ちむどんどん

暢子が優子の助言に従う / ちむどんどん 第55回

2022/6/24(金)第11週「ポークとたまごと男と女」

あらすじ

「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に言えることが暢子のいいところだ。優子からアドバイスを受けた暢子はこれまでのことを反省し、フォンターナのスタッフたちにこれまでのことを謝罪。気持ちを新たに仕事にと向き合いいました。

そのころ、東洋新聞社では社内情報が外部に洩れ騒ぎが勃発。しかしその日の夜には、社内情報を漏らした者が田良島であると判明。田良島は房子ののアイデアによって社内情報を社外に漏らし、そのことによって和彦の社内での立場を守ったのです。

一方、暢子は房子からシェフ代行としての働きぶりを認められました。また、暢子を支えたい一心で方々の農家をまわった智は、上質のズッキーニを大量に調達することに成功しました。その一ヶ月後、二ツ橋が職場に復帰しました。

同じころ、賢秀は就職活動に失敗して猪野養豚場に戻り、口ゲンカをした清恵と仲直りすることができました。沖縄やんばるでは、良子が教員に復職。石川との別居生活は続けながらも、夫婦の問題の落とし所を模索していました。

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感想

物語の前半が終わり多幸感であふれた回となりました。

本作が始まって以来、一番好きな回かも。

田良島さん

田良島さんが「理想の上司」として評判も上々でしたが、今回の一件で田良島さんはさらに男をあげました。

またフォンターナで騒ぎを起こした張本人でありながら、責任を部下になすりつけていた編集局長に房子さんが一矢を報いるとは。

房子さんと田良島さんの連携プレー、お見事。

ニーニー

ニーニーと清恵ちゃんの恋のフラグが立ちました。

さらに、清恵ちゃんの恋心が誰に向かっているのかを寛大さんはお見通しの様子。

いよいよニーニーの人生の転機が訪れることを期待したいところですが、次週の後半ではニーニーはどこかで知り合った女性会社員に一目惚れし、片想い状態になるのだとか。

まだまだ油断はできないニーニーです。

良子ちゃん

良子ちゃんはめでたく教員に復帰。

石川くんとは相変わらず別居生活が続くようですが、別居生活を経て石川くんにはもっと成長をとげてほしいもの。

実家の言いなりではなく、良子ちゃんの言いなりでもなく、自分の考え方をしっかりと持つ日は彼に来るのでしょうか。

歌子ちゃん

上京して検査を受けて以来、時間が止まってしまったかのような歌子ちゃん。

次週以降も、今のところ歌子ちゃんの変化が見えてきません。

ブログ主が最も気がかりなのは歌子ちゃん。

次週から始まる物語後半の中で、歌子ちゃんの変化を描いてくれることに期待しています。

暢子ちゃん

暢子ちゃんの成長ストーリーに一区切りがつきました。

予告にもあったとおり、次週から数週間は波乱ぶくみの展開が続く見通しです。

今回の最後の場面、暢子ちゃん、和彦くん、智くん、そして愛ちゃんの四人が食事をする場面、あれはきっと次週へのフラグ。

次週から新展開が始まります。

引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。

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予習レビュー

職場での人間関係の悩みを解決するためにニーニーにアドバイスを受けたところ、人間関係はますます悪化。

二ツ橋さんからもアドバイスをもらうものの、あまりピンと来なかったらしい。

そして暢子ちゃんは、優子さんに相談。

優子さんが、暢子ちゃんの悩みを解決するようなアドバイスをするようです。

また、優子さんのアドバイスを受けて、暢子ちゃんは矢作くんたちへの態度を改めるということですが、暢子ちゃんは相手を気づかうことをようやく学ぶのかもしれません。

まだしばらくは暢子ちゃんの修行の日々が描かれるものと思われますが、本作もあと一週間でちょうどストーリーの折り返し地点を迎えます。

成長をとげた暢子ちゃん、そろそろ次のステップに進むタイミングかもしれません。

本作の制作発表時のアナウンスによれば、暢子ちゃんは東京で沖縄料理の店を開業するのだとか。

そろそろ、沖縄料理店を開業するフラグが立つのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. tonko より:

    今作を今まで観て、男女差別に関する書き方が現代過ぎると感じた。
    昭和50年代、私が子供の頃はまだ共働きは珍しかった…田舎だったからか?
    専業主婦に対しての、あの広告に対する反応もそんなになかったように思う。
    今みたいにネットが無いからみんなの意見を聞けた訳じゃないけど、サザエさんのような家庭がまだ普通に受け取られていたと思うなぁ。
    なんか凄く令和的かな?と感じた。
    良子の問題が一番昭和らしいかな?

  2. 丹善人 より:

    お互い、最初は反発しあっていたのに、会えば必ず喧嘩をしていたのに、
    いつの間にやらお互い、気になる存在として、心の中に大きな位置を
    占めていく。
    これって、王道の展開でしょ。本来主人公に用いられる展開を、なぜ
    ここで使うのか。

    和彦と愛さんは、暢子が再会したときにはすでに恋人関係だったことは、
    暢子も承知しているあずなのに、何を今さら慌てることがあるのか。

    良子は無事に教師復帰。でも生活実態を石川家に知られたら一騒動ありそう。
    早く跡継ぎを産め、とか言われて乗り出してきそうな。
    しかし、印象的に、実話を元にした作品以外の朝ドラオリジナルドラマでは
    産まれた子どもが女の子である率が高いような気がする。

  3. あさのあさみ より:

    田良島さん、理想の上司過ぎる!!
    でも、発案は房子さんですよね?
    以前、イタリア人シェフとの取材も繋いでくれたし、房子さんには頭があがりません
    世間知らずの生意気な新人の社外研修を頼まれても断われませんね(笑)

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    先日「フィールドオブドリームス」を予備知識も期待もなく見て結果ドーンと泣いてしまったとコメントしましたが、類似ケースとして

    出張した際にホテルで「あ~眠れん!」となり、えちなビデオ見る気分でもなく「適当に邦画ビデオでも眺めてたら自然と寝ちゃうか」という感じで流していたところ、あまりにも内容が面白く最後まで見てしまいました、次の日は睡魔との戦いでしたが

    その作品タイトルは「電人ザボーガー」
    清恵さん演じている佐津川愛美さんが歌子ちゃん的に薄幸なロボットガールを演じています

  5. 沖縄大好き より:

    歌子ちゃんの未来、気になりますね。若くして亡くなってしまうという悲しい展開を否定しきれないところはありますが、歌手になるという夢を叶える展開を期待します。
    歌子ちゃんの声は素晴らしいけど、ブレスのタイミングと鼻濁音ができていないことがずっと気になっています。これは演出上わざとやっているのであって、ダイヤモンドの原石である歌子ちゃんの才能を伸ばす誰かが現れてくれるのではないか、という期待を持っています。
    しかしながら、脚本に信頼感がないので、不幸な展開の方に心が持っていかれてしまうのです。

  6. 底抜けに! より:

    「ありがとう」「ごめんなさい」を言うなんて当たり前じゃないか、だいたい「あり得ん」ニーニーのアドバイスにあっさり従ったのは何だったんだ、というのが昨日の感想でしたが
    今日の放送を見て、なるほど、ニーニーのアドバイスになるほどとあっさり従ったのは、「女だからと嘗められたくない」「必要以上に自分を大きく見せたい」思いの裏返しだったのかと気づきました。
    思えばニーニーも「ありがとう」「ごめんなさい」の言えない男、地道な努力じゃなく濡れ手に粟の一番星を狙う男ですが、それって、ダメダメな自分へのコンプレックスの裏返し。虚勢を張るんじゃなくて、自分は自分なりにそれでいいのだと思えるようになれば、「ありがとう」「ごめんなさい」が言えて、地道な生き方ができるようになるのかも。

    暢子ちゃん、あとは髪の毛の処理さえちゃんとしてくれれば、「暢子ちゃんらしい」料理のみちを探してくれるのかなと思いました。

    暢子ちゃんを代行にした理由は、前回のコメントでずんこさんが書いていらっしゃった通りかなと思いました。
    暢子ちゃんを中心にフォンターナが回るようになるなら、誰がシェフでも回るようになるだろうし
    「嘗められたくないと虚勢を張っていた」「自分は自分らしくしかできないけど、足りないところを助けて欲しい」と素直に言えるのは、暢子ちゃんならではで、矢作くんじゃ、性格から言っても現在のポジションから言ってもできないだろうからな。
    (そして、暢子ちゃんは間抜けだけど、料理のセンスは良い、とみんなが一目置いている部分は確かにあるのかなと思いました)

  7. ぱぽりん より:

    次週からはヒロイン暢子のコイバナが始まるようで、相手が和彦となるか智となるか沸いているようですが。
    ヒロインの恋愛に全くと言っていいほど興味のない自分としては、作劇的には最後、<矢作>になるかと想像します。
    でないと井之脇さんを起用する意味が希薄。
    ちなみに、和彦となれば視聴者女性層の支持を失うし、智じゃ面白くもなんともない。
    ここは、ひよっこでヒデと感じつつストーリーに引きずられて判断を誤った反省、として。

    果たして、どうなる??

  8. 秋桜おばさん より:

    いやぁ、田良島さんの評判ますます爆上がりですね。こんな理想の上司なかなかいませんよ。
    オーナーもいい仕事しましたね。
    三郎さんもみんなに目配りする頼りがいのある人物だし、寛大さんも懐が深いし。

    周りがしっかりした大人たちばかりなのに、主人公の成長はまだまだですね。
    「ありがとう」と「ごめんなさい」がちゃんと言えるのは社会人として最低限のマナーだと思うけど、まずそこからだったんだなー。

    暢子ちゃんを追いかけて上京して5年(?)
    智くんも報われなくて気の毒。
    良子ちゃんも金吾くんと結婚していたらと思うし、智くんも歌子ちゃんがいるぞーって言ってあげたい。でもまぁ上手くいかないのが恋愛なんだけど。

    暢子ちゃん、まさかの和彦くんLove?
    愛ちゃんとの2ショットをずっと見てきて今更…?
    うーん、どうか成就しませんようにって祈りたい(笑)

  9. オペラ座の怪人 より:

    のぶ子、良かったね。
    高嶋弟シェフが復帰して、
    「残念」なんて思うことなく、
    シェフ代行は良い経験だったけど、
    ほんとのシェフが復帰してくれて、うれしい!
    てな感じでせうなあ。

    川口春奈お姉ちゃんは教師に復帰ですか~

    で、次週予告で、恋の予感?
    新聞記者君には、同じ記者の彼女がいるんだろ。
    やっぱ、智(さとる)か?

    まあ、若い世代の話だから、恋愛もあるんだろうけど、
    結婚は、地獄だぜ。
    まあ、人によりますが。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  10. 還暦のたつお より:

    暢子さん、なんかまともになった。在るいは成長したか。やれやれ。ただ随分回り道した感あり。辞表を出そうとしたら大事件がって、刑事ドラマ?急に事態が好転。誰の仕掛け?えっ黒幕は房子さん?智君ここは男気見せたね(この表現も男女差別かな?)ニーニー復職?お嬢さんとは割れ鍋に綴じ蓋?お父さんとっくに気付いているよね。余談です。たまたまCSで「もっともあぶない刑事」を見てたら中原丈雄さんが悪役で出てて登場15分後くらいに殺されてました。こんな時代もあったんだな。

  11. 魁光5品目 より:

    今まで暢子に足りていなかったもの。
    それは謙虚さ。散々皆さんが言っていたことでしたね。
    これから視聴者のストレスが軽減されることを祈ります(笑)

    田良島さん、理想の上司すぎますね。
    部下を全力で守りつつ、悪を暴露する。
    圧倒的な主人公でした。

    智はズッキーニ探しの旅に…。
    岡山?まさか前作の…。

    賢秀はやっぱり清恵ルートのようで。

    いよいよ来週は暢子メインの恋のストーリー。
    ここで大波乱が起きそうな感じです。

    ちなみに博夫と上手くいかない良子。
    離婚して金吾と結ばれる予想していましたが、一旦膠着状態となりましたね。

  12. 名乗る程の者ではございません より:

    なんかモヤモヤする展開になるのかなあ?

    和彦くん、愛さんと結婚話があるということは既にそれなりの関係でもあるだろうし結納も終わっているのかもね、送迎車で通勤している愛さんですのでそこまでの関係もなく結納も免除されている可能性もあるか・・・
    これで二人が自滅するならまだしもモヤモヤする展開を経て暢子さんと一緒になるなら不倫からの略奪展開ということになるわな、婚約中という事実が認められるなら法的には慰謝料も認められるし

    「花子とアン」でなんとかこれは純愛だとしようとした展開があったけど、令和の現在では不倫は視聴者に叩かれ嫌われる展開なだと思うんだけどね、髪を束ねる云々よりも

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