして何の違和感もなくドラマに溶けこんでいますね
    これはホントすごいことだと個人的には思う

    次週に沖縄出身のダチョウ倶楽部リーダー肥後さんが出演しますね、沖縄色が強くなることは素晴らしいことかと思いますね(逆に「舞い上がれ」のキャスティングに東大阪色が全く感じられないことに個人的にはガッカリしています)
    「あまちゃん」の喜屋武ちゃん役だった蔵下さんや、それこそカビラさんの弟の川平慈英さんが出てくれないかなと期待してます

  2. オペラ座の怪人 より:

    先生親子は、さすがに、
    テーブルマナーを優しく教えてくれました。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  3. 秋桜おばさん より:

    明るくてのどかな沖縄の景色と、穏やかな比嘉家の団欒にどっぷり浸かっていた1週間の終わりが、暗雲どころか土砂降りの様相…。
    一気に心奪われてます。

    それはそれとして、家庭料理も高級なレストランの料理も同じように、美味しい物を美味しく食べる暢子ちゃんの表情はホントにいいですね。
    命をいただくことに感謝しながら有難く食事しなくちゃですね。

  4. 丹善人 より:

    今日は冒頭のタイトルがなかったから、最終回とか、ちょっとやばいかもと
    思ったら、案の定お父さんが倒れてしまった。
    時間が余ったのか、「これからの放送」と称しての予告映像。来週予告とは
    別かな?それでも、来週途中で大人バージョンに変わるのかな?

  5. 還暦のたつお より:

     あさりのクリームスープ、サラダ、ハンバーグステーキ、今ならファミレスで手軽に食べれるけど、当時としてはかなりご馳走。シェフに憧れる暢子ちゃん。進路は決まったね。保証人って石丸さん?子供たちには言えない夫婦の想い、苦しさ、さんしんの音色に乗せて。.シークワーサー取れたけど。賢三さん倒れた。無理がたたったか。アバンタイトルがラストに来るとドラマは重大な局面を迎える、父親の早逝か。

  6. 魁光5品目 より:

    先日、渋谷スクランブルスクエアの「そのお時間、NHKと。」展に行って参りました。
    ちむどんどんコーナーもありまして、その時の写真をアップ致します!

    https://imgur.com/a/qivkUjh

    サンセットバーガーのセットもありますが、そこの求人募集の張り紙に書いてある給与がセント表記なのが時代を感じます。

    5月末までやっていますので、渋谷に寄った時には足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

  7. 魁光5品目 より:

    暢子のレストランでの出来事。
    全てがキラキラで別世界のよう。そこでの強烈な体験が彼女の原点となったようです。

    出稼ぎで無理して身体を壊さないでや昔のことをいつか話さないといけないと不穏なフラグをしっかり配置。

    そしてアバンがないので、やはりと思っていたらやはりでしたね。賢三さんが倒れました。

    来週から黒島さんが登場で本格スタートとなりそうです。

    裏テーマの戦争では壮絶なエピソードがあるようですね。そこが食とどう繋がっていくのか、これからがとても楽しみです!

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