ちむどんどん

暢子が上京して二年経過 / ちむどんどん 第41回

2022/6/6(月)第9週「てびち!てびち!てびち!!」

あらすじ

1974年(昭和49年)冬、上京しイタリア料理店で働き始めてから2年。20歳になった暢子は仕事にも慣れ前菜を任されるようになっていました。その一方で、暢子の料理への工夫で店の味が変わってしまうことを、シェフの二ツ橋は案じていました。

そのころ沖縄の実家では、歌子は地元の運送会社に就職していました。一方、良子が石川との夫婦関係の問題を抱えて不満を募らせていました。石川が生まれ育った旧家の慣習に馴染めない良子は、石川との結婚を後悔すらしていたのです。

同じころ賢秀は、東京で怪しげな健康食品を販売する商売に手を染めていました。賢秀をその商売に引き込んだのは、沖縄で賢秀を騙した我那覇でした。我那覇はその商売で大金を稼ぎ、賢秀から騙し取った金を倍にして返していました。

そんな中で暢子は、オーナーの房子から知り合いが経営する店舗の経営の立て直しを命じられました。房子に言われ応援に駆けつけたその店はイタリア料理店ではなく、暢子にとって意外な店。それは屋台のおでん屋でした。

<<前回40回 | 次回42回>>

第9週 | 第10週 | 第11週
ちむどんどん|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

感想

暢子ちゃんが成長している!

房子さんが命じた暢子ちゃんの新聞社での修行。

あの修行を経て、さらにレストランでも修行を積んだ暢子ちゃん。

前週までの暢子ちゃんから考えられないほどに落ち着いた大人になっていました。

店の味を勝手に変えてしまい、常連客の不興を買ってしまったことは、チャレンジ精神が旺盛ということで、許容範囲内と考えて良いかも。

前週までの「勘違い」のレベルの生意気な性格を微妙に残しながらも、とてもバランスの取れたキャラクターになったのではないかと思います。

さて、今週のお題は暢子ちゃんが基本に立ち返るまでの日々。

その日々がおでん屋での修行を通して描かれます。

チャレンジ精神が旺盛すぎて基本から逸脱してしまった暢子ちゃんが基本に戻ることで、今週の終わり頃の暢子ちゃんはさらに大人になっていることが期待されます。

暢子ちゃんを、これで安心して見ていられるかも。

まさかの我那覇さん

今週、ニーニーがまたしても一攫千金の夢を追って、やらかすことは事前に知っていましたが、ニーニーをその商売に引き込んだのが我那覇さんという展開は予想外。

しかも我那覇さん、かつてニーニーを騙したことを後悔までしているらしい。

さらに、後悔を口にした我那覇さん、メガネをはずとなかなか人の良さそうな顔をしているところがまた意外。

相変わらず怪しいことをやっている点は、一旦、脇に置いておきます。

ニーニーを騙したことを後悔し、騙し取ったお金を倍にして返すような我那覇さん。

根は悪い人ではないらしい。

今やっている怪しすぎる商売からも足を洗い、ニーニーともども真っ当な人間になってほしいものです。

良子ちゃん

暢子ちゃんがいつの間にか進化し、我那覇さんまでもが意外なほど素敵な姿を見せる中で、良子ちゃんが夫婦関係に不満を募らせる普通すぎる主婦に。(笑)

しかも月曜日から「離婚」という言葉まで飛び出しました。

ところで、もし良子ちゃんが金吾くんと結婚していたら・・・

金吾くんはおそらく良子ちゃんの言いなり。

なので、金吾くんは子育てを積極的に手伝い、良子ちゃんは今とは全く異なる状況にいたかもです。

本気度は圧倒的に高かった金吾くんの方がやっぱり良かったのかな?

Sponsored Link



予習レビュー

前週から時間がスキップし、暢子ちゃんが上京してから2年が経過したところから今週のストーリーがスタート。

房子さんからの業務命令で暢子ちゃんはとある店舗に出向。

出向が一時的かつ短期的なものなのか、しらばく出向先での勤務が続くのかは不明。

また、出向先の店舗はイタリア料理店ではなく「意外な店」ということですが、どのような店なのかも不明。

ちなみに今週のサブタイトル「てびち!てびち!てびち!!」の「てびち」とは、沖縄料理で豚足の煮付け。

子役ちゃん時代、たしかアババを食べる場面で「てびち」らしきものが画面に登場したと記憶しています。

二週続いてサブタイトルはイタリア料理でしたが、今週のサブタイトルは久しぶりに沖縄料理だけのタイトル。

なので暢子ちゃんが出向した先は沖縄料理店かもしれません。

一方、ニーニー、良子ちゃん、歌子ちゃんのストーリーも今週も同時進行。

高校卒業後の歌子ちゃん、どうやらどこぞの会社に就職したようです。

そして、勤務先での男性が気になり始めることから、歌子ちゃんもようやく春が来るのかもしれません。

ただし次週、すなわち今週からさらに一年ほどが経過した頃、歌子ちゃんは体調がすぐれない日々を過ごすことになるのだとか。

歌子ちゃんが相変わらず心配なブログ主です。

<<前回40回 | 次回42回>>

第9週 | 第10週 | 第11週
ちむどんどん|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    暢子ちゃん、また少し自信過剰に陥ってきましたね。
    経験を積んだことと勉強熱心さとが、ちょっと悪い方向に作用してきてしまっている。
    お客さんはアッラフォンターナの料理を食べに来ているので、暢子ちゃんの料理を食べに来ている訳ではない。
    そこが見えなくなっていますね。
    二ツ橋さんのやんわりした指摘は、理解できない様子。

    そこにすかさず、房子さんからの愛の鞭。
    しかも今回は、おだてて送り出すというやり方。
    自信過剰の鼻っ柱をへし折るには、最適なやり方ですね。
    房子さん、さすがです。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    沖縄おでん、昆布+てびち出汁のあっさり風
    東京おでんに欠かせないはんぺんやちくわぶは入っていません
    大阪おでんに欠かせないコロも入っていません
    そもそも沖縄おでんに大根は入っていません、東京おでん大阪おでんでは主役の具材
    沖縄が返還され50年、コンビニおでんにウインナーはありますが老舗おでん店にはありません
    てびちも青菜はコンビニおでんにもありません

    食文化というものは保守的であり、慣れ親しんだものを急に変えるのはどうなんでしょうね
    これが今週のテーマかな?

  3. 丹善人 より:

    クソ男、知り合いから金を借りたまま蒸発ならまだ訴えられない限り大丈夫だけど、
    今度こそ、詐欺で逮捕されるでしょうね。その時が楽しみ。

    結婚するまでわからなかった、のは当人のみ。視聴者は早い時点で予測してましたが。

  4. オペラ座の怪人 より:

    長女、川口春奈お姉ちゃんは、離婚?

    次女、黒島結菜ちゃんは、料理の腕は上がったんだろうけど、
    高嶋シェフにダメ出しされちって、
    今度はおでん屋に出向?

    三女、上白石妹ちゃんは、堅実に事務。

    ニーニーは相変わらず詐欺に加担。

    まあ、みんな、がんばってくれ~

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  5. 還暦のたつお より:

     記念写真。クリーム、バター、チーズ。なんか寅さん一家の出てたフィルムメーカーのcmを思い出す。間違っていたらごめんなさい。「これ以上は和風に寄せないでくださいね。」暢子さんの工夫。オーナーとシェフの意向から明らかに外れつつある。暢子さん性格変わってないよ。石川、良子夫妻の諍い、なんか思い当たるふしがあありあり。なんでーニーニー我那覇の共犯.になってるんだよ。手が後ろに回るよ。またオーナーからややこしい課題、クリアーできるか?
     

  6. 魁光5品目 より:

    暢子よ…。チャレンジ精神旺盛なのは結構!
    時代とともに進化するのも間違ってない。だが、伝統を守るのも大事。
    お店の看板を勝手に取り換えてはいけないこともある。
    ほらほらまた傲慢モードに入ってはいけないよ!
    房子さんの次なるミッションはそれに気づかせるためのものでしょう。

    良子は早速夫婦関係にヒビが。
    博夫くんの煮え切らない性格が早速マイナスに。
    もっとハッキリせい!

    歌子は同僚と智の板挟みになりそう。
    不気味な雰囲気を漂わせてましたが、敵か味方か。

    賢秀よ…。一度逮捕されないとわからんようだな。
    あの詐欺師に取り入りやがって…。

  7. 還暦のたつお より:

     名乗る程の者ではごさいません様、そうでした。ご指摘に感謝致します。この前、夜のお店で、福岡から来たホステスさんに「最近そっちの屋台どうなの?」と聞くと、「駄目、コロナ以前からだいぶ減っちゃった。」とのこと、現地に行けないので真偽のほどは分かりませんが、事実なら残念至極。

  8. 名乗る程の者ではございません より:

    とにもかくにも今週は鶴太郎さんとオデンの共演があるかないかにつきます

    • 名乗る程の者ではございません より:

      公式ドラマHPに写真あった
      鶴太郎さん、おでん屋台に座っています
      これだけでちむどんどんするさ~♪

      上島さん追悼の思いも込めて見ようかと

  9. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    そうそう
    あのオデンと一緒に入れていた熱燗用のアルミ取っ手のお酒が美味しそうだったんですよね
    最近では潔癖症の輩どもが増えたから減ったのかな?まあ時流ならば仕方ないんですがね
    以前にコメントしましたがオデンは煮込んだら味が落ちるんですよね
    「エール」で鉄男くんが「基本煮込めばいいから」と言っていたのは間違い、コンビニオデンの温度管理が正解なんですよね
    てびちやソーセージが入っている「沖縄オデン」、他のオデン屋さんとの差別化にはいいんじゃないですかね、個人的には大根・玉子・スジ肉・厚揚げだけ食っている私の嗜好には合いませんが

    追伸
    先日のコメントに対してです
    今作におけるスーパー戦隊モノ出身者は金子さんで4人目では?
    賢秀くん(赤色担当)、石川くん(青色担当)、和彦君の恋人(紫色担当)に続いてだと思います
    あと、沖縄編に出ていた松田るかさんは女仮面ライダー役を演じられてましたね

  10. 還暦のたつお より:

     暢子さん、おでんの屋台引っ張っていたな。「半分青い」で鈴愛さんが五平餅の屋台引っ張っていたのを思い出す。でもおでんの方がお酒も出るから利益率は遥かに良いと思う。昭和のホームドラマや刑事ドラマでサラリーマンや刑事が仕事帰りに、同僚や上司と一緒におでんを肴に熱燗を吞む。熱燗は取っ手の付いたアルミのコップみたいな奴でビール会社にロゴの入ったグラスに注いでもらう。あれが何とも粋で美味しそうだった。あと「おでんくん」ていうリリー・フランキー原作の、おでんのネタが主人公の変わったアニメがあったな。ただ声優にあの人がいるからNHKで再放送は無理だな。(「あまちゃん」や「トト姉ちゃん」にも出てた人です。)

名乗る程の者ではございません へ返信するコメントをキャンセル