帰省していた吉田が戻る / 舞いあがれ！ 第40回

2022/11/25（金）第8週「いざ、航空学校へ！」

あらすじ

舞の班の面々は、吉田のために特別テストを都築教官に懇願。班の面々は、吉田に特別テストを受けさせることで、吉田が授業に遅れていないことを証明しようと考えたのです。都築は彼らの願いを受け入れ、吉田は特別テストに合格しました。

ほどなくして最終テストが行われ、宮崎本校での座学の課程が終了。舞の期の学生たちは全員が、宮崎本校での座学課程の最終テストに合格し、帯広校で行われるフライト課程に進むことになりました。

帯広校でのフライト課程が始まるまでに間、舞は久しぶりに東大阪の実家に帰省。浩太とめぐみは舞の帰省を心から喜びました。その頃、浩太は新工場の建設に着手したところで、多額の融資を受けたことをめぐみは不安に思っていました。

舞が実家に帰省中、悠人から小包が送られてきました。その小包の中には、金色の不思議な形をした人形が入っていました。その頃、悠人は個人投資家としての活動を始めていました。一方、都築教官は帯広の大河内教官に学生たちの引き継ぎをおこなっていました。

感想

航空学校編

航空学校編の最初の週が終了。

バラバラだった犯人たちが一つのチームとしてまとまるまでのプロセスを通して、メンバー一人ひとりのバックグラウンドが描かれました。

いかにもお調子者の水島くんがお父上との確執を抱えていること。

愛妻家を自認する中澤くんが、実は家庭崩壊の危機に瀕していて深く悩んでいること。

倫子ちゃんが商社で、かなり悔しい思いをし、そのことを今も引きずっていること。

純朴な吉田くんが、実は苦労人であること。

そして、感じの悪さを炸裂させながら登場した柏木くんが、実はとってもチャーミングな性格の持ち主であったこと。

複雑な事情を密かに抱え込んでいるキャラや、矛盾に満ちたキャラが大好物のブログ主は、ワクワクが止まらない一週間でした。

このキャラたちの変化をいつまでも観察していたい。

それほどまでに感情移入してしまった面々ですが、航空学校編が終わると面々の出番もなくなるのかもしれない。

航空学校ロスが今から怖いブログ主でした。

追伸：次週から登場する大河内教官は、ブログ主の大好物なキャラである予感がしています。

大河内教官と会える日が待ち遠しい週末になりそうです。

第11週＆第12週

第11週＆第12週が、サブタイトルとともに追加の情報が発表されました。

そこで本欄で追加の情報の予習レビューを行います。

第11週「笑顔のフライト」

第11週は航空学校編のクライマックスに当たる週。

舞ちゃんが航空学校に入学した目的を見失うところまでが事前にアナウンスされていましたが、その後の展開が少しだけ明らかになりました。

舞ちゃんは再び目的を見直す、までは予想できた展開。

ところがその直後、たった一人で訓練機を操縦する実地の訓練で、舞ちゃんは大ピンチに遭遇するのだとか。

その大ピンチは、命に関わるような大ピンチ。

天候の変化で戻るはずの空港への着陸が困難になり、悪天候の中、たった一人で別の空港を目指すことになるのだとか。

朝ドラらしからぬ緊迫した場面が描かれるものと思われます。

また前週のサブタイトルの「別れと初恋」のうちの「初恋」が、どのような形で回収されるのかは不明。

しかし今週の後半で、柏木くんが舞ちゃんに対して次のような言葉を口にするのだそうです。

「これからも一緒に飛びたい」と。

その柏木くんの言葉を舞ちゃんは静かに受け入れる・・・ここまでが今のところ判明している「初恋」のその後です。

第12週「翼を休める島」
第12週が2008年から2009年にかけての頃が描かれることはすでにアナウンスされています。

2008年といえばリーマンショック。

東大阪の工場街はリーマンショックの影響で窮地に立たされました。

さて、浩太さんの工場はリーマンショックの前年に銀行から億単位の融資を受けています。

わざわざリーマンショックの前年に融資を受けるという設定にしたのは、リーマンショックの影響を描くに違いない。

そんなブログ主の予想はめずらしく当たってしまいました。

浩太さんの工場がリーマンショックの影響で苦境に立たされる展開が描かれることが判明。

さらに、舞ちゃんもリーマンショックの影響が逃れることができませんでした。

舞ちゃんは航空会社への就職の内定をもらうものの、入社は一年延期に。

個人投資家になった悠人くんも、リーマンショックの影響から逃れることはできないでしょうが、悠人くんへの影響は今のところ不明です。

一方、祥子さんがケガをしたとかで、心配なことばかりの年内終わり近くの一週間となりそうです。

予習レビュー

今回は、はじめのうちは心がバラバラだった班員たちの心が一つにまとまってきた様子が表現される回になるようです。

お母さんが倒れたことで帰省していた吉田くんが航空学校に戻ってきました。

しかし、お母さんはよほど重症だったのか、吉田くんが休んだ期間は１ヶ月。

授業に遅れたことで吉田くんは退学を考えるように。

そんな吉田くんを退学させまいと、班の面々が一計を案じるというのが今回のエピソード。

今回のエピソードはまた、今後、班員の一人が卒業できなくなる場面で回収されるものと思われます。

点数が足りないために班員の一人は卒業できないことに。

そのことを班員たちが嘆くらしいのですが、あの高慢な柏木くんが涙を流して仲間の脱落を嘆く場面があるのだとか。

今週、柏木くんがどこまで変化するかはわかりませんが、ツンデレに萌える瞬間を期待せずにはいられません。