舞いあがれ!

五島の人々が大阪に来る / 舞いあがれ! 第91回

2023/2/10(金)第19週「告白」

あらすじ

五島の物産展が開催される当日、舞は仕事を終えてから、五島の物産展に貴司を誘おうとデラシネに足を運びました。舞がデラシネに入ると、貴司が編集者の北条に自作の短歌を見せているところでした。

北条は貴司の書いた短歌に対して手厳しい評価を下しました。北条の言葉に対してその場に居合わせた史子は「一番のファン」として異を唱えました。その現場を目撃してしまった舞は、貴司を物産展に誘うことができませんでした。

舞は複雑な気持ちを抱えながら物産展へ。そして物産展が終わった日の夜、面々はノーサイドで打ち上げを開きました。その席で一太は百花に告白し百花はその告白を受け入れました。その一部始終を舞と久留米は目撃しました。

物産展の打ち上げが終わり、岩倉家の舞の部屋で久留美は舞に言いました。貴司への気持ちに素直になったらどうかと。しかし舞は、貴司とはこれまでの関係のままでいたい。告白してしまったら、もう幼馴染みに戻れないと久留美に告げました。

<<前回90回 | 次回92回>>

第19週 | 第20週 | 第21週
舞いあがれ!|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

感想

次週から始まる予定だった舞ちゃんの恋バナが、今回から始まりました。(驚)

(祝)一太くんおめでとう

次週から始まる恋バナの最初のフラグの役割を担うことになった一太くんの恋がみごとに実りました。

百花ちゃんが「一太さんのことをよく知らない」と言い出したときは、これは失敗かと思いましたが・・・

時間はかかりそうですが、二人はきっとゴールインをはたすことでしょう。

それよりも気になったのが告白直後の一太くんの一言です。

好きな人がいても島を去ってしまうので、自分は人を好きになってはいけないんじゃないかみたいなことを一太くんは口にしました。

これって、小学生時代のトラウマかもしれません。

小学生時代の舞ちゃんが五島に滞在していた頃、一太くんはほぼ間違いなく舞ちゃんに対して淡い恋心を抱いていました。

だから舞ちゃんが大阪に戻ると知ったとき、一太くんは実に悲しそうでした。

その後ずっと、この時の一太くんの淡い恋心と失恋は回収されないまま。

なぜ、あの時わざわざ一太くんに淡い恋心を抱かせ、そして失恋させたのか、その作劇上の理由が見えなかったのですが、ようやくそれが回収。

しかし、その回収は舞ちゃんの恋のフラグに。

見事な回収のされ方でした。

次週

舞ちゃんの恋の最初のフラグの役割を担った一太くんの恋は成就しました。

一太くんの恋が成就したという事実もまた、次週描かれる舞ちゃんの恋の結末のフラグであって欲しいと願うばかりです。

思えば貴司くんが最初に五島に行ったときのこと。

祥子さんの家に滞在中の貴司くんの姿を見て、一太くんは貴司くんが舞ちゃんの婚約者であると勘違いをしたことがあります。

あの勘違いもまた次週のフラグなのかなと、期待しながら思い出しました。

しかし次週の予告映像を見るかぎり、貴司くんと史子ちゃんの距離はますます近づく模様。

舞ちゃんよりも史子ちゃんの登場回数の方が多かったような気すらします。

そういう演出なのでしょうが。

また今回の最後で、舞ちゃんは久留美ちゃんに言いました。

貴司くんとは幼馴染みの関係のままでいたい。

もし貴司くんに告白してしまったら、もう幼馴染みには戻れない。

この舞ちゃんの言葉から、舞ちゃんは自分の中にある貴司くんへの恋心をはっきりと自覚していることが考えられます。

そして自覚している恋心から必死になって目をそむけようとしていることも。

久留美ちゃんに語った舞ちゃんの気持ち。

この気持ちが舞ちゃんの心にトゲのように刺さった状態から、次週の月曜日が始まります。

今週は悠人くんの挫折と再生などいろいろとありましたが、次週もまた心がざわつく一週間になりそうです。

次週もまた当ブログをよろしくお願いいたします。

Sponsored Link



予習レビュー

ここ数週間、五島の町おこしなどの様子が少しづつ描かれてきました。

今回は、五島の町おこしの延長線上にあるイベントなのでしょうか。

五島(または長崎?)の物産展が大阪の百貨店で開かれることになり、五島の人々が大阪にやってきます。

今のところ大阪にやって来ることが判明しているのは

・木戸さん
・さくらさん
・一太くん

の3名です。

毎週のように少しづつ描かれる五島の町おこしの進捗状況。

これまでは、もっぱら五島でのエピソードでしたが、ついに大阪にやって来ました。

そろそろ、五島の町おこしが大きく動き始めるフラグなのでしょうか。

それはともかくブログ主が期待していることがあります。

五島の物産展が開かれる大阪の百貨店が、願わくば大急百貨店であってほしいと。

祥子さんが船の上で使っているラジオが『ひよっこ』の乙女たちがつくったラジオというネタのツッコミをしたので、大急百貨店があってもいいかなと・・・

<<前回90回 | 次回92回>>

第19週 | 第20週 | 第21週
舞いあがれ!|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. 野間和子 より:

    心に重荷を負うところ潰されそうになる司君。以前のようにはならないとおもいますけど、ちょっと心配ですね。 どういうきっかけでここから立ち直るのか、楽しみに見ています。 結婚相手にするには頼りないけれど、しっかりした女性が添ってくれるんでしょうね。舞ちゃんは友達として失いたくないという気持ち、、それは過去の経験から、そう思うんでしょうね。もう、柏木さんのことはスッキリしたのでしょうか。 でも、失ってしまったことはやはり悲しく、友達で入ればよかったとも思うのは、わかるようなきがします。

  2. 和子 より:

    柏木さんとはもう友達には戻れないから、貴司君とは友達でいたい・という舞ちゃんの気持ちはよくわかります。私は個人的には舞ちゃんは貴司君とは友達のままが良いと思っています。結婚はどうでしょう…お隣同士で…親も親しい関係にある。。 結婚をすると、お隣のおばさんも姑になり、上手くいかないケースが多々あります。 本当にこのままがいいという気持ちなのでしょう でも、人生は掛けの一面がありますから、 恋というのは安全だけを考えていては踏み切れませんから、、難しいです。 舞ちゃんも今や立派な職業を持ち、成熟しつつありますから、 早々冒険もできにくいでしょう。 よーく考えて、一歩を踏み出してください。 柏木さんのことはいづれにせよ、もう一度なんらかの接触絵が欲しいですね。

  3. ずんこ より:

    舞ちゃん、自分の気持ちに気付いていましたね。
    それで自分で自分に、ブレーキを掛けている。
    関係が変わってしまうことが、怖いから。
    でも、時間は止まってはくれないよ。
    時間が止まらない限り、事態はいろんな要素で刻々と変化していく。
    その変化の中で変わらずにいようと思うなら、それはそれなりの努力が必要。
    流れを止めることは、難しい。
    その中でも変わらない努力をするのか、思い切って変わるのか。

    その変化は、間違いなく貴司くんを巻き込もうとしていますね。
    リュー・北條。
    今のところ、ものすごい俗物感ふんぷんだけれども、それだけでしょうか。
    「自分の内面と向き合え」は、案外正解かもしれない。
    貴司くんが歌人として一皮むけるには、今一度自分の内面と向き合わなくてはならないのではと思いました。
    自覚していない、自分の内面のドロドロとしたものと向き合う必要があるのかもしれません。
    彼が新たな境地に導いてくれるかも。
    今の、本当にそこにいるのか分からないような透明感のある貴司くんも、大好きなんですけどね。

  4. よるは去った より:

    百花「ほんま・・・・・・先走りし過ぎです・・・・・・・。」

    灯りがポッと点るような一言でしたね。

    百花「ゆっくりで・・・・・・いいですか・・・・・・・。」

    ハッピーですね、一太くん。

  5. 名乗る程の者ではございません より:

    ジャイアントキリング
    一太くん、玉砕すると思っていたわ
    昨年度末カタールでのドイツ戦とスペイン戦思いだしたわ
    脳内にサンボマスターの曲が流れたわ(初々しい恋愛といっらサンボマスターだよね)
    えがったえがった😄

  6. オペラ座の怪人 より:

    出版社の奴の、馬鹿野郎!
    とも思うけど、
    本を「売る」という営業活動を思うと、
    意外と当たっているような気もしますな~。

    一太、愛の告白、
    ああ、なんで、いつも、こういうシーンで、
    涙が滲んじゃうんだろう?

    そして、舞ちゃんの思い。
    うんうん、お友達でいて~。

    でも、次週予告を見ると、
    やっぱ、結ばれちゃうのかな~?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  7. ともあき より:

    舞ちゃんと貴司くんが結婚したら、嬉しいけれど…。貴司くんの気持ちは貴司くんのもの。
    ただまぁ、諍いのある三角関係はいやだなぁ〜と。 
    同じ人を好きになる史子さんや舞ちゃんの気持ちは決して間違っていない、そこにゴタゴタが発生するならば、男性がきちんと線引しないことによってでしか起こらないので、舞ちゃんの為にもはっきりはしていただきたいと思います。

  8. 丹善人 より:

    舞ちゃん、鈍いわけでは無く、関係性を壊したくないから、あえて言葉に出さない
    だけだった。でも次週、あの不吉な公園で・・・

    一太君、親や親戚同然の人たちがいる前で、堂々とストレートな告白。で、成功!
    よかったね。

    しかし、あの編集者、消えてくれ。ファンの女の子、正論です。やっぱりファンを
    自称しているだけあって、貴司君の本質をきちんと理解してくれている。ちょっと安心。

  9. ドンマイン より:

    イワクラ人手不足なら佳晴さんを雇ったらいいのにな。
    きっと頑張ると思うんだけど。出来る仕事がないのかな。

  10. 還暦のたつお より:

    さくらさん、三杯大盛りってあの体のどこに入るの?工場勤めを敬遠。これが日本のものつくりを衰退させた一因。リュー北條、こいつ全共闘世代の生き残り?感性古いよ。おまけにバブリー。あれっ時間が二週間スキップ。一太さん一世一代の告白、今週二回の告白(一度目は悠人さん)。えっ以外にも成功?貴司さん、サラリーマン時代の繰り返しにならなきゃいいけど。友達でいいって、強力なライバルが現れたのに取られて後悔しないの?

  11. 落合明人 より:

    舞えちゃんの御兄さんが久留巳ちゃんの御父さんに雨の中援けてくれたて久留巳ちゃんが看護師さんだったからよかったんです命拾いでしたねそれにしても私も泣きましたそれにしても舞えちゃんの御兄さん執行猶予蛾ついて刑務所だけを避けられましたね相当腕が立つ弁護士さんだったのかもね
    下手ォすれば舞えちゃんの御兄さんを今頃浩太お父さんと天国で参会していたかも知れなかったかもね

  12. ぷち より:

    確か、まんぷくで「大急百貨店」出てきましたよね。
    わぁ大急だ!と盛り上がったのを覚えています。
    今回も期待したいですね!

名乗る程の者ではございません へ返信するコメントをキャンセル