ブギウギ

ブギウギ 第20週「ワテかて必死や」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2024年2月12日 〜 2月16日放送

あらすじ

スズ子が取材を受ける

ある日スズ子は、三流ゴシップ雑誌『真相婦人』の芸能記者・鮫島から取材を受け、夜の女(街娼)についての質問を受けました。

ほどなくして、スズ子の記事を読んだ夜の女「ラクチョウのおミネ」が、激怒してスズ子の楽屋に押しかけてきました。

タイ子と再会

スズ子はおミネの誤解を解くために、夜の女たちが集まる有楽町のガード下に足を運びました。そんな中、スズ子は靴磨きの少年に出会いました。

不良にからまれ怪我をした靴磨きの少年を家まで送ると、その少年の母親はタイ子であることが判明。スズ子はタイ子の暮らしの援助を申し出るもののタイ子は拒否しました。

新曲『ジャングルブギ』

夜の女たちからの誤解が解けたスズ子は、タイ子の息子に仕事をやってほしいと協力を要請。一方でスズ子とタイ子はようやく打ち解け合うことができました。

そんな中、遅れに遅れていたスズ子の新曲を羽鳥が完成。新曲『ジャングルブギ』を披露するショーにはミネやタイ子もやってくるのでした。

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今週の展開

92: 2/12(月) 雑誌記者から取材受ける
92: 2/13(火) おミネが楽屋に乗り込む
94: 2/14(水) おミネとの話合い求める
95: 2/15(木) タイ子と再会するスズ子
96: 2/16(金) 本心を打ち明けるタイ子

予習レビューと史実のリアルエピソード

『東京ブギウギ』が大ヒットするまで

『東京ブギウギ』がレコーディングされたのは昭和22年(1947年)9月。

しかし『東京ブギウギ』の発売は翌年昭和23年(1948年)1月の予定でした。

そこで発売までの間に『東京ブギウギ』が人々に受け入れられるかをステージの反応によって確かめることになりました。

『東京ブギウギ』が初めて披露されたのは大阪の梅田劇場。

服部良一氏のもう一つの新曲『セコハン娘』と一緒に披露されました。

大阪の梅田劇場での公演で『東京ブギウギ』は大ヒット。

レコードが発売される前に映画『春の饗宴』の劇中歌としても使われました。

そして昭和23年(1948年)3月の日劇公演『東京ブギウギ』も大ヒット。

レコード発売によって、『東京ブギウギ』は全国的なヒット曲となりました。

夜の女

ドラマの中に「ラクチョウのおミネ」と呼ばれている夜の女が登場します。

演じるのは田中麗奈さんです。

「ラクチョウ」とは有楽町の略称のこと。

当時、夜の女たちが集まる有楽町や横浜は、それぞれ「ラクチョウ」「ハマ」と呼ばれていました。

ドラマの中に夜の女が登場するのには理由があります。

笠置シヅ子さんはシングルマザーとして子供を育てながら舞台に上がり活躍を続けていました。

そんな笠置シヅ子さんの姿は夜の女たちの憧れでした。

笠置シヅ子さんの主要な活躍の場もまた有楽町だったこともあり、劇場には笠置シヅ子さんを一目見ようと多くの夜の女たちが集まったのだそうです。

服部良一氏も自伝の中で次のように述べています。

日劇のステージのかぶりつきに、花束を持ち目を輝かせた彼女(夜の女)たちの姿を見ない日はなかった。
引用:服部良一著『ぼくの音楽人生』

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