ちむどんどん

優子が歌子を連れて上京 / ちむどんどん 第48回

2022/6/15(水)第10週「あの日、イカスミジューシー」

あらすじ

優子が歌子を連れて沖縄やんばるから上京してきました。原因不明の発熱が続く歌子の病気の検査のため、優子は歌子を東京まで連れてきたのです。二人は智に案内されて、暢子が暮らす鶴見までやって来ました。

その日の夜、優子と歌子の歓迎会が「あまゆ」で開かれました。優子は、賢三が房子との約束を破った過去のことを三郎に打ち明けました。一方の暢子は房子から課題として出されていた新メニューの試作品を、暢子は鶴見の面々に振る舞いました。

そこへ、三郎に謝罪するために二ツ橋が姿をあらわしました。暢子は新メニューの試作品を二ツ橋にも食べてもらいました。暢子が自分のやりたい仕事に没頭し、智と親しくしている様子を見ながら、歌子は複雑な気持ちを抱いていました。

暢子の部屋で、暢子と二人きりになった歌子は、暢子に本当の気持ちを打ち明けました。自分はやりたいことを何ひとつできずにいる。仕事もやめ、恋に破れ、結婚もできないまま死んでしまうのがつらいと。

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感想

房子さんと賢三さん

前回、二ツ橋さんが起こした騒ぎによって、少しだけ触れられた房子さんと三郎さんの過去。

そのことについては触れられないまま、今度は房子さんと賢三さんの過去にも何かがあったことが暗示されました。

賢三さんが房子さんとの約束を破ったということですが、その約束が何なのかは語られないまま。

一方、その約束のことを三郎さんも承知している模様。

本作は間も無く放送期間の半分を終えて、物語の折り返し地点に入ります。

賢三さん、房子さん、そして三郎さん。

三人の大人たちの過去は、そろそろ回収されるのでしょうか。

歌子ちゃん

前回、失恋を経験したばかりの歌子ちゃん。

かつて想いを寄せていた智くんと暢子ちゃんが親しげにしている様子を見せつけられる姿があまりにも切ない。

それに加えて、暢子ちゃんは自分のやりたいことを見つけ、大勢の人から応援されている。

検査のために上京してきた歌子ちゃんの歓迎会のはずなのに、暢子ちゃんがまるでその場の主役。

そのことに違和感を感じていたら、意図的に暢子ちゃんをその場の主役のように描いていたようです。

暢子ちゃんをその場の主役のように描くことで、本来のその場の主役の歌子ちゃんの複雑な気持ちが際立ちました。

そして、歌子ちゃんが暢子ちゃんに打ち明けた気持ちが、より一層切なく見えました。

歌子ちゃん自身が口にしたように、仕事もやめることになり、恋に破れ、子供のころから時間が止まってしまっているかのような歌子ちゃん。

そんな歌子ちゃんの検査結果は明後日の回に判明するそうですが、あまり良くない結果が出ることが予想されます。

もう一つ心配なのは、事前にアナウンスされた次週の展開の中に歌子ちゃんの名前が出ていないことです。

歌子ちゃんはこれからどこに向かって行くのでしょうか。

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予習レビュー

二ツ橋さんがついに退職願を房子さんに出し、次回には二ツ橋さんの業務引き継ぎも始まってしまいます。

しかし・・・

次週、二ツ橋さんはまだ「アッラ・フォンターナ」にいます。

なので、二ツ橋さんの退職は今週中に撤回されるものと思われます。

ただし今週のどのタイミングで二ツ橋さんの退職が撤回されるかは今のところ不明です。

ところで、二ツ橋さんの退職が撤回されることで、二ツ橋さんに関わる騒動は今週中に一旦は収束します。

ところが次週で二ツ橋さんが怪我をして入院。

一時的ながらも次週は二ツ橋さんがいなくなった「アッラ・フォンターナ」の混乱が描かれるようです。

一方、優子さんと歌子ちゃんが上京します。

上京の目的は、歌子ちゃんの病気の検査。

幼い頃から発熱を繰り返していた歌子ちゃん、その発熱は原因不明なのだとか。

今週の後半には検査結果が出るようですが、歌子ちゃんのことがブログ主は心配でなりません。

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POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    二ツ橋さん「彩りが足りない」
    なるほど。
    そこで、イカスミですか。
    ロッソ(赤)でもビアンコ(白)でもない、ネーロ(黒)。
    イタリア料理でも、イカスミは使われますものね。
    かつて和彦くんがどうしても食べられなかったイカスミエピソードが、ここで回収されるのですね。

    智くん、歌子ちゃんは東京に遊びに来ているんじゃないんだよ。
    病院で検査を受けるために、東京に出てきたんだよ。
    もう少し、歌子ちゃんの気持ちに寄り添ってあげて。
    暢子ちゃんが身近にいるからって、近頃の智くんはちょっとはしゃぎ過ぎ。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    文月さま

    東京自体は医療でも最先端だったと思うんだ
    ネットとかもなかった時代だから海外の医学関連最先端の情報はまずは東京に入ってきたと思う
    ただ、学会の本部は東京だったり競合大学病院も多い首都圏だからいざ実践になると二の足踏むケースもあったんじゃないかな?
    もしかしたら院内倫理委員会の基準も地方と比較したら厳しかったのかもかも?

    ただ地方の医療機関が最初に実践したら続いてどんどん実践し年間実践症例数に反映させ病院アピールポイントにするのが東京だと思いますね

    まあ根拠はないんですが・・・

  3. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではごさいません様、財前又一は曾我廼家明蝶さんでしたね、松竹新喜劇に旗揚げ当時から参加した大物俳優。唐沢版で財前又一を演じた西田敏行さんは、この方の芝居を参考にしてましたね。ただ西田さん健闘したけど勝ててない。西田さんがすると人の良さが出ちゃう。明蝶さんは時々、やくざの大親分や右翼の大物を演じてました。この人表面上はにこにこ笑っているけど、笑顔の奥から恐ろしさ、冷酷さが伝わってくる。こういう芝居できる人いなくなったなあ。

  4. 丹善人 より:

    ネットでは、歌子が、未唯ちゃんのように闇落ちしないかどうか、不安の声が
    出ている。
    やはり、「モネの妹」だけに。

  5. 秋桜おばさん より:

    こんにちは。
    皆さん、歌子ちゃん推しが多いですね。
    かく言う私もその1人です。
    体が弱くて、恋は叶わず、周りの人の機微には人一倍敏感なのに、自身が抱える辛さをわかって貰えない。
    天真爛漫に描かれる暢子ちゃんと対照的でした。
    何とか幸せになってもらいたいなー。
    しかし、暢子ちゃん、上京して4年経つのに、有名イタリアン店に勤めながら見た目もあまり洗練されず、料理の腕前も上達したように見えないのは何故なんでしょう。

  6. 丹善人 より:

    昨日の「さんま御殿」で、ネガティブ人間とポジティブ人間で話があったが、
    ネガティブ人間には、ポジティブ人間の思考・行動が見ているだけでしんどい。
    どこからその自信が来るのか不明な超ポジティブな長兄。その兄に負けず劣らずの
    才能はあっても自信過剰な次姉。冷静に見えて、夢や希望を次々と実現させていく
    長姉。そして最大のポジティブ人間が母親と来ている。周囲の男どもも、
    全員ポジティブだらけで、配慮のかけらもない。
    こんな中で一人ネガティブな末っ子の居場所などないだろうし、わかってくれる
    人も誰もいない。

    少しも共感できないし、感情移入もできない暢子はさっさと降りてもらって、
    歌子を主役にしたストーリーに変えてくれないかな。

  7. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    ドラマとは関係ないコメントの返信まで
    「白い巨塔」ですが私は田宮二郎版が好きですね、ドラマ版も唯一の映画版も
    というか昭和でしたから生々しいんですよね、映画版はいきなり手術の開腹場面から始まったり(白黒映像ですからまだ見れますが)、義父の財前又一が「ナンボ必要なんや?」と下品な大阪弁で喋ったりなどなど
    財前五郎の愛人役が映画版では小川真由美さんだったりドラマ版では大地喜和子さんだったり、ホント生々しいんですよね

    まあ、平成の唐沢版も令和の岡田版もキライではないんですがね

  8. チムアラキ より:

    歌子ちゃん少し心配だ。来週から歌子ちゃんの出場がないみたいなのか?でも歌子ちゃん役の上白石萌歌さんはクレジットされている。歌子ちゃんまさか最悪なことになってしまうのか?このピンチを救うとしたら以外とニーニこと賢秀君か?また、多額の金を倍にして返すなどと言ってまた母親の優子さんから多額のお金を借りて歌子の病気を回復させる代わりに比嘉家はまた生活が苦しくなる。それでも歌子ちゃんが最悪なことになってしまうよりかはずっとましだけど。歌子ちゃんが最悪なことになってしまっては朝ドラの中でも悲しみが大きくなる。歌子ちゃんが最悪なことにならないことを祈るばかりです。また賢三さんが房子さんの約束を破った内容も気になるところだけど?比嘉家と房子さん更に三郎さんとの過去も気になるところだけど。

  9. オペラ座の怪人 より:

    羽田空港には智が迎えに行ったのかしらね?
    和彦君は、仲間お母さんと上白石妹ちゃんの上京理由を
    分かっていなかったっぽい、かしら?

    いい人を演じさせたら右に出る者がいない高嶋弟さん、
    素直に謝って、いい人!
    で、味見して、しっかりダメ出し。
    その場は白けそうだけど、大事なことです。

    歌子は「仕事も恋愛も結婚もできないまま死んでいく」
    どうせ死ぬんだから、
    東京で検査なんか受けないで、
    さっさと沖縄に帰りたい、ってこと?

    歌子ちゃん、その気持ちは、
    おじちゃん(私のこと)、痛いほど分かるよ。
    私も、健康診断は、受けるだけ受けて、
    (受けないと会社からゴチャゴチャ言われるから)

    でも、郵送されてくる診断書は、
    見ないでうっちゃっておくこと、
    もう10年。
    カ~ッカッカッカッカッカ

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  10. 丹善人 より:

    やはり迎えが来てくれていた。よかった。
    優子さん、鶴見には初めてなんだ。沖縄から出たこと無かったんだ。
    ということは旦那とは沖縄で出会ったと言うことか。
    歌子ちゃん、どんどん心の傷が広がっていく。智くん、どうして
    わかってあげられないんだろ。会社のあの人とやっていることは
    同じ、いや暢子といちゃついている分、まだひどい。

  11. 還暦のたつお より:

     智君お出迎え。歌子さん嬉しそう。みんなが集まって歓迎会。ああ久々に朝ドラらしいシーンだ。房子さんと賢三さんの因縁とは?仲良く話す暢子さんと智君、歌子さん心中穏やかじゃないね。あの二人ある意味、花城夫妻と同罪。歌子さん、このドラマで一番気の毒な人かも。謝罪に来た二ツ橋さん、なんか「ホテル」の時のあの人みたい。比嘉家の人って歌子さん以外ちょっと無神経なんだよな。

  12. 魁光5品目 より:

    思っちゃったからしょうがないコーナー
    歌子の結婚相手は矢作くんじゃないかな?と予想。
    なんとなくと思ってますが、あとぎぼむすと同じカップリングなんでそうなったら面白いと思ってます(笑)

  13. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではごさいません様、また関係の無い事を書きます。「白い巨塔」と言えば、田宮二郎版と唐沢寿明版が個人的には好きですが、特に唐沢版で「財前教授の総回診です。」で始まる大名行列のシーンが好きです。ちなみにこのドラマ、原作は山崎豊子さんですが、脚本は井上由美子さんです。そう「ドクターX」の脚本家です。だからか。西田敏行さん(後白河法皇)も出てるし。

  14. 魁光5品目 より:

    歌子よ…。その為の検査、入院なんだよ。
    そこで身体が良くなったらきっと人生が楽しくなるはず。
    そして家族に思う存分恩返しすればいいんだ。その前借りなんだよ。
    このままだと闇堕ちする可能性大。
    想い人に結婚され、オーディションは不合格、病弱とこれでもかと不幸要素が詰め込まれた歌子ですが、今回の検査入院で全てが好転して欲しい。全てが報われて欲しい。
    今作で応援したい登場人物ナンバーワンです!

    正直歌子をヒロインにした方が共感できる人が多いのでは?と思うくらいです(笑)

  15. 名乗る程の者ではございません より:

    あくまでも個人的な感想だけど・・・

    フォンターナのイタリア料理は美味く見えない
    これは私がイタリア料理はトマトの赤色が目立つ方が好きだからとあまりフランス料理は好きではないことに帰因
    だからこそ、逆にジョジョ4部トニオさんのイタリア料理は美味く見える

    しかし、イタリア北部高級料理にはあまりトマト使わないのかなあ?
    元「ヒデとロザンナ」のロザンナさん(イタリア北部出身)の家庭料理レシピ本見ていたらトマトふんだんに使っているけどなあ

  16. 名乗る程の者ではございません より:

    日本初の心臓移植は札幌、生体肝移植は島根、造血幹細胞移植は金沢

    流行の最先端は東京かもしれないけど、医療に関しては必ずしも最先端とは言えないのかも?

    因みに次作「舞い上がれ」のヒロインが通う大学は浪速大学、「白い巨塔」の舞台と同じネーミング

    • 文月 より:

      今も昔も、特定分野の先端医療はかならずしも東京に限らないと思います。
      しかし、歌子の場合、いままで本格的検査を受けていないため、何の病気かもはっきりしません。
      それ故の大病院・総合病院(大学病院)があり、縁者のいる東京(東京~横浜付近)という選択かと思います。
      すでに、心臓の病、血液の病、、とあたりがついていれば、いきなり札幌なり、金沢なりということになるでしょうが。
      その背景には那覇の大病院が整備されていないことがあるかも。徳洲会病院も赤十字病院(新館)も琉球大学医学部も整備されたのは昭和50年代半ば。あるいは、米軍関係の伝があれば、アメリカ本国での医療をうけることになったかと。

  17. 落合明人 より:

    歌子ちゃんの治療東京横浜鶴見旅行料は良子ちやんが出してくれましたね多分教員のときの退職金の一部だと思います石川ん君が一部オダしてくれたんだと思いますなぜ今までニー二―だけ金雄送った分お歌子の治療費に使わなかったのか不思議です
    もし誰かが歌子ちゃんの病気が仮ににはっけつ病でしたら悲しい結果になりますかもね私の従兄弟が同じ病気で1年にに残念ながら亡くなりましたからね歌子ちゃんいい検査結果でありますようにお祈りしていますね
    ところで暗い話題いとまず置いといて
    歌子ちゃんの同僚なかったですね歌子ちゃんの恋人はやっぱり豆腐屋の息子かなその息子は今のところを暢子ちゃんだしね
    青柳君は愛子さんだしねそれとも暢子ちゃんの高校の同級生の雅夫君かなあるひ突然ブラジルから帰ってきて
    暢子ちゃんと横浜鶴見まかやで暢子ちゃんと6年部に再開でゴールインかな

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