NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちむどんどん』
2022年8月29日 〜 9月2日放送
あらすじ
矢先を料理人として迎える暢子
暢子は、かつてフォンターナの料理人だった矢作と再会。暢子は自分の沖縄料理店の料理人として矢作を迎えることにしました。
矢作の料理人としての腕前は確かなものがありました。しかし、矢作の斜に構えた態度が、和彦たちを心配させていました。
暢子を手伝うために歌子が上京
そんな中、歌子が上京してきました。暢子を気遣う優子のはからいによって、暢子の店の手伝いや家事を歌子にまかせることになったのです。
歌子が東京にやって来たことで、歌子と智が顔を合わせる機会が急増。二人の関係に、少しづつ変化があらわれるのでした。
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今週の展開
第101回 8/29(月) 矢作が暢子の申し出受諾
第102回 8/30(火) 優子が歌子を上京させる
第103回 8/31(水) 暢子の手伝い始める歌子
第104回 9/1(木) 智が瀕死の重傷の知らせ
第105回 9/2(金) ちむどんどんの開店初日
予習レビュー
今週の木曜日は9月、いよいよ本作の最終月です。
最終回が見えてきたこのタイミングで、これまでの振り返りをしてみました。
そして、まあまあ重要なキャラに見えながらもドラマの中から忽然と姿を消したキャラが何人もいることに気がつきました。
消えたキャラが最終回までに回収されるかどうかはわかりませんが、この機会に消えたキャラについてまとめてみました。
正男くん
正男くんとは暢子ちゃんの高校時代の同級生の新城正男です。
智くんと並んでヒロインに片想いする青春時代のキャラというポジション。
しかも、ヒロインと繰り返し足の速さ競い合うような仲です。
なので、ブラジルに渡ってしまうとはいえ、ドラマの中でそれなりのポジションを得て、再び登場するのかと思っていたのですが、今では完全に消息不明。
しかし、智くんのように失恋した上に結婚式の挨拶までさせられるむごい体験をしないで済んだので、消えてしまったのは彼にとっては幸福だったのかもです。(笑)
下地先生
歌子ちゃんの高校時代の音楽教師で、歌子ちゃんの才能を見抜いた人物です。
歌子ちゃんを導いてくれるものと期待していたら、突然の人事異動でドラマの中から姿を消してしまい、それっきりです。
比嘉家の四兄妹の中で、歌子ちゃんはたった一人だけ将来が見えずに苦しみ続けてきました。
歌子ちゃんが苦しみ続ける中、下地先生が颯爽と登場し歌子ちゃんに救いの手を差し伸べるような展開をブログ主は期待したのですが・・・
下地先生、今はどこにいるのでしょうか。
金吾くん
良子ちゃんに求愛し続けていた金吾。
良子ちゃんへの求愛中は、残念キャラ以外の何者でもありませんでした。
しかし、良子ちゃんとの縁談がまとまる寸前でのまさかの破断。
その破断を受け入れ、良子ちゃんの幸福を願いながら去って行ったときの金吾くんの後ろ姿は美しかった。
本作の中で最も男前キャラといっても過言ではありません。
そんな素敵なキャラも消息不明のまま。
彼がお父上を継いで、立派な経営者となった姿で再登場してほしいものです。
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MIKA 様、このドラマ下手をしたら、少数の熱狂的ファンが付いて、後世にカルトドラマとしてその名を残す可能性があります。後年になってから評価されて作品の中には発表当時酷評されたものが少なくありませんから。ただ作り手がそれを意識していたかどうかは不明です。
ヒロインに感情移入し難い、のが朝ドラとしては斬新なのかな、と最近思う。
大体今までの朝ドラって、その物語に入り込むような感覚があったけど、今回は違う。あちこちで炎上してる原因の一つはもしかしたらそこかも。
ある意味お話と言うよりは、敢えて云えばコントをTVで見てるような、あるいは自分とは趣味の違う人のインスタに流れて来るリールを見続けているような感覚。そういう意味では「多様性」?!
脚本家の方はベテランで、何が朝ドラ的にウケるかは熟知されてる筈。
どうしてこういう作品を作ったんだろう。
そこが気になります。