ちむどんどん

二ツ橋がケガをして入院 / ちむどんどん 第51回

2022/6/20(月)第11週「ポークとたまごと男と女」

あらすじ

昭和52年(1977年)6月。フォンターナで働きはじめて6年目に入った暢子は、料理人としての腕を磨き、念願だった厨房の花形のポジションである「ストーブ前」を、たびたび任されるまでになっていました。

その頃、沖縄やんばるでは、働いていた会社をやめた歌子は家事の手伝いをしながら体を休めていました。一方の良子は、石川との仲が再び悪くなり離婚を考えていました。同じころ、賢秀は寛大の娘・清恵と口ゲンカを繰り返す日々を送っていました。

そんなある日のこと、フォンターナの厨房に衝撃が走りました。二ツ橋が大ケガをし、一ヶ月も入院することになってしまったのです。それまで料理人たちを指揮していたシェフ・二ツ橋がいなくなった厨房は混乱状態におちいりました。

二ツ橋が退院して店に戻ってくるまでの一ヶ月もの間、シェフの代行を誰かに任せるしかない。そう考えた房子は入院中の二ツ橋と相談しました。そして、シェフの代行として房子が指名した人物、それは暢子でした。

<<前回50回 | 次回52回>>

第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週 | 第15週
ちむどんどん|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

感想

比嘉家の人々の近況がとっても興味深い一週間の始まりでした。

歌子ちゃん

事前にアナウンスされていたストーリーの中に歌子ちゃんに関するものが含まれていなかったので、ブログ主は歌子ちゃんのことが心配だったのですが・・・

実家で家事の手伝いをして、元気そうに過ごす歌子ちゃんの姿を見て安心しました。

優子さん

一方、奥さまを早くに亡くした善一さんと、そんな善一さんのもとで、夫を亡くしている優子さんが働いているこの状況。

再婚もあり得るなとブログ主は考えていましたが、やんばる村のおばちゃんたちは、そのことを期待している模様。

善一さんもまんざらではなさそう。

あとは優子さんの気持ち次第といったところでしょうか。

良子ちゃん:ネタバレあり

良子ちゃんはほんの一瞬だけの登場でしたが、その一瞬の登場場面は十分すぎるほどインパクトのあるものでした。

良子ちゃんの視線の先にある机の上に置いてある紙は、教員復職のための書類かなと思っていたら、まさかの「離婚届」。

一時は仲直りしたかのように見えた良子ちゃんと石川くんですが、次週の月曜日の回には、すでに二人は別居しています。

今週から次週にかけて二人の関係はますます悪化するものと思われます。

ニーニー

ニーニーと清恵ちゃんが、いよいよ距離を縮めるフラグに入ったような気がします。

清恵ちゃんが見ているのはお見合い写真。

そして、ただひたすらに反発し合うニーニーと清恵ちゃん。

実にわかりやすいフラグです。

もしニーニーと清恵ちゃんが結婚したら、結婚後も間違いなく口ゲンカの絶えない夫婦になりそうです。

しかし、良子ちゃんと石川くんのような険悪な関係にはならないかと。

暢子ちゃん

房子さんからシェフ代行に指名された瞬間の暢子ちゃんの表情を見て、ずいぶん成長したものだと思いました。

これが数年前なら、ただ無邪気に喜んでいただけ。

シェフ代行に指名されて当然みたいな顔を浮かべてすらいたかも。

しかし、シェフの仕事の難しさをよ〜く理解している暢子ちゃんは、自分がシェフ代行に指名されるなど夢にも思っていませんでした。

今週の暢子ちゃんはシェフ代行としてかなりの苦労をする見通しです。

しかし、この一週を通して暢子ちゃんはさらに成長するのではないでしょうか。

やっと暢子ちゃんを安心して見ていられるようになりました。

Sponsored Link



予習レビュー

シェフの二ツ橋さんが店をやめてしまうという最悪の事態は避けることができたましたが、その二ツ橋さんが一ヶ月間にわたって店にいなくなる事態が勃発します。

二ツ橋がケガで入院したことにより、シェフを失ったフォンターナの厨房は大混乱状態になり、シェフ代行が決められるというのが今週のお題です。

そこでひとつ疑問が浮かび上がります。

前週、二ツ橋さんが退職を口にし始めたとき、房子さんは二ツ橋さんを引き留めようともせず、暢子ちゃんを驚かせるというエピソードがありました。

二ツ橋さんがいなくなれば厨房が混乱するのは房子さんほどの人だったら容易に想像がつくはずです。

にもかかわらず、二ツ橋さんから辞表を渡されてても房子さんは平然としていました。

房子さんは、二ツ橋さんが最終的に「店を辞める」ことを撤回するであろうことを見通していたのか。

それとも、今回「シェフ代行」に指名される誰かが、十分に厨房を取り仕切る実力があることを見込んで安心していたのか。

房子さんが何を考えていたのかがが、前週から今回にかけての一つの謎です。

というわけで今回、「シェフ代行」に指名されるのは誰なのでしょうか。

それが暢子ちゃんだとしたら、視聴者が納得できる理由は描かれるのでしょうか。

<<前回50回 | 次回52回>>

第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週 | 第15週
ちむどんどん|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    この物語は、きょうだいたちに対する、甘さと辛さが極端にしているのが特徴。
    とことんまで甘やかされて育ったクソ男は、はじめて出会う超辛口女性との
    会話が心地よいかも。やっと巡り会えたような。

    ねーねーは、とことんまでつきまとう、ストーカー金吾との対比で、押しても引いても
    まったく反応のないダメ男を選んでしまったけれど、やり直して金吾と再び
    出会うのもありかも。

    暢子はこれまで和彦にしろ智にしろ、陸上部の主将にしろ、ちやほやされて生きてきて、
    生まれて初めて自分に反発しか持たない同僚に出会って。でも、この先暢子が窮地に
    立たされたときに救いの手を差し伸べてくれるのかな?

    そしてどうしようもないのが歌子か。親友もいなければ、ライバルもいない。
    奮い立たせてくれた下地先生もあっさり消えて、誰が、何が歌子を引き上げてくれるのか。

  2. 丹善人 より:

    後継者を育ててこなかったツケが回ってきました、まさかやの両足骨折。
    そもそも、昨年に辞めるかも知れないとなったときから後継者養成を
    やっていくべきだったのに。つまりは人材不足。シェフの足下にも及ばない
    人間ばかり。

    クソ男、まだ続いていた。まあ性格も何もかも知られ尽くしていて、
    その意味では今さら飾る必要もないから気楽なんでしょうね。仕事も
    元々好きだったことだし。
    それに引き換え、まだ決断のつかない長女。何年悩んでいることやら。

  3. オペラ座の怪人 より:

    話を面白くするべく、
    のぶ子がシェフ代行、っちゅうのは、
    なんとなく、分かってたけど、

    今後、うまく行くのか?
    うまく行かずに、挫折して、
    それがまた、のぶ子を成長させるのか?

    他の男性コックさんたちの心境・心中、いかに?
    1人も、顔も名前も覚えてないけど。

    仲間お母さんの売店の、店長さん?
    仲間お母さんのことが好きなのか?

    川口春奈お姉ちゃん、離婚するなら、
    早い方が、色々とやり直せるぞ。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  4. 還暦のたつお より:

    暢子さん所作が料理人らしくなった。でも頭髪についてはクレーム付ける人いるだろうな。シェフの仕事。プロ野球に例えると監督にしてスタープレーヤー。なかなか大変。智君の片思いどうなる?あれっ善一さんって奥さん亡くなってたっけ。なんか怪しい中年男女。養豚場の若い二人喧嘩する程仲がいい?おいおい二ツ橋さんそそっかしいぞ。シェフ不在の厨房、修羅場。でもテンパってた矢作よりも暢子さんの方がまだしもですか?

  5. 魁光5品目 より:

    もう一度言います。鈍感は罪だと。

    この作品では男女の機敏がわからない悪い意味でピュアな方が非常に多いこと(笑)

    優子さんと善一さんという新たなフラグが立ち、良子と博夫は相変わらず上手く行かず。
    やっぱり金吾と結婚した方が良かったのでは(笑)
    そして賢秀と清恵はお似合いです。
    「お前のような女」って結婚確定フラグですよ(笑)

    二ツ橋さん不在のフォンターナ、案の定ぐっちゃぐちゃ。
    youtubeで餃子の王将の動画で二ツ橋さんポジションで「センター」というものがあるのですが、センターがダメだと回らないというかぐっちゃぐちゃになると、優良店のセンター役の店長が言っていましたね。

  6. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではごさいません様。BSで「ウルトラQ]を再放送した後、「ウルトラマン」を飛ばして「ウルトラセブン」を再放送してましたね。何でだろう。せっかく「ふたりのウルトラマン」を放送したのだから全話再放送して欲しかったですね。「ノーカット再放送、私の好きな言葉です。」(笑)

  7. 名乗る程の者ではございません より:

    今週のタイトルは河島英五さんの「酒と涙と男と女」のオマージュですね、因みに来週タイトルは2年間ぐらい経過して浜田省吾さんの「風を感じて」のオマージュかな?

    河島英五さん、「ふたりっこ」にも出演されてましたね
    東大阪出身ですから「舞い上がれ」でも何らかのオマージュがあればいいなと(河島さん自身、東大阪町工場の息子でしたし)
    河島さん、桑名さん、たかじんさん、松原ミキさんと大阪を感じさせ歌い継いでいたシンガーが若くしていなくなりつつある現在が寂しい限りです

  8. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    コメントありがとうございます
    全然関係ない返信コメントになりますが、土曜日深夜に地上波にて放送されてましたね、ウルトラマン「1作目」「30作目」
    まあ、作品に対してコメントしたらかなりの長文になりますので避けますが(特に30作のウーの回はホント「怪獣使いと少年」とならび胸くそが悪いので)、ひとつ思ったのは「シンウルトラマン」ではなく初代ウルトラマンを忠実にリメイクするならアラシ隊員とイベ隊員演じるのはサンドイッチマンのふたりかなと(フジ隊員は朝日奈央さんかな?)

    けど、個人的にはバルタン星人とゴモラの回が見たかったな

コメントを残す