虎に翼

梅子の事案の相談受ける / 虎に翼 第61回

2024/6/24(月)第13週「女房は掃きだめから拾え?」

あらすじ

昭和24年(1949年)春、はるが亡くなって2ヶ月。寅子は「特例判事補」に任官し、仕事がますます忙しくなっていました。そんな中、多岐川は家庭裁判所の存在をより多くの人に知ってもらうために「愛のコンサート」の開催を提案しました。

多岐川は、コンサートに出演する歌手の選定を寅子に一任。多忙を極めていた寅子がさらに忙しくなったある日、元山すみれという名の女性が、家庭裁判所の当番を担当していた寅子のもとに相談にやって来ました。

遺産相続についての相談を受けた寅子は、亡くなった人の名前に見覚えがありました。元山すみれが持ち込んだ相談は、梅子の家族に関わるものだったのです。ほどなくして大庭家の面々と一緒に梅子が家庭裁判所にやって来ました。

大庭家の面々と元山すみれが一堂に会する中、遺言書の検認が始まりました。元山すみれは、すべての遺産を相続できるのは自分だと主張。一方で大庭家の面々は、元山すみれの遺言書は偽造されたものだと主張し両者は真っ向から対立しました。

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感想

「愛のコンサート」に呼ぶ歌手は誰?

多岐川さんによる「愛のコンサート」の企画はその場の思いつきだった。

多岐川さん、今日も安定して頭のネジが外れています。

多岐川さんの職業から考えて、頭脳は頭抜けて明晰であるとは思うのですが。

ところで多岐川さん発案の「愛のコンサート」では気になっていることがあります。

歌手探しを一任されたトラちゃん、次回あたりに多岐川さんから早く歌手を見つけろみたいなことを言われるかと思います。

その際に多岐川さんが口にするんです。

「福来スズ子を呼べないのか」みたいなことを。

その後、ライアンさんがかつての殿様人脈を生かして歌手が決まるのですが、その歌手がどんな人なのかは今のところ伏せられたまま。

でもライアンさんの華麗なる人脈の力で大物スターを呼ぶことに成功。「

そんな展開になるらしい。

まさか福来スズ子が「愛のコンサート」で『東京ブギウギ』を熱唱?

そんな場面をブログ主は期待しています。

道男くん

道男くんが違和感なく猪爪家で家族と一緒にご飯を食べるの図。

猪爪家の子供たちがなんでうちでご飯食べてるんだと指摘するまで、ブログ主は気が付きませんでした。

猪爪家の「部外者」がご飯を食べていることを。

それほどまでに猪爪家に溶け込んでしまった道男くんはまた、笹山の大将にも可愛がられているらしい。

道男くんは大将のおしゃべりがうるさいと言ってました。

でも大将にしてみれば、かつては一人で仕事をしていたのが、息子みたいな話し相手ができてうれしくたまらないんでしょう。

大将も道男くんもよかったね。

梅子さんと大庭家の人々

よねちゃん、ヒャンちゃん改め香子ちゃんについで、ついに梅子さんが再登場。

魔女ファイブ5人のうち4人が揃いました。

しかし、よねちゃんの再登場も香子ちゃんの再登場も、訳あり感でいっぱいでしたが、梅子さんの訳あり感もハンパない。

そもそも梅子さんは離婚したはず。

しかし今回も「スンッ!」を決め込む梅子さん。

でも「スンッ!」を決め込むしかない修羅場のような状況。

戦前、いろいろと受難の多かった梅子さん。

この度の受難は梅子さんの人生の中で最大の受難に当たるのかもしれません。

ところで、話を魔女ファイブに戻します。

梅子さんの再登場で魔女ファイブ5人のうち4人がドラマの中に復帰。

残るは涼子さまだけです。

さて、その涼子さまですが、ようやくその名前が玉ちゃんとともに出て来ました。

涼子さまと玉ちゃん、7月には再登場するようです。

7月のおおよその展開

本作の7月の展開のおおよそのところが明らかになりました。

トラちゃんは第15週で新潟に転勤。

新潟編のスタートにより新キャラが登場します。

また、7月の放送ではようやく涼子さまも再登場。

すでに華族のポジションを失っている涼子さまは思いがけない職種についています。

涼子さまのお付きの玉ちゃんも涼子さまと一緒に再登場を果たします。

第15週「女房は山の神百石の位?」
第16週「女やもめに花が咲く?」
第17週「女の情に蛇が住む?」

なお、ブログ主はトラちゃんが再婚に至るまでの恋バナが7月頃に描かれるのではないかと予想していましたが、またしても予想は外れ。

仮に再婚エピソードがドラマの中で再現されるとしたら、8月以降になるかもです。

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今週の主なトピック

今週、第13週で描かれるエピソードは主に2つ。

1つ目。

家庭裁判所の庁舎が完成したのにともない、家庭裁判所の存在と役割を広く世の中に知らせることに。

そして人手不足の中、判事補の仕事をしながら広報の仕事まで任されてしまう多忙を極めるトラちゃんの日々が描かれます。

広報の仕事まで任されたトラちゃんが手がける業務はコンサートの準備。

家庭裁判所を宣伝する小冊子だけでは足りないと考えた多岐川さんが「愛のコンサート」によって世間の注目を集めようと提案。

コンサート会場選びからコンサートに出演してもらう歌手の選定まで任されるトラちゃん。

歌手の選定を行う中で「福来スズ子」の名前まで飛び出てくるようです。

2つ目。

家庭裁判所の存在と役割が知れ渡る中で、遺産相続をめぐるある一家のトラブルが家庭裁判所に持ち込まれる。

ある一家とは「大庭家」です。

「大庭家」、梅子さんのご家庭です。

ご主人から離婚を突きつけられたことで「大庭家」を出ることになり高等試験の受験もあきらめた梅子さん。

その梅子さんがどういうわけか「大庭家」のトラブルの渦中の人に。

「大庭家」のトラブルはかなり複雑なので、次回の本欄より「大庭家」の事情を出来るだけわかりやすく整理してみます。

以上が今週の主な2つのエピソードです。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    訂正。「おーいハンサム」は別の武田さんでした。

  2. 中島立雄 より:

    武田さんって、空手が強くて、毎日、晩酌してる(「ワカコ酒」)イメージが、こういう使い方するには勿体無い女優さんなんだけどね。後確か「おーいハンサム」も。

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