2024/3/1(金)第22週「あ〜しんど♪」

あらすじ

新曲『買い物ブギ』を披露するワンマンショーに向けて、スズ子は稽古や衣装合わせを開始。そんな中でスズ子はタケシのマネージャーとしての仕事ぶりに不安を抱き、タケシのことで大野に相談しました。

山下も羽鳥もいなワンマンショーへの不安を口にするスズ子に大野は言いました。山下はスズ子はもう大丈夫だと思ったからこそタケシをスズ子に託したのだ。タケシのことを信じてあげてはどうかと。

そして迎えたワンマンショー当日。その日、タケシは寝坊して遅刻してスズ子の家にやって来ました。自分はもうクビだと深く落ち込むタケシに対して、正直に仕事に取り組むようにと大野は助言しました。

大野に励まされタケシはスズ子の楽屋に駆けつけ、スズ子に詫びました。そんなタケシに対してスズ子は、自分のステージをよく見るように告げました。スズ子の仕事ぶりを目にしたタケシは心を入れ替えるのでした。

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感想

今週は4つのテーマが語れました。

大野さんの過去、タナケンの病気、トミさんの氏がきっかけの山下さんの引退、そして一週を通して描かれたスズ子ちゃんと羽鳥先生の行き詰まり。

今週の振り返り:大野さんの過去

大野さんが家政婦として働かせてほしいとスズ子ちゃんに熱心に売り込んだ理由が少しだけ見えました。

大野さんは仕事に困っていたわけではありませんでした。

家族を亡くしてポッカリ空いた心の穴を埋めることが大野さんの何よりの望みでした。

スズ子ちゃんの家で家政婦として働けば、心の中の穴を埋めることができると大野さんは直感したのか。

それとも茨田りつ子からそのように言われたのか。

何はともあれ、スズ子ちゃん、愛子ちゃん、そして大野さんが仲良く歩く姿を見て、大野さんの心の穴は埋まったのだと思いました。

大野さんはもう家政婦ではなく家族の一員です。

今週の振り返り:タナケン

タナケンが病気に。

この病気によって今後のタナケンとスズ子ちゃんの共演映画はもうなくなるのかな?

タナケンのドラマからの退場の理由としてタナケンの病気が描かれたのでしょうか。

ドラマの中では描かれませんでしたが、羽鳥先生がスズ子ちゃんの音楽の師匠なら、タナケンはスズ子ちゃんの俳優の師匠です。

本作はスズ子ちゃんが歌手を引退して終了。

歌手引退後、俳優として大活躍するスズ子ちゃんの姿は描かれません。

もし俳優・福来スズ子の活躍も描かれるのあればタナケンは俳優の師匠として、もっと大きな役割をドラマの中で担ったはずです。

そんな重要な人物・タナケンさん、おつかれさまでした。

今週の振り返り:トミさんの氏がきっかけの山下さんの引退

山下さんが引退してしまいました。

山下さんのことが大好きだったブログ主にとって寂しい週でした。

トミさんの遺影の前で佇む山下さんの姿はいつまでも忘れられそうにありません。

記憶の悪いブログ主ですが、これまで朝ドラのすべてで必ず一つか二つ忘れられない光景というものがあります。

本作では遺影の前の山下さんの姿がそれになりそうです。

山下さんはもう一回だけ出番が用意されているみたいですが、タナケンと同様に実質的にドラマから退場です。

山下さんもおつかれさまでした。

今週の振り返り:スズ子ちゃんと羽鳥先生の行き詰まり

『東京ブギウギ』を超えるヒット曲を求められるスズ子ちゃん。

『ジャングル・ブギー』も『ヘイヘイブギ』もヒットはしたけれど『東京ブギウギ』には及ばない。

そんなスズ子ちゃんのプレッシャーは羽鳥先生も同じように感じているのでしょう。

しかし羽鳥先生もまたブギのネタ切れで悩んでいる。

羽鳥先生の場合は、ブギのネタ切れ以上に、音楽を心から楽しめたころの心のときめきも失ってしまったことも悩みです。

でもようやく羽鳥先生もトンネルから抜け出すことができたようです。

次週予告

梅吉さんが予告映像の中に登場しました。

予告の中の梅吉さんの映像では、梅吉さんはずっと笑顔でした。

しかしスズ子ちゃんの涙が、何が起きるかを語っていました。

予告にはスズ子ちゃんの実母のキヌさんも登場。

今回の最後、スズ子ちゃん、愛子ちゃん、大野さん、そしてタケシくんが家族のように描かれました。

今回の最後に描かれた家族は未来に向かう新しい家族。

一方で次週描かれるのは、過去の家族関係の清算のようです。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

『買い物ブギー』は放送禁止歌謡

『買い物ブギー』は放送禁止歌謡です。

「歌詞に身体障害者に対する不配慮な部分がある」ことが放送禁止にされた理由です。

具体的には、目の見えない人や耳が聞こえない人をあらわす言葉(現代では差別用語に当たる)が歌詞に使われています。

現在発売されているCDでは、耳が聞こえない人をあらわす言葉の部分だけカット。

一方、目の見えない人をあらわす言葉が含まれている歌詞は、その前後が丸ごとカットされています。

また、歌詞に「仁丹」という特定の商品名が入っていることからNHKでは歌われる機会がわずかしかありませんでした。

そんな訳ありの曲が『買い物ブギー』です。

ドラマの中ではどのように再現されるのでしょうか。

なお『封印歌謡大全』では、放送禁止歌謡を以下のように分類。

・当局による検閲(1920-1945)
・放送局とレコ倫による規制(1946-1969)
・反体制の時代(1970-1979)
・エスカレートする言葉狩り(1980-1989)
・規制の種は尽きず(1990-2007)

『買い物ブギー』は「放送局とレコ倫による規制(1946-1969)」に分類されています。

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