あんぱん

のぶと嵩の結婚を祝う会 / あんぱん 第90回

2025/8/1(金)第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」

あらすじ

御免与から上京してきた朝田家の女性たちが集まり、のぶと嵩の結婚を祝う会が開かれました。集まった面々がにぎやかに過ごす中、登美子と千代子もやって来ました。千代子が登美子に声をかけたのです。

登美子は相変わらず自分の思ったことを口にして嵩をハラハラさせました。しかし、羽多子たちが登美子の言葉を上手に受け止めました。また、剛に一生分の恋をしたという蘭子に登美子は共感を示し、自分が一生分の恋をしたのは清だけだったと言いました。

そんな中、お手洗いに立った千代子がこの家のお手洗いは天井に穴が空いていたと驚きながら戻ってきました。千代子の言葉を聞いた登美子は、そんな家に住まわせてのぶが気の毒だと言うものの、のぶは幸せだと応えました。

面々が盛り上がる中、嵩はひとり宴席を抜け出しました。すると嵩の後をのぶが追って来ました。のぶは夜空を見上げながら言いました。二人で幸せを見つけようと。その翌朝、浅田家の面々は御免与に帰りました。それからしばらくしてクラは釜次のもとに旅立ちました。

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感想

今週は東京編の始まりの週ということもあり、東京編で描かれるエピソードの種がまかれるような週でした。

今週の振り返り:就職した嵩くん

高知新報をやめ、東京では思う存分に漫画を描くつもりでいた嵩くん。

上京して早々、嵩くんは八木さんにも自分の意思を伝えていました。

しかし、再登場した登美子さんによって嵩くんの目論見は早くも崩れ去りました。

登美子さんにすすめられて受けてみた三星百貨店に嵩くんは入社が決定。

嵩くん、採用されるとは思っていなかったので、採用された本人が一番びっくり。

そして入社後は、意外にも仕事ぶりが認められる嵩くん。

高知新報の入社時には採用面接でポンコツぶりを発揮し、不合格はほぼほぼ間違いなしの状態からのぶちゃんの機転で採用されることになった嵩くん。

ところが入社後に初めに配属された社会部では使いものにならない。

そんな嵩くんが、三星百貨店にすんなりと採用されて、入社後も活躍するとは意外でした。

でも、三星百貨店で仕事する嵩くんは、気のせいかいつも心ここにあらずの表情を浮かべている。

高知新報で月刊くじら編集室に異動した後の嵩くん、もっと生き生きと仕事していたような気もします。

やっぱり嵩くんにとっては不本意な就職だったのでしょうか。

そんな中で嵩くんが感じる焦り。

天才漫画家「手嶌治虫」への焦りです。

就職して自分が会社の仕事をしている間にも「手嶌治虫」は新作漫画を発表し才能を発揮する。

この状況だけでも嵩くんは十分焦りを感じると思うのですが、嵩くんを焦らせる要素はそれだけではありませんでした。

なんと「手嶌治虫」は医学生であることが判明。

「手嶌治虫」の本業は漫画ではありませんでした。

医学の勉強のかたわらで豊かな才能を発揮して新作を発表。

嵩くんの焦り、かなり深いことが推察されます。

そして、そんな嵩くんの焦りは次週以降の主要なテーマの一つになるはずです。

今週の振り返り:登美子さん

嵩くんが高知新報をやめたの月曜日の回。

週の始まりに嵩くんの高知新報の退社が描かれ、物語の舞台は高知から東京へ。

東京編が始まりました。

東京編が始まり、上京した嵩くんを待ってましたと言わんばかりに登場したのが登美子さん。

前回の登美子さんの場面は8週前の嵩くんの出征の場面でした。

あの時の登美子さんは、本作始まって以来、初めて母親らしい姿を見せました。

それまでの登美子さんが登美子さんだけに、出征の場面はそのギャップに泣かされました。

もし登美子さんが普通に優しいだけのお母さんなら、出征の場面であれほど泣かされはしなかったかも。

というか普通に優しいだけのお母さんなら、憲兵の前であんな振る舞いはできなかったはず。

いつも自分のことしか考えていない登美子さんだからこその振る舞いでした。

そう考えると、あの場面での登美子さんは母親らしく見える点以外は、いつも通りの登美子さんと言えるのかもしれません。

そして今週になって再登場した登美子さん。

登美子さんはやっぱり登美子さんでした。

嵩くんとのぶちゃんの夢など意に介さず、一方的に就職しろと迫る登美子さん。

嵩くんがプロポーズしようと意気込み、のぶちゃんもそれを期待しているその瞬間に乗り込んできて、二人の結婚の話を始めてしまう登美子さん。

そして今回も、まったく空気を読めない、というか読もうとしない登美子さん。

いつも通りの登美子さんでいてくれて、不思議と安心して見ていられたのも確かですが。

しかし、今回は登美子さんの意外な言葉を聞けました。

一生分好きになったのは清さんだけだったとか。

そして涙を流すほどに蘭子ちゃんに共感。

登美子さんの意外な一面を見ることができました。

ちなみに東京編に入ってから登美子さんの出番は増えるはずです。

そして、嵩くんに対して面倒くさいお母さんになってしまう理由もどこかのタイミングで登美子さんの口から語られるらしい。

東京編での登美子さん、これまで以上に目が離せない存在になりそうです。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

のぶちゃんと嵩くんが結婚?

今回、どうやらのぶちゃんと嵩くんが結婚するようです。

このページをアップした段階では「朝田家と柳井家の女性陣が集まり宴会」という情報しかわかっていませんが、身内だけの披露宴かと思われます。

今週、就職した嵩くんは中目黒に部屋を借ります。

どうやらのぶちゃんはその部屋に来るらしい。

そして二人は結婚、今週はそんな流れになりそうです。

リアル嵩くんの高知新聞の退社

今週描かれる嵩くんの高知新報の退社。

そして上京。

今週のエピソードは嵩くんの退社と上京は史実をモチーフにしたストーリーですが、史実と異なる点も多々ありうます。

そこで今回の本欄では、今週のストーリーの時代の史実をまとめてみます。

ドラマの中では高知新報という社名になっていますが、リアル嵩くんが勤務してたいのは高知新聞です。

ドラマの中で描かれた大地震をリアル嵩くんは体験。

しかし、大きな揺れを感じた後も二度寝したことで、自分はジャーリストには不向きであると考えたリアル嵩くん。

高知新聞に入社して間もなく一年というタイミングで退社を決意します。

リアル嵩くんが退社することを会社側に告げると、会社の上層部がリアル嵩くんを非難しはじ目ました。

会社は上京までの腰掛けのつもりだったらしい。

女の後を追いかけて行くらしい。

などなど。

そんな中でリアル嵩くんをかばってくれたのが「月刊高知」の発行責任者・中島及氏でした。

ドラマの中の東海林さんのような立場の人です。

中島氏は言いました。

リアル嵩くんが東京に行くのは志があってのこと。

だから、リアル嵩くんは必ず会社のために役に立ってくれるはずだと。

ドラマの中の東海林さんは組織の中では隅っこにいる人ですが、リアルの中島氏は会社内で大きな影響力を持つ長老格の人物でした。

中島氏の一声によって、リアル嵩くんは円満退社することができました。

そして、退社後もリアル嵩くんと高知新聞社との縁は切れることなく、良好な関係が続きました。

リアル嵩くんの上京から三越入社まで

昭和22年(1947年)6月、リアル嵩くんは上京。

上京してすぐにリアル嵩くんが就いた仕事は、田邊製薬時代の同僚が立ち上げたデザイン会社の手伝いでした。

また、上京してすぐに住んだ場所はリアルのぶちゃんの家。

とは言っても、リアルのぶちゃんも友人夫婦の子供部屋に間借りしている状態でした。

リアル嵩くんが最初に暮らしたのは、リアルのぶちゃんが間借りしていた上記の部屋でした。

そして上京したその年、日本橋三越で戦後初となる「日本広告展」が開催。

リアル嵩くんは「日本広告展」に応募し、3点が入選。

当時、日本橋三越は店頭の品揃えも回復しつつあるタイミングで、宣伝部員を募集していたところでした。

そこでリアル嵩くんは入社試験にチャレンジ。

昭和22年(1947年)10月、リアル嵩くんは日本橋三越に入社しました。

ドラマの中では登美子さんが三星百貨店の入社試験を受けるように勧めるという展開ですが、リアル嵩くんの三越入社のきっかけは上記のとおりでした。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗るほどの者ではない より:

    ごめんネガティブコメントで
    「星の流れに」っていろんな方々がカバーされた名曲だし歌い手によって持ち味があるんだよね、個人感だけど藤圭子さんのカバーには恨が感じられちあきなおみさんにのカバーには哀が感じられます、本家の菊池章子さんには時代を感じ八代亜紀さんのカバーには八代節特有のうねりはやっぱ絶品だなと(美空ひぼりさんのカバーは確かに上手いんだけどこの曲はひばりさんに似合わないかなと)
    この曲に対するリスペクト皆無の演出としか感じなかったなあ、ウケ狙いかも知れないけど笑えないなあ、個人的には
    原菜乃華ちゃんは「推しの子」でB小町のセンターやっていることが正しい起用なんだと思う

    やっぱ近いうちに視聴離脱するか

  2. あさのあさみ より:

    またもや強力な女性陣に囲まれる嵩くんw
    考えてみると、メイコちゃん以外は、婚約状態だった蘭子ちゃんも含めると皆未亡人ですね
    天寿を全うした釜ジイを除けば皆早すぎる死
    史実通り長生きすれば、嵩くんは誰よりも奥さん孝行な旦那さんです

  3. メイコさん歌唱により「星の流れに」確かに婚礼の場にはそぐわないよね。どうしても「肉体の門」を思い出しちゃう。鈴木清順監督版のDVD買おうかな。くらばあさんの微笑みのバストショット(クローズアップじゃない所がまた渋い)。ひよっとして彼女。これが最期かと思いきや、案の定でした。

  4. あっくんパパ より:

    恋の展開が無理筋な感じでは。
    もう少し史実に合わせた形で2人の関係が浮き彫りになる筋が見たいですね。
    楽しんで見ています。

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