舞が不安を冬子に告げる / 舞いあがれ！ 第24回

2022/11/3（木）第5週「空を飛びたい！」

あらすじ

大学が夏休みに入りました。テスト飛行に向けた体力づくりのため、舞のトレーニングはますます過酷なものになってきました。しかし、記録飛行まで１ヶ月の時間しか残されていない中、舞の体力は目標を満たすことが出来ずにいました。

そんな中で刈谷は、舞がペダルをこぐ脚力の目標値を下げることで、60分間ペダルをこぎ続けることができるようにする提案をしました。部員たちも刈谷の提案を受け入れ、設計変更に取り組み始めました。

しかし、そのころの舞はスランプにおちいっていました。減量も体力づくりも思うように進んでいなかったのです。そんな中、スワン号の墜落事故で入院していた冬子が退院。大学の構内で冬子と会った舞は、冬子から琵琶湖に誘われました。

冬子の誘いに応じた舞は、冬子の指導のもと琵琶湖の湖畔でロードバイクのトレーニングをしました。その日、舞が不安を打ち明けたことで、翌日から由良は舞に寄り添いながら体力づくりのコーチをすることになりました。

感想

なにわバードマンの面々

冬子ちゃんが怪我をして刈谷くんが抜けた直後のなにわバードマンは、見ていてつらくなるほどギクシャクしていました。

でも刈谷くんが戻り、皆の心が一つになった途端にとってもいい感じに。

舞ちゃんのためにフェアリングの作り直すことを率先して提案したり、その提案を先輩がここよく受け入れたり。

スランプにおちいり落ち込み気味の舞ちゃんの気持ちを察してくれていたり。

琵琶湖でのトレーニングから戻ってきた舞ちゃんを暖かく迎える部員たち優しい笑顔に涙腺が少しばかりやられました。

そして何より冬子ちゃんの安定感。

冬子ちゃんがそこにいるだけ、舞ちゃんはもう大丈夫だろうと安心できるところがさすがです。

さて、なにわバードマンの面々の登場は次週が最後になるはずです。

次週のどこかのタイミングで、舞ちゃんはなにわバードマンに休部を申し出ることになっているので。

でも、出来ることならなにわバードマンの面々は、この先どこかで再登場してほしい。

前回、五島の一太くんの再登場のフラグが立ち、一太くんが大好きな視聴者を感激させてくれました。

それと同じように、なにわバードマンも再登場のフラグによって、期待を持たせてほしいものです。

追記：舞ちゃんはやがて旅客機のパイロットを目指すことに。

そして、その先で舞ちゃんは小型飛行機の製造に携わるという展開が用意されています。

そのころ、刈谷くんあたりがドラマの中に戻ってくるのではないか。

ブログ主はそんな予想をしています。

多分、はずれるでしょうが。（笑）

舞ちゃん

減量は体力づくりが思うように進まず落ち込む舞ちゃんの、落ち込む最大の理由は、なにわバードマンの面々の努力に応えることができないことへのプレッシャー。

なにわバードマンの面々も優しいですが、舞ちゃんもまた優しい。

小学生時代の舞ちゃん編の、五島のばんばの言葉を借りるなら、人の気持ちを大事にすることが出来る性格を今もなお舞ちゃんは持っています。

今回は、その性格ゆえに深く落ちこでしまいました。

しかしいつか、その性格ゆえに、物事が良い方向に進んでゆく。

そんな舞ちゃんの姿を、一日も早く見せてほしいものです。

予習レビュー

夏休みに入り、舞ちゃんのトレーニングはますますハードに。

このことで思い出すのは、走るだけで熱を出して寝込んでいた舞ちゃんの小学生時代です。

走っても熱を出さなくなったのは、産気づいた一太くんのママのことを知らせるために、一太くんの家から祥子さんの家まで全力で走ったときのこと。

走っても熱を出さなかったことに、あの時は感激したものですが、今では過酷なトレーニングに耐えられるほどに。

そんなに簡単に体質が変わるものなのかと「反省会」のネタになりそうですが、ドラマの中で描かれる舞ちゃんの変化は十分にあり得ます。

これはブログ主の身内の話ですが・・・

ブログ主の身内の一人は、少女時代に病弱で、ちょうど舞ちゃんのように熱を出しては寝込むことを繰り返す日々。

この子は短命だろうとさえ言われていたとか。

その病弱な少女はその後どうなったのか。

昨年、100歳の誕生日を迎えました。

今は高齢者施設に入居していますが、その施設内で最も元気なのだそうです。